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2019年10月31日木曜日

何がバズっているか

自分のブログを見てみると、なぜかこの投稿の閲覧数が異常に多いことがわかりました。
ただのフリーゲームの紹介なのですが・・・・・・(汗)

で、Twitterをやっていると、何がバズっているのかが薄々わかるようになってきました。
○○とか□□とか。
ああ、○○とか□□とかはやっぱり誰かの逆鱗に触れるんだろうなと思いつつ、自分もTwitter初心者でフォロワーも少ない身、ちょっとはバズって欲しいなと思いますけど、こういうことも感じて、極力○○とか□□に足を突っ込んで迷った挙句、地獄を見ないようにしたいという思いもあります。その為には○○とか□□に関わらないように地道にやっていきなさいということでしょう・・・・・・。


2019年10月30日水曜日

チャッピーを観てます。

お気に入りの映画監督の一人にニール・ブロムカンプ氏がいます。
ブロムカンプ氏の映画はどれも格好いいメカが登場するのですが、その中でも『チャッピー』がお気に入りの作品です。
近未来のヨハネスブルグで、治安対策のためにロボットの警官が開発されます。開発者のディオンは、自己成長するAIを開発、そのロボットを使って実験したいと考えていました。ですがライバルの元軍人、ムーアとロボットを使って借金返済をもくろむギャングの介入で、事態は思わぬ方向に向かいます。
そこで、AIをインストールされたロボットは「チャッピー」と名付けられるのでした。
結末はあえていいませんが、「幽霊みたいなものに科学のメスを入れた感じ」のラストだと思いました。人は死ねば無になるとか、天国に行くとか、誰も分かってませんし・・・・・・。
ですが、本作で一番強烈なのはディオンを妬むライバル社員のヴィンセント・ムーアでしょうか。ヒュー・ジャックマン氏が演じる屈強な体の元軍人は豪快な雰囲気ですが、見かけによらず粘着質で陰湿な性格です。指示に従わないディオンにキレて銃を突きつけて脅し、彼を失脚させるために様々な裏工作を仕掛けます。
そして、自信の開発した遠隔操作型戦闘ロボット「ムース」を操作してチャッピーと対決するのですが、その場にいたギャングを「クズ」とよんで笑いながら攻撃し、ムースのカッターでギャングの体を真っ二つに切断しておきながら、冒頭で「倫理観のある人間が兵器をコントロールすべきだ」と主張している様に、本作の強烈な皮肉を感じました。

透明人間

透明人間の映画といえば、中学生の時にロードショーで観たポール・バーホーベン氏の『インビジブル』が強烈な記憶として残っています。
ある天才科学者が国家プロジェクトである、透明人間の実験の被検体に自らなるのですが、元の姿に戻れなくなり、その苛立ちからどんどん狂気をエスカレートさせていく内容で、バーホーベン氏特有の底意地の悪い残虐シーンがてんこ盛りでした。
特に印象に残ったのは、熱源カメラ越しに同じく透明になった犬を、主人公がストレスと怒りの捌け口として壁に叩きつけて殺すシーンと、最初に実験動物として透明になったゴリラがネズミをかみ殺すシーンです。冒頭からいきなりネズミがふわーっと浮いていって、血と内臓をまき散らして潰れるシーンはもう、ね(汗)犬のシーンも直接的に殺害描写を写さないぶん、凄惨さが増しています。
で、この間ジョン・カーペンター氏の『透明人間』を観たんですけど、本当にコンセプトが逆だなあと感じました。本作は『透明人間の告白』という小説が原作なのですが、とある敏腕サラリーマンがひょんなことから訪問先の研究所で発生した事故に巻き込まれ、透明人間になってしまいます。
それを軍事利用しようと政府のエージェントの魔の手が迫りますが、主人公は最後まで悪事に手をそめたりはしません。透明であることを利用して人を殺したり、悪の道に堕ちるようなシーンはほとんどありません。むしろ悪に堕ちていくのはサム・ニール氏演ずるエージェントのほうなのですが・・・・・・。
本作のほうは、政府のエージェントと主人公の鬼ごっこをドキドキしながら楽しめる映画でした。

