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2020年4月30日木曜日

あなたを大人にする〇つのこと。を読みました。

あんねこ先生の漫画『あなたを大人にする〇つのこと』を読みました。
百合っぽい表紙に惹かれて買ったんですが、小学6年生の少女、コーハイと中学一年生の少女、センパイが大人の階段をのぼるためにエロを追求するという話なんです。
でも、大人になるためにエロ以外のこと(恋愛やお金のこと)に気がついて、二人がちょっと成長する所がよかったです。
自分は「気がついたらもうこんな年なの?」みたいな感じで、受動的に大人になってしまった人間なんで、もっと能動的にアレコレしておけばよかったかなと感じております。

なお、自分がエロの洗礼を受けたのは中学に入ってからでした(汗)
まさかあんなことやこんなことをが知っている奴がいるとは思わなかったんです・・・・・・。

2020年4月29日水曜日

アリいじめ

この間『アントブリー』というアニメ映画(食事中には見られない下品シーンや、ちょいグロが出てくるので注意!!)を観たんですけど、ちょっと生々しいものを描いてるなと・・・・・。
ストーリーは毎日いじめられている鬱憤晴らしに、アリの巣に水鉄砲やホースで水をぶっかける少年が、仕返しに魔術師にアリサイズに縮められて、アリの立場で生きていくうちに自分のやったことを省みるという内容なんですが、アニメだから(水をかけるという行為に留まる程度の)オブラートに包んでるけど、その本質が「アリを殺す」ということになるんじゃないかと思って、ドキッとしたんですよ。ほら、現実じゃそうでしょう・・・・・?
自分も小学生の時に面白半分でアリさんに酷いことしましたからね・・・・・・今となっては、ごめんなさいしかいえません・・・・・・。
それに、巣の中で水で流されるアリ達が、『ディープ・インパクト』という映画で巨大津波に流されるNY市民とダブりました。


2020年4月28日火曜日

ホンダロボットP2。

ずっと前の話です。クリスマスに親戚から『ホンダロボット P2』のプラモデルをプレゼントしてもらったことがありました。
あの時、プラモデルといえばガンダムとかクラッシュギアみたいな『架空の存在』をモデルにしたものばかりを目にしてきたので、実在のロボットのプラモデルもあるんだ!と謎の感慨にふけったことがあります。
なお、もらったP2はきちんと組み立てさせてもらったのち、最近は色を塗りなおしてボトムズとかアーマードコアの余剰品をつけた何かへと変化しております(汗)

2020年4月26日日曜日

「こだま」と「のぞみ」

新幹線を使う時、高校生まではほとんど「のぞみ」か「ひかり」でした。ですが学生時代を倉敷で過ごすようになってからは、各駅にとまる「こだま」をメインに使うようになりました。普通はのぞみが通過するような田舎の駅に止まり、停車駅によっては通過列車の待ち合わせのために10分くらい停車する様は、なんか200キロで飛ばすローカル線の電車といった感じがして、ああこれが「こだま」なんだなと謎の感慨にふけったことがあります(汗)
時間帯によってはこだまの車内は殆ど人がおらず、その中で夜一人さみしく過ごしていたことは、なんか印象に残っています。


2020年4月24日金曜日

コングレス未来学会議を観ました。

映画の中盤がアニメになっているという変わった映画『コングレス未来学会議』を観ました。まあ、なんか落ち目の女優さんが俳優業と引き換えに、自分のデータを映画会社に引き渡すんですけど、それから未来、映画会社は製薬会社に転向しており、吸引するだけでアニメのキャラみたいになって理想の自分になれる薬を開発、その会場に契約更新のために向かった主人公が、色々な目に遭うんです。
本作は作中前半のハリウッドや俳優本人への毒吐きとか、薬を吸引することで見られる理想の世界が凄く強烈でした。特に車を運転している所からの実写パートから、どんどん極彩色の海みたいな変な感じになっていくシーンはホントにやばかったです。
不謹慎ながら、終盤で個人の欲望が暴走してるようなアニメの世界から、荒涼とした現実の実写パートに切り替わるのを見たとき、ちょっとほっとしました。ああ、人間の世界に戻ってきたんだなって。
露悪厨みたいないい方で申し訳ないんですが、ここで私は監督の「現実を直視せずに、マリリン・モンローのまねごとで酔ってるようなお前らは、そうやって一生呆けてりゃいいんだバーカ!!」という声が聞こえたような気がしました(汗)


2020年4月23日木曜日

廃墟?

自分が住んでいる所の近くに、もうずっと誰も住んでいないアパートがあったんです。一階にはどういうことか、一軒だけ営業しているお店もあったんですが、それ以外は荒れ放題で廃墟同然でした。しばらくしてからお店も閉店し、貼り紙には「解体工事のため閉店します」という旨の文章が書かれてあったので、「ああ、やっぱりか」と感じました。

現在、解体工事が行われていますが跡地がどうなるのか楽しみです。

2020年4月21日火曜日

トイレスポッティング?

