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2026年10月29日木曜日

かっこいいと(自ら)いう問題

 最近、ネットで自衛隊の兵器、つまり戦車や戦艦、戦闘機などを「かっこいいぞ!」というタイトルで紹介している図鑑を知りました。まぁ、そこら辺の話ですが、子供向けの乗り物図鑑には高い確率で兵器が掲載されている場合がありますが、大体事務的な紹介に留まっていました。殆どスペックと簡潔で形容を排した説明・・・みたいな感じでしょうか。それがまともな紹介の仕方だと思います。児童書なら尚更・・・という感じでしょうか・・・。

そして、ちょっと前にも子供向けの乗り物図鑑にも自衛隊の兵器が掲載されており、某団体が抗議して増刷が中止になるという事がありましたが、寧ろこっちのほうに抗議すべじゃ・・・と正直思っています。あれだって、単なる紹介に留まっていたと思うので・・・。

子供が兵器を見て「かっこいい」と思うのは仕方が無いのかもしれません。その心理は否定しようがないです。私だってそういうゲームを数多くやってるし、そういう絵だって沢山描いてますから。子供の時は「ワールド・タンク・ミュージアム」という食玩も買いあさってましたし。
ですが、提供する側が自ら自衛隊の兵器を「かっこいい」と紹介するのはどうなのか?と思います。しかも、児童書という媒体で・・・。
災害による非常事態は経験していても、他国による侵略(戦争)をあまり経験していない日本だからそうなるのかもしれませんが、もし何かあれば、その切っ先が自分にも向けられるという危機感が足りない言葉だと感じます。まぁ、ロシアのウクライナ侵攻においても、「キエフの幽霊」とか「エースコンバット」みたいな受容の仕方が、SNS上では蔓延してますし・・・。

で、ここで思い出したのはやはり高橋 邦典氏のフォト絵本『ぼくの見た戦争:2003年イラク』です。内容がかなり生々しく、はっきりいって子供に推奨はできないものですが、「かっこいい」とされる(イラク軍・アメリカ軍双方の)兵士がバグダッドに近づく内にどんどん死体になっていき、「かっこいい」とされる兵器が社会の秩序を破壊し、醜い人間の本性を暴き出していく様子は、ああした「点」でしか見ていない兵器の現実を、それが一旦行使されたらどうなるのかという「線」という部分を容赦なく写し出していると思います。

だからこそ、一番印象に残っているのは血なまぐさい写真ではなく、バグダッドの大通りを走行する戦車の前を、テレビを略奪し、台車に乗せた市民が何食わぬ顔で通り過ぎていく写真です。ひとたび戦争が始まれば、社会はこういう風になるという事を、一番生々しく伝えているシーンであり、もし日本で兵器が実戦で行使される事があれば、こういう事も十分にあり得るというのは理解しておいた方がいいでしょう。上の方で『ぼくの見た戦争:2003年イラク』は子供に推奨できないとは書きましたが、自衛隊の兵器を「かっこいいぞ!」という(礼賛じみた)言葉で紹介する子供向け図鑑を見ると、「ああいう絵本が無ければ、分別はつかないんじゃない?」という思いも正直あります・・・。 

2026年10月28日水曜日

敷居の問題、再び

この文章でも、敷居がどうたらみたいな事を書きましたが、基本的に、初心者排他よりも敷居が低い方がいいに決まっています。今、自分が行っている活動と照らし合わせても、一部のギャラリー経営者やアーティストが「ニワカ」に侮辱や嫌味を表明しながら、高尚ぶってるのを見ると尚更だと感じてるんで・・・。それと、鉄道ファン界隈とかガンプラ界隈みたいなものを見ると、やっぱりな・・・という思いです・・・。何か初心者を踏みつける事が前提になっとる界隈って、性質上その文化すら汚しとるよな・・・と・・・。

ですが・・・何か『みい山』の炎上騒動を考えると、どっかで敷居の高さが必要悪で要るジャンルは、確かに存在するよね・・・正直思うんです・・・。なんていうのか・・・意図的に「社会通念上許されない行為」を楽しむようなコンテンツって・・・あるじゃないですか・・・。 エログロ・・・みたいな・・・。『みい山』みたいにセンシティブな分野を敢えて冒涜してるようなもんでしょうか・・・。大体、ああした分野は「なぜ人をいじめたり、傷つけたりする事が許されないのか?」というルールや責任の熟知、そして仮想現実の区別をきちんとつけられた上で、楽しむ資格が得られるものなんだと思います(だから、子供でも好きだから何でも容認・肯定すればいいのか?という話です)。
じゃないと、人権や自由、民主主義などが「わかってない人」のせいでバカを見て、結局そういうのが波及して、表現の自由すら首を絞めてしまう結果になると感じてるんで・・・。だから「来る者は拒まず」もどーなんかね・・・と・・・。

だからこそ、わかった人だけが日陰でアクセスできる状況がある程度必要なわけで、それを一斉に日向に上げた結果、どうなったでしょうか?『みい山』を分別つけて楽しむ人ばかりでしたか?「みいちゃん」という新しい差別スラングが生まれたり、旧優生保護法の復活を訴え、植松みたいな犯罪者を擁護する人が、Xあたりですごいいましたよね?それに限った事じゃなく、(『みい山』みたいな作品の土壌として)そういう事をダシにした差別やヘイト自体の正当化が、一般商業でも結構進出している状況だと思います。貧困や依存症の患者をクズ呼ばわりしたり、吃音や言語障害の特性をネットスラングで茶化すような表現は、はっきりいえば白昼堂々見せるもんじゃないと思います。


