最近、ちょっとネットを検索していて気になっていたギャラリーの一つに、Art Center Ongoing様がありました。ですので・・・この間、ほぼ日帰り旅行という形で東京に行き、お邪魔いたしました。やっぱりああした小ぢんまりとしたギャラリーが好きで、こちらのページのお言葉にかなり共感していたのもあるというか・・・。確かに「見下す」ような事は確かに存在するし、ああした風潮には誰かが「NO」を表明すべきで、そういうスタンスでギャラリーを運営されてこられたことに深く感銘を受けたというか・・・。
そして、私がお邪魔させて頂いた日、つまり7月10日ですが、ちょうど 村田 蜂紀氏の個展「トータス」が行われていました。村田氏のパフォーマンスや作品などを見るのは初めてでしたが、白い箱のようなものに入り、唸りながら黒いクレヨンで、白い画用紙をひたすら塗りつぶしていくパフォーマンスを見ていて、何か苦悶のようなものを感じていました。
下に、その様子をアップいたします。
丁度このような感じなのですが、(説明文を読んだうえでの、それこそ口下手な感想ですが)コミュ力という言葉が異常に持て囃される中、何かをすぐに対話スキルとして言語化しないと、スクールカースト下層としてイジられる・・・みたいに、かなり嫌な風潮があると思います。ですが、世の中ではそれこそ無理に言語化できない状況(世界レベルでも日常レベルでも)があり、村田氏のパフォーマンスを見るにあたり、すぐペラペラしゃべるより感情の発露として藻掻く方が寧ろまともではないか・・・と感じたりするのでした。 こういう事は、世間に流布している「コミュ障」という文脈とスティグマへの痛烈なアンチテーゼ・・・だと思ったり・・・。
なお、帰りは新幹線で、当然「のぞみ」を使いました。下に東京駅の様子をアップします。
ダブルN700S系です。ヘッドライトがケーニグセグっぽいですね。N700S系は徐々にその数を増やしているようで、私は左の編成で帰りました。やっぱり飛行機と比べると、新幹線は(電車と同じように)乗りやすく、降りやすい乗り物だなと感じています・・・。