学生の時、トレインスポッティングという映画を観たことがありました。
薬物中毒の青年が将来を求めてもがく様を描いた群像劇なんですが、センスが良く下品でブラックな描写が盛りだくさんな映画でした。
その中でも挿入される音楽がよかったので、学生時代にサントラを買いました。特に主人公のレントンがベッドで幻覚に苦しんでいる時に流れる、アンダーワールドの音楽がよかったです。まあ、死んだはずの赤ちゃんが天井をハイハイしてきて、落ちてくるところはトラウマになったんですが・・・・・・。
で、身内がレントンがトイレに潜るシーンを指して、本作を『トイレスポッティング』といっていましたがいい得て妙だと思いました。もちろん否定的な意味でです・・・・・・。

2020年4月20日月曜日

模倣犯を読みました。

模倣犯という小説を読みました。
まあ、大量殺人を犯して世の中の頂点に立っているつもりの人と、今まで幸せに生活していたのに、そんな人のせいで苦しめられる人の対比がすごく丁寧に書かれていました。
ジゴサタという漫画でも、「普通に生きるのが嫌で、刺激的に生きるのが最高」という理由で連続殺人を犯した女性が登場しますが、本書のメッセージとなんか被るものを感じました。
最終的に完全犯罪者になったつもりの男が、思わぬところでボロを出してもう捕まるのを待つばかりという状況になっても、俺は選ばれた存在だと悪あがきをするんですが、それに対するおじいちゃんの言葉がよかったです。


2020年4月19日日曜日

レオンを観ました。

中学生の時、『レオン』をロードショーでやっていたので観ようとしたんですけど、明日は学校ということで、早々と寝ざるをえませんでした。
で、今回やっと『レオン』を全部観ました。
やっぱり孤独な殺し屋レオンと結ばれていくマチルダは、12歳にかかわらず非常に大人びて見えますね。ここで例えるのは何だと思いますが、まるで『マコちゃん絵日記』の常高望美ちゃんを思い出しました。特に色っぽく『ライク・ア・ヴァージン』をレオンの前で歌う所は、子供じゃなくてリアルな大人としてレオンに接してるんだなと感じました。

で、マチルダは麻薬取締局に家族を殺されてるんですが、その黒幕の悪徳捜査官スタンスフィールドも強烈です。何しろ殺人をクラシック音楽に例えて楽しんでいたり、突然キレて叫んだり、いきなり部下に銃を突きつけたりと、危ない人全開すぎてもはやコメディになっていると感じました。
特にトイレで復讐しに来たマチルダを見つけ、彼女を愛撫しながら「まるで面白くないからな、生きていたいと思わない者を殺すのは」というシーンと、(突入班にレオンを始末させるため)「総動員だ!」と絶叫するシーンは、レオンとマチルダの純愛と同じくらい印象に残りました。
こういう善悪を対比させるような作品で、どっか異常性のある極悪非道な悪役キャラが登場することがありますが、彼もその一人じゃないでしょうか?『ロボコップ』のクラレンスとか、『パンズ・ラビリンス』のビダルと同じように・・・。



2020年4月16日木曜日

『シェフ 三ツ星フードトラックはじめました』を観ました。

映画の『シェフ 三ツ星フードトラックはじめました』を観ました。
そういや地元でも、時々焼き芋を売る軽トラを見るんですが、この映画はネットの恐ろしさを色々と改めて教えてくれました。
一流レストランでシェフを務めるカールは、ある日自分の料理を評論家に酷評されます。
そこでキレたカールは、倍返しといわんばかりにTwitterで評論家を口汚く罵倒するのですが、DMで送ったつもりがツイートだったので炎上、レストランに来た評論家にもキレてそれがYoutubeに流されてクビになってしまいます。あのツイートは暴言すぎて爆笑しました。

そこで再起のために中古のフードトラック(移動販売車)をもらってサンドイッチを売りはじめるんですが、それがたちまち評判になり、今度はネットの口コミでカールは人気者になっていきます。
ネットにより、破滅の道を進んだカールですが、今度は逆にネットにより復活を遂げるという所と、自分を酷評した評論家に救われるところが、すごく皮肉なストーリー展開だなと感じました。

2020年4月14日火曜日

4時間の壁。

ずっと前、広島から東京に移動する際、飛行機(羽田着)を使ったことがありました。
で、新幹線では普通4時間くらいかかる所が、一時間で済んだことに衝撃を感じたことを覚えています。飛行機というのは、搭乗日のずっと前に予約しておくと安い場合がありますし、何より早いので飛行機の方がいいじゃん!と甘い考えに浸ったこともあるんですが、後で調べてみると待ち時間や乗り換え時間を考えると、やっぱり新幹線と大差ないたしいことに気がつきました。広島空港、山の中にあるからなあ・・・・・・。
もっとも、今の東京に行くメイン手段は夜行バスなんですが・・・・・・。