何か、色々底が抜けてるような感じがする今日ですが・・・。

2026年10月27日火曜日

「Snowoman」を描きました

 新しい作品、「Snowoman」が完成したので、下にその画像をアップします。


 はい・・・もうライティングが激ムズだったんですが・・・何とか・・・という感じです・・・普通なら車の窓ガラスの表現を入れるんですが、それだと人物の主張が・・・という感じで、敢えて完璧な透明状態で描いています・・・。この天候だと金属の上面にも色は出るんで・・・その加減でも結構注意を払いました・・・。背景は見ての通り、主線無しだったんで結構楽だったんですが(笑)

で、タイトル通り「Snowoman」ですが、雪だるまの女性とドライブする女性・・・みたいな感じで描きました。 これは、レイモンド・ブリッグズ氏の絵本『スノーマン』からのオマージュです。あの雪だるまが、車に乗ってヘッドライト点灯を試すシーンのオマージュです。原作では運転まではいきませんでしたが、拙作ではこうしてドライブに出かけています(笑)車の方も図鑑や自分で撮った写真を見たりして、実車をベースに描き上げました。かなり至近距離のアングルなので、はっきり描いておかな・・・と思ったのです・・・。その努力を評価するのは、勿論お客様ですが(汗)

そして、『スノーマン』は、少年が意思を持った雪だるまと夜の町に繰り出す夢のような一夜を描いているのですが、それが冬という季節故に永遠に続かないというリアリティを敢えて突きつける事で、 空想は空想のままであるという事も、生きる為に大切な部分だと再認識させてくれる絵本でした。かといって、例え雪だるまが自然の摂理に負ける運命にあったとしても、ラストは後味の悪さを殆ど感じさせないという、百戦錬磨のプロとして配慮が行き届いていると思いました。これは、マイケル・モーパーゴ氏のノベライズ版でも書かれていますが、寧ろ来年になればまた雪だるまに会えるのではないか・・・という希望すら感じさせる所に、別れの表現を入れたブリッグズ氏の神業を私は見ました。

これは余談になりますが、私も含めて半端な児童書・絵本マニアみたいな存在はしばしば残酷だったり露悪寄りの展開を持て囃す傾向があると思いますが、大人の立場で趣味の悪い遊びをするより、読者対象である子供達がこうした無自覚な荒らしから守られ、業界関係者(作家・編集者・評論家など)も毅然とした反応で読者対象を守っていく事が、私達の言葉遊びより大切ではないかと思います。

2026年10月26日月曜日

雪を描きました

 もう・・・1月分はほぼ90%・・・という感じです・・・。

あとは降っている雪を描けばいい・・・のと、絵葉書の印刷くらいですかね・・・そして納品書も・・・。そしてキャプション制作・・・(泣)

雪・・・それを描いている内に、山下 達郎氏の「クリスマス・イブ」を思い出しました・・・。子供の頃、よく父親のカセットを拝借して聞いてましたっけ・・・。カセット・・・今はDL中心だろうし、CDすら買ってない自分・・・(汗)
そして、雪の話になりますが、大体人間も含め、自然現象というものは人工物と違ってランダムな構成なので、結構難しいです。人間の顔の正面ですら、実際には非対称だしなぁ・・・。

そういえば、国旗損壊罪の件(タイミングが遅すぎるようですが)ですが、あれに乗って国旗を汚したり傷つけるような人達も、アレだよなーと個人的には思います。自由や権利はある程度の帰属があってこそ成り立っていると思うんですが、所詮は安全圏からの悪乗りやネタでしか見れてない所に、何か日本の反権力系の運動への嫌悪があるというか・・・。ただ(仲間と見える)みんながやってるから内輪受けに加わりました以上の目的を感じられないというか・・・。

2026年10月25日日曜日

プリンタへの出力

 今度は、iPadで描いた絵を、プリンタで印刷し、それをベースにキャンバスに描いていく・・・という感じです。後ろ姿だが、大丈夫か・・・?

最近の精神状態で、ちょっと嗜虐的なタッチになってるから気をつけんと・・・とは思います。それで大学生活も悩んでたが、あの時は味方になってくれる人がかなりおったからよかったです。でも、そんな後ろ盾や言い訳が通用しない今、ある程度は一人で負の感情を処理していかなくてはならないので・・・結構しんどいかなと・・・。あ、四六時中じゃないですよ。そこは安心を(笑)

まぁ・・・会田 誠氏みたいにもう過激なもの描くスタミナないし、保守的になってるからね・・・表現の自由みたいな場所で・・・自縄自縛・・・。 

2026年10月24日土曜日

1月と5月

 早くも、来年における1月と5月の予定に関して、どんどんアレやコレやがのしかかってきてるというか・・・個展の事も考えないかんしなぁ・・・。

特に5月の方は、プライベート関係で通用するのかどうか・・・結構心配です。アレだからといって我儘が通用するとは限らんし・・・。 

だから今、iPadの方に絵を描いています。それをもとにしてキャンバス出力していくというか・・・。そういや「天才ペン」っていうツールを今、「Gペン(にじみ)」に代わって使っていますが、これがアミバ化せんようにやっていきたいと思います・・・それなりの高品質なツールだったんで・・・ね・・・(汗) 

2026年10月23日金曜日

PHP恐ろしや・・・

 何かPHPの話ですけど・・・あれ、正直PHP研究所の話かと思っていたら・・・そうした自分の平和ボケを凌ぐ事じゃった・・・恐ろしや・・・。

これで来年も乗り切れるかと思うと・・・不安です・・・。このブログにしても、インスタにしても、Blueskyにしても、どうなる事やら・・・。

そういやATMに行ってこようかと思います。買いたい本が見つかったので・・・。