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2026年9月19日土曜日

◎「空間彩添 Vol.4」にお邪魔しました

 アエルベース様で企画・開催されていた「空間彩添 Vol.4」にお邪魔しました。自宅に飾りやすいサイズの作品を集めた企画展という事だったので、いい意味で毒気を排した作品が展示されていました。まず、下に会場の様子をアップします。

 


 


そこで、やはり一番印象に残ったのが、飯村 武志氏の「Messer  Rocket」という作品でした。タイトルの通り、バブルカーの中ではイセッタと共に有名なメッサーシュミットKR200が、ロケットになっているんですが、やっぱり元々は航空機メーカーが作った車だから・・・そのルーツに対する、飯村氏の熱いリスペクトのようなものを感じました・・・!
何か、サーブとかブリストル、スバルみたいに、航空機メーカーのDNAを引く自動車って、結構存在すると思いますが、そこら辺のカッコよさって、ホントSFライクですよね・・・とも・・・。

ちょっと話がずれますが、メッサーシュミットを見たのは、小学2年生の時に連れて行って貰った、石川県にある日本自動車博物館で、実際にスタッフの方々の好意で運転席に乗せて貰ったんですよ・・・!あれは貴重な経験でした・・・!なので、その車は今でも特別な印象を放っています・・・!

まぁ・・・私が芸術オンチなせいで(汗)、メッサーシュミットの話ばかりになってしまいましたが、また機会があればお邪魔させて頂きたいな・・・と思います・・・!

2026年9月18日金曜日

『きみと友だちになれたら…!美少女転校生はド天然!?』を読みました

弓場 あずさ氏の 『きみと友だちになれたら…!美少女転校生はド天然!?』を読みました。イラストを担当された、せんちゃ氏の絵も良かったので、気が向いたら画集でも・・・という感じです。

主人公の七篠  梨乃は、影が薄い存在ですが、心の底から友達を作りたいと思っていました。そして、5年生を迎えた時に、容姿端麗だけど(客観的に見て)どこか発言がズレている少女、名取 胡桃が転校してきます。そこで早速、クラスの悪ガキである片桐 正也が彼女をいじり始めますが、胡桃は彼の悪意をさらりとかわし、ポジティブな意味に捻じ曲げてしまいます。そんな胡桃を見るうちに、梨乃は彼女に惹かれていき・・・という感じの話です。

で、話を読み進めていく内に、やっぱり「みんなキラキラ仲良し」の友情ほど脆いものはないよね・・・と思っていました。本当に相手同士を思いやる関係というのは、いつも優しく明るいものだけを見て、傷つく事を避けるのではなく、(それは、子供のキャパに合う形というのは当然ですが)時にはすれ違ったり、傷ついたり、相手が抱えている悩みを直視するネガティブ要素は必要悪ではないか・・・と感じました。人の痛みに敏感でなければ、梨乃も正也の腰巾着として、胡桃を揶揄して面白がっていたでしょう。
特に、物語中盤で梨乃達と一緒になるクラス委員長の小山 杏奈が抱えている闇は、ルッキズムという部分でもかなり重要な指摘をしていると思いました。アジア系が「ツリ目」と揶揄される人種差別の事例だってありますし。SNS(それはXやBlueskyにもいえる話ですが)で政治家を批判する際も、左派による「悪人顔」という罵倒が容認されている憂うべき事態も、度々見てるので・・・。

ですが・・・本作はちょっと片桐 正也に悪役のポジションを背負わせ過ぎてるんじゃないか・・・?と思いました。(これはほぼ同義語ですが)いじめやイジりというのは、一人の加害者が最初からみんなを扇動して始まるのではなく、複合的な要因が絡まって収束した結果であり、だからこそ被害者VS加害者と単純に白黒つけるのではなく、両者を含め、全員が自分の問題として考える要素が必要なのでは・・・?と正直考えてしまいました。

さとう まきこ氏の『 宇宙人のいる教室』や、白矢 三恵氏の『ぼくらの教室rpg』では、その辺りがかなり明確に描かれていたので・・・。

それと・・・これはかなり余計な事かもしれませんが、正也が梨乃を揶揄する際に「ドンくさいから『名無しのどん兵衛』」、給食がカレーうどんだったので「うどん兵衛」というのは、実際にそういう商品名のインスタント食品を製造する企業があるわけで、ちょっと思慮が無いな・・・と正直思いました・・・どうせするなら架空の商品名か、他のあだ名にすべきだったでは・・・とも・・・。 