(おまけ)上の写真は、ずっと前に羽田の機内から撮ったトーイングトラクターです。
トーバーという棒を使わずに、後ろで飛行機の前輪をつかんでプッシュバックできます。

2020年4月11日土曜日

メガント3号機



最近、趣味でロボットものの小説を書いているんですが、それに登場する試作型ロボット、という設定で描きました。
ACVDに頭部が前よりにつくコアがあるんですが、胴体はそれにちょっと影響をうけています。そして頭部はザクではなく、殆ど知られていないドイツの車、Leichtbau Maierから影響を受けています。本車は一台しかプロトタイプがないそうで・・・・・・。

2020年4月6日月曜日

銃乱射とかの話

ずっと前に、『コロンバイン銃乱射事件の真実』というノンフィクションを読んだことがあります。なんか最初、あの事件はスポーツ選手のいじめが発端で、追いつめられた奴が事件を起こしたって話になっていましたが、10年くらいかけて取材するうちに、それはちょっと違うんですよ的な内容でした。
まあ、ロック音楽とかネットとかで、いじめの被害者の代弁者のようにマスコット化されていた二人の犯人ですが、本書はそうした話を淡々と破壊していきます。要するに、勝手に10代の葛藤をうたわれていたこの事件は、バカばかりの世の中を大量殺人で粛清することを夢見るような奴に、自殺願望を持つ奴がそそのかされたという話でした。

まあ、世の中には否が応でも『いばらの王』のゼウスというキャラみたいに、一定の数で人を殺して社会の頂点に立ちたい人っているんですよね・・・・・・。まあもう「まともな人VSそうでない人」みたいなイタチごっこのようなもんかと・・・・・・。

2020年4月5日日曜日

あやしの保健室の4巻を読みました。

せっかく好きだったシリーズが、もう完結とは・・・・・・非常に残念な思いです。
HIZGI氏の、児童書の健全さにちょっと毒を入れたような、エロ美しいイラストも楽しみだったのに・・・・・・。
今度、養護教諭の妖野先生は、元ラガーマンの熱血校長先生がいる学校に赴任します。
そこでもやっぱりいじめとか、両親の再婚とか、生徒会長という立場につけこまれて色々こき使われる子とか、保健室にかけこむ子供たちの姿には、やっぱり生々しいリアリティがあります。でも、それをさらっと書いてハッピーエンドにしている所が好きだったんです。特に『イケスカンク』というエピソードで、いじめの加害者を一方的に排除することなく、かといって「みんななかよく」的なエンドにもならず、いじめは損になるからやらないという結論を与えるところは、凄いと感じました。

ラストは1巻の登場人物に関係する形で物語は幕を閉じますが、もっと続きを読んでみたい作品でした。

2020年4月4日土曜日

◎六浦賀クレアと計衛。

あの『ユナイテッド・ステイツ・オブ』ジャパンという小説は、第二次世界大戦に勝利した日本と、オタク的想像力の先にあるロボット兵器とSFガジェットが支配する世界、そして容赦なきバイオレンス描写と、個人的にすごくツボにはまった作品でした。早く最終作である、『サイバー・ショーグン・レボリューション』を読んでみたいです・・・・・・。
で、今回は本作のヒロインの一人である六浦賀クレアと、その父親である計衛を描きました。ちなみに、上にあるメカはL0系の改良型がモチーフになっています。時速320キロはともかく、500キロで走る鉄道車両って、乗り心地はどうなんでしょうか?一度乗ってみたいです・・・・・・。

2020年4月2日木曜日

エクソシストのBGMとか予告とか。

もうずっと前のことですが、(うろ覚えなので、間違ったところがあったらすみません)NHKの番組で子供たちが、水俣病の朗読劇を外国の子供たちに披露するというものがありました。で、発表者の一人が患者のシーンで「映画『エクソシスト』の音楽を流したらどうか」と提案し、話しあいの末にそれはダメだろうということになる所が、やけに記憶に残っています。

要するに、患者が苦しむさまがホラーみたくグロいので、それらしくウケるネタをぶち込めば臨場感が出るという感じだったんでしょうか?最近の事象で例えたら、コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大がゾンビ映画みたいなので、それを演劇にするときにバイオハザードみたいな演出でエグさを狙ってみました的な?
コロナウイルスのみならず、最近もそんなことを感じさせる経験をしたので、拙いながらも作品にしてみたいと思います。

2020年4月1日水曜日

死刑確定。

あの事件、絶対死刑になると思ってましたけど、なっちゃいましたね・・・・・・。
今、これからどれくらいの期間で執行されるのかが気になっています。アレみたいに一年くらいで執行されるのか、それとも5~6年間、間をおいてから執行されるのかみたいな。

アレは結構衝撃的でしたね。小3くらいから世の中には犯罪として、殺人という行為があることを、薄々感じていましたが、それが小学校で起きて、しかも(ニュースごしに)法廷で暴言を吐く犯人の姿というのは、初めて見ましたから。ふつう殺人犯というのは法廷で下を向いて黙って立っているというイメージが強かったんです。

まあなんか死刑というと、あずみきし先生の『死役所』という漫画を思い出します・・・・・・。