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2018年9月30日日曜日

鬼の形相のアニメ

偏見みたいな話になって恐縮ながら、幼少の時に戦隊ものとか格闘系のアニメとか、たいていの男の子が好きそうなメディアとは距離を取っていました。まあ、ドラゴンボールとかが好きな知り合いの「必殺技」の練習台にさせられたからでしょうか。他に挙げるとすれば、きかんしゃトーマスも好きではありませんでした。確かにリアリティのある作品なのですが、特にモデルアニメーション時代にて、キャラクターが怒った時の形相がなぜあそこまで恐ろしくなるかが分からなかったのです。当時、あれを平気で観られる人が羨ましかったです。
今それを見てみても、釈英勝氏の『ハッピーピープル』とか大友克洋氏の『AKIRA』の鉄雄がキレたときの顔を思い出さずにはいられません。トーマスファンの皆様、大変申し訳ありませんでした・・・・・・。でも、おもちゃとかはある程度持っていましたし、CGアニメになってからは表情もマイルドになったかな~と感じております。

2018年9月23日日曜日

見てはいけない本

この間、SNS経由で少年誌の隣に成人向けのコミック誌が置かれていたという投稿を見たのですが、それを見たとき、高校時代のことをふと思い出しました。
当時、私は駅前にあった新古書店(現在は閉店しています)によく通っていたのですが、ある日児童書コーナーのすぐそばに鶴見済氏の『完全自殺マニュアル』がありました。しかもビニールもかけられずに置いてあったので、私は店員さんにすぐに連絡しました。本書自体もこわいもの見たさでちょっと読んでみましたが、気分が悪くなってすぐに閉じました。後日、自殺マニュアルの方もなくなっていました。
こういうの、けっこう難しい問題だなーとか思う次第であります(汗)

2018年9月8日土曜日

父性喪失

もし、私が赤の他人で想像力がなければ、彼女を「ゲーム中毒だから不登校になった」と、「父親不在の家庭だから、父性の欠如で不登校になった」と、「こんな子供が急増している今の社会は異常だ」と決定づけていただろう。実際、この少女の周りにはそういう大人がたくさんいた。
だが私は理解している。彼らが知っていることや理解していること、そして自分が経験しえなかったことをそんな風に語るのは、社会のためでも教育者としての使命でもなく、ただの弱者への支配欲と優越感だということを。

侮蔑スパイラル

その教会には、自分の願いを必ずかなえてくれるという少女がいた。ただし、彼女が叶えてくれる願いには条件があった。
「あなたの為に犠牲になってほしい人がいる限り、私は役に立つわ」
「いいわよ。あなたの自由に反省がない限り、あなたの道理を通してあげる」
我儘な子供をあやすような優しい表情の裏で、少女は冷たい笑みを浮かべた。
今日も無邪気に、際限ない欲望を抱えた人々が教会に訪れる。自分の願望の代償が、どれだけ恐ろしいものかを理解せずに・・・・・・。

2018年9月5日水曜日

コミックアート展VI

来る10月1日より、銀座モダンアート様にて開催される『コミックアート展VI』に拙作を出展いたします。もしお時間がございましたら、是非ともお立ち寄りくださいませ。いつも通り、私はキャンバス作品と小冊子などを出展させていただく予定でございます。
私は10月3日から6日までギャラリーに滞在させていただきますが、事情により席を外すことがございますので、どうかご了承くださいませ。
なお、拙作の売上金は西日本豪雨及び北海道地震の被災地に寄付いたします。
とき:平成30年10月1日(月)~10月6日(土) 13:00~20:00
(最終2日は17:00までです)
ところ:〒106-0061 東京都中央区銀座1-9-8 奥野ビル608
参考URL:http://ginzamodernart.com/?page_id=14251