2026年9月17日木曜日

先回りジャパン

 何か、かなり昔に、実家で祖母か母が持っていた子育て関係の本を読んだ事があります。タイトルも度忘れしてるし、うろ覚えで、いわさきちひろ氏がイラストを担当されていた・・・という記憶しかないんですが、何か幼稚園児で、水道の前でずっと手をかざしている子がいるんですよ。で、保育士がもしかして家は自動で水の出る水道なのかと思った所、本人が自発的にやって習得すべき事を、家族が先回りしてアレコレやった結果、ストレスで思考停止してしまう・・・みたいな感じの話でした。 
水道でも、本人が蛇口をひねる前に、誰かが勝手にひねって水を出す。お花畑を見ても、本人が「きれい」と認識する前に、母親が「お花がきれいだね~」と声をかけてくるので、子供の為に良かれと思ってやっていた事が、本人を結果的に追いつめていたという事態に、みんなが気づいて反省した・・・という形で一件落着していました(ようだった)。

で・・・こういう先回りしてアレコレと世話を過剰に焼くというのは、日本のドメスティックな環境だけではなく、社会全体に溢れていると思います。この文章でも書いてますし、こういう記事にも共感してしまう自分としては、電車やバスに乗っている際に、「無計画な注意放送垂れ流し」がまさにそうだと感じています。

この間でも広電バスや広電に乗っていて、ICカードの使い方や乗車マナーなどのアナウンスなんて、もう5回(可能なら7回)に1回でいいじゃん・・・という思いに正直駆られました。乗客がわからないからといって、小姑の小言のようにネチネチと流されるアナウンスに、あの幼稚園児の姿がダブったというか・・・。 ああいう幼稚園児か小学校低学年の生徒に言い聞かせるようなアナウンスを何度も聞かされると、こっちもかなりイライラしてくるんですよ・・・。調べなきゃ放送してくれというのも、大人なのか・・・とも・・・。
クレーム回避のアリバイ作りの為に、都市環境を粗雑に扱うやり方は、もうどっかでメスが入っていいんじゃないか・・・そう感じています・・・。

2026年9月16日水曜日

製造時期とキャラの変遷

 今も、角野 栄子氏の『小さなおばけ』シリーズは続いていますが、そこで佐々木 洋子氏もずっとイラストを担当されています。で、個人的に「ソッチのデザインが・・・かなり変わったなぁ・・・」と正直感じました。個人的には前の方が結構愛らしいと思うんですが、今のデザインも結構好みです(汗)

それと同じように、製造時期や増備時期、投入された路線等によって鉄道車両のデザイン変更(大阪モノレール1000系や京都市営地下鉄10系など)が結構あり、特に205系の「メルヘン顔」はともかく、相模線用の205系のイメージをぶち破るようなデザインを見ると、大幅にキャラデザが変更されたソッチを思い出すな・・・と・・・。 
まぁ・・・人生で初めて触れた童話の一つが、『おばけのソッチ:ぞびぞびぞー』だったので、アッチ、コッチの中でも特に思い入れが深いキャラクターなので・・・。

2026年9月15日火曜日

これっておかしい事なの・・・?

 何か最近、こういう記事を読みまして・・・。

 私は夏でも短パンは履かないので、すね毛の処理はしていません。昔のバイト関係で、それ関係の男性化粧品はかなり見たんですが(笑)ですが、ヒゲの処理はちゃんとやってます・・・一応、職場に出るんでね・・・。その時、理容師さんは本当にプロだなと思います・・・。

それと、髪も洗いやすさ優先の為に、ほぼスキンヘッドです(汗)0・1ミリのバリカンをいつも床屋で頼んでるので・・・。

でも・・・まぁ・・・「やる・やらない」じゃなく、毛の処理についてはホームレスや貧困層のように「できない」人も存在するので、そこを無視しても・・・という感じです・・・。ハードワークのせいで風呂に入る余裕もない人だって、沢山いる訳だし・・・。 

 