2019年10月22日火曜日

TAMENTAI GALLERY様にて拙作を販売させて頂くことになりました。

先日より、TAMENTAI GALLERY様にて拙作を販売させて頂くことになりました。広島を拠点に活動されているとのことで、同じ広島出身者として、ベストを尽くしていきたいと思います。
なお、販売ページはこちらになります。

販売させて頂く作品は、下の画像のように、三眼少女シリーズがメインになるかと思います。どうかよろしくお願いいたします。



2019年10月21日月曜日

肝心な時になくなるんです

自分はよく傘のない時に雨が降ってきたり、傘をどこかに置き忘れて(迷惑かけてすみません)しまったりすることがよくあります。そんな時は強行突破をしたり、レインコートを着て外出するんですが、よく『かさをささないシランさん』という絵本を思い出します。
主人公の男が、雨の中を歩くのが好きだという理由で傘をささないんですが、ある時それがおかしいというだけで特高みたいなものにとっ捕まり、拷問をうけるんですけど、どうしてそんなしょーもないことで暴行されなきゃいけないんだよと、小学生の時の自分は思いました。東京メトロ2000系が好きといって、営団ファンにリンチされるようなもんじゃないかこれ・・・・・・。
でも、そういうしょーもないことで人権をはく奪され、拷問されることがありうるのがこの世界の怖さなんですよね・・・・・・。

無敵の人?


京アニの放火事件とかカリタス小学校の事件(最近では車のフロントガラスをいきなり叩き割られた事件もありますね)とかの犯人が、金も社会的信用がない故の「無敵の人」とされ、そうした人間の犯罪が急増しているといわれていましたが、こっちもバイト生活なんで、ちょっとそういう系の話を聞くとモヤモヤするのです・・・・・・。
え?俺今もしかして犯罪予備軍って思われてない?的な?どうでしょうか・・・・・・。

2019年10月19日土曜日

『ディズニーの魔法』を読みました。

有馬哲男氏の新書『ディズニーの魔法』を読みました。
ディズニーのシンデレラやピノキオには原作がありますが、たいていの昔話と同様に、原作はバッドエンドだったり内容が凄惨だったりします。
それをみんなに受け入れられるようなアニメにどう改変していったのかが詳しく書かれているのですが、ただ残酷シーンを排除したり、本来なら死ぬはずの悪役をみんなで仲良くさせるなど、ストーリーを「子供向け」に甘口にするのではなく、ディズニーの作品としてどうリメイクしていったかが詳しく描かれていて、再び『リトル・マーメイド』とか『美女と野獣』を観たくなりました。
それに、原作の猟奇的な部分に対する有馬氏のツッコミも面白かったです。
でも、アースラ(舳先で腹を刺される)とかクレイトン(蔦が首に絡まり縊死)の死に方とかけっこうダイレクトで残酷じゃないですか・・・・・・?

2019年10月16日水曜日

War day


コーニー星の超大国、ブラウンアイとドローヴの間で行われていた、10年にもわたる戦争「大戦」は、ブラウンアイが秘密裏に開発していたロボット兵器「ダハク」の投入と都市部への無差別攻撃により、ドローヴはブラウンアイに無条件降伏した。
そしてドローヴの敗戦から100年たつが、ダハクの無差別攻撃の実態は当時からずっと語り継がれており、ドローヴにはそのことを扱った映画や小説も沢山ある。
戦後生まれの私も、学校で何度も先生や平和教育の一環として招待された戦争経験者の話から、ダハクについては何度も聞かされていた。
だが、ドローヴが大戦の時、領土を拡大するために南方にある大陸リバルスを侵略し、特にべリオル諸島の原住民を虐殺したという事実は、ダハクの被害の影にすっかり隠れている。
それを知ったのは、私の大学にべリオル諸島からの留学生が来た時だった。彼女は私にドローヴがダハクで攻撃を受けたのは、自業自得だといった。私はおどろいて彼女にいった。
「何でそんなこというの?この国では沢山の人が死んでるんだよ!?」
彼女は私を冷たく見すえていった。
「じゃあ、大戦でドローヴの兵士たちが私たちのおじいちゃんやおばあちゃんを、『緑髪のサル』と呼んで面白半分に殺していったことはどうでもいいんだ?リバルスでだって、そういうことをしていたよね?今じゃその虐殺をでっちあげだっていう人もいるみたいだけど」
私はその時、今まで信じてきたドローヴの戦後の姿が、砂上の楼閣のように崩れ去っていくような感じがしていた。