2026年9月14日月曜日

ラフと清書を公開します

 ここで、拙作(オリメカ系です)のラフと清書を公開します。上がラフで、下が清書です。


 
まぁ・・・あんまし用途は考えてないんですけど、これが自分で自分に対する初期案(笑)・・・といった感じです。やっぱり緑系の色っていいよね・・・という感じで・・・。

そして、次にやはり自分で下した最終案(笑)みたいなものも・・・アップします。


 
こちらは、札幌市営地下鉄6000形のデザインがホントよかったんで、なんとかロボットの形に落としこみたい・・・という感じで制作しました。なので、主線無しの模様が結構難しかったです・・・(汗)で、ラフとは違い、メインカメラの形が糸目から四角形の複眼に変わっています。そっちの方が、この顔でやるんだったら四角形でまとまった目つきがいいよね・・・と思い・・・。

複眼・・・何かAC4のOPにおけるアリーヤのカメラアイのギミックに結構影響を受けてますね・・・「(当時における)次世代作品だから、従来のEYEシリーズを凌ぐものを作ってやる!」というスタッフの方々の気迫を感じたというか・・・。 

2026年9月13日日曜日

『灰谷健次郎のどうわ:ようちえん ほいくえん』を読みました

 小学生の時に、灰谷 健次郎氏』の童話『けんちゃんのおばけ』という作品がかなり印象に残っていたので、それが他の童話と共に収録されている、『灰谷健次郎のどうわ:ようちえん ほいくえん』を読みました。で・・・まぁ・・・長谷川 集平氏の挿絵を見ると、私の自宅もそうですけど、今日のトイレは洋式が圧倒的多数だなと思いました・・・。実家も当然、そうだし・・・。『けんちゃんのおばけ』は違うアンソロジー集である『おばけにあいたい日の本』の(こちらでは、原 ゆたか氏が担当した)挿絵では、洋式でしたから・・・。

で、作中では「きんきんどう」というお店で、(多分親の店番を手伝っているのだろう)背中に派手な刺青を入れたおじさんが、それを褒めるとアイスキャンデーをくれ、逆にそれをディスる(「この刺青は消すのに消しゴム百個はいる」みたいな事をいう)と3発殴られるという、わかりやすいインセンティブを表明してるんですけど、おばちゃんに弱いという笑える弱点を持っているので、その類型的なガラの悪さと暴力性が見事に中和されています(笑) 

そして・・・主人公が予防接種を受ける際に、医者の前で覚悟を決め「しけい せんこく」というシーンがありますが・・・これは正直シャレにならんぞ・・・!と思いました。黒古 一夫氏が灰谷 健次郎氏を自著で批判していた事とは遥かに微笑ましいものですが、実際にこうした例がが存在し、「トゥルー・クライム」や「デッドマン・ウォーキング」とかいった映画を観ている者としては・・・ドキッとしました・・・思わず・・・。

その他には、『いっちゃんはね、おしゃべりがしたいのにね』という作品が収録されており、これも印象に残っていた作品でした。いっちゃんという、話す際にあがってしまい、上手くおしゃべりができない少女が主人公です。そして、とある問題で勇気を振り絞ったいっちゃんが、ラストにおいて「せ・ん・せ・い・お・そ・ら・の・く・も・が・や・ぶ・け・よ・う・よ」といういっちゃんのセリフを発するのと同時に、雲の割れ目から青空と太陽がのぞき、先生と一緒にそれを見上げるシーンは、私が読んできた児童書屈指の美しいシーンだと思います。これは、クララが立ったというような美化ではなく、いっちゃんが勇気を振り絞った後に、自然現象を心理描写に繋げる巧みさ、そこから先生の勇気にも繋がっていく事への展開が美しかったという意味です。すみません、これはホントに説明が難しいんですが・・・。

今日、要領がよく、ストレスのかからないコミュニケーション能力ばかりが最優先され、「コミュ障(あるいは、コミュ症)」という言葉でそうじゃない人達を篩にかけて排他するような風潮を感じますが、後者に当たる人達の方が、遥かに人間や世の中を鋭く見ていおり、深い判断を下しているのではないかという痛切なメッセージを、『いっちゃんはね、おしゃべりがしたいのにね』という作品から、灰谷氏の長年にわたる教職経験に裏打ちされた筆致から読み取ることができるようでした。

いっちゃんの「上手くしゃべれない」という事を障害者として気軽に処理するような世相も併せて、じわじわ伝わってくるような気がしました。 それを特性として茶化すような漫画やアニメには、とうていいっちゃんが最後に先生にいったセリフですら勇気ととる事ではなく、「発音がおかしいコミュ障」という認識しかできないと思いますが・・・。