2019年10月12日土曜日

忘れていた街

「春の訪れ」と「帰省」をテーマにして制作いたしました。
背景の建物は旧東ドイツっぽさをイメージしています。
ですが、髪の毛の艶をさぼったり、四駆の手前の女の子が薄着だったり、色々と手抜きをしてしまったと感じております。外は寒いはずなので、もうちょっと厚着だったほうがよかったですね、はい・・・・・・。

2019年10月2日水曜日

『ブリグズビー・ベア』を観ました。

映画『ブリグズビー・ベア』を観ました。
話は両親と暮らす25歳の青年ジェームズが、お気に入りのTV番組『ブリグズビー・ベア』を見ている所から話が始まるのですが、彼は絶対に外に出させてもらえず、どこか歪んだ環境で生活しています。
そしてある日、警察がやってきて両親を逮捕。ジェームズは保護され衝撃の事実を知ることになります。ずっと一緒に暮らしていた両親は本当の両親ではなく、彼を赤ん坊の時に誘拐したこと。『ブリグズビー・ベア』自体もTV番組等ではなく、偽の両親がジェームズのために作ったフェイク番組であったこと。
当然続きを楽しみにしていた『ブリグズビー・ベア』も偽の両親の逮捕で観れなくなり、突然現れた実の家族との生活の混乱の中、ジェームズは決心します。
「それなら、自分がブリグズビー・ベアの続きを作ってやる」と・・・・・・。
そして、25年間もの監禁生活から突然社会に放り出され、呆然とするしかジェームズが、徐々に刑事や両親、新しくできた友人を巻き込みながらクリエイターとして頭角を発揮していき、単なる監禁事件の犠牲者ではなく、一人のクリエイターとして拍手で迎えられるラストのシーンには、ジェームズの達成感がこちらにも伝わってくるようでした。

ですが、本作の趣旨はそういうことではないと思うのですが、もう少し監禁事件について言及するシーンが観てみたいと思いました。
特にジェームズの本当のお父さんが番組制作に固執する彼に対して、「この25年は我々には苦しみの連続だった」「君を盗んだんだ」と私情をぶちまけるシーンがありますが、そういうシリアスな場面がもっと欲しいと感じました。ジェームズにとってはあのシリーズはなくてはならないもの。ですが、偽の両親は嘘の世界を与えて、ジェームズを洗脳してきたようなものですから・・・・・・。

2019年10月1日火曜日

ステータス・アップデートを観ました。

『ステータス・アップデート』という映画を観ました。
スクールカーストの下位にいる高校生カイルが、ひょんなことから魔法のアプリが入ったスマホを手に入れることから物語が始まるのですが、この魔法のアプリに投稿したことは全て現実になるのです。ここら辺がなんとなく某ネコ型ロボットの登場する漫画のようだな~と感じていたら、じっさいに同じことを感じている方が何人かおられました(笑)
そんなアプリの力を駆使してカイルは自分にない才能を獲得し、高校の人気者になっていくのですが、こうした話によくあるように、甘い話には罠がある的な展開になっていきます。
本作はアプリの力に翻弄されるカイルを通じて、SNS社会へのアンチテーゼやその承認欲求への風刺が込められていますが、それに絡んだカイルの家庭環境も見逃せません。
本編終盤でついに父親の化けの皮が剥がれ、その際のカイルの決断は本作最大の痛烈なシーンだと感じました。自分も抉られるような気分だったです。
まあ、あんな結末になったけど、お父さんマジで自分の人生を見つけて幸せになってください・・・。