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2019年4月28日日曜日

島村祥太君の作品展に行ってきました。

本日、段ボールで様々な乗り物やメカを制作されておられる島村祥太君が、元町ショッピングセンターにあるギャラリー、Alternative Space CORE様で作品展をされるとのことで、早速行ってまいりました。
やっぱりこだわりのある人は凄いものが作れるんだなと、改めて感じさせられる個展で、個人的にはアイアンマンのようなパワードスーツや、デロリアンのバッグが印象に残りました。今は亡きデロリアンの創業者とゼメキス氏が見ると感動するでしょう。
なお、幼少まで私はマンション育ちだったので、基町アパートのような複雑な構造の高層住宅には思い入れがあります。
基町ショッピングセンターで見つけた蝸牛です。久しぶりに見たな蝸牛なんて・・・・・・。

2019年4月20日土曜日

◎えいえんのメカ

(今回はピーター・トライアス氏のUSJネタです)
9番目のメカとは、機界上にて公開されていた絵本で、軽量級9番機のメカ、沙鬼号に登場する広島出身のパイロット、江乃雷(えのら)の活躍を描いている。
本作は広島で無差別テロを企てるテロリストとの激闘の中、誰が何といおうと祖国を愛し、身を挺して戦うことは尊いという作者の熱い思いが込められたストーリーと、(いささか誇張と捏造を含めた)スリルとロマンに溢れた内容からたちまち日本本国及びUSJで大人気となり、近年、某大手出版社により書籍化された。
現在、9番目のメカは日本及びUSJの児童書コーナーにおいて必ず見かける絵本である。

2019年4月19日金曜日

個展『ハルシネーション!!』のお知らせです。

来る2019年5月16日より、横川創苑様にて個展『ハルシネーション!!』を開催させて頂きます。ハルシネーションは英語で「幻覚」という意味です。
私は自身の理想を少女に託していますが、それはある意味幻覚ではないかとふと思ったことがタイトルの由来です。たぶん令和になってもそうした幻覚に基づいた生活は続いていくのでしょう。
本展ではキャンバス作品を始めとして、新作の小冊子も発売する予定ですので、お時間がございましたらどうかお立ち寄りくださいませ。
なお、拙作の売上金の一部は西日本豪雨災害の義援金として寄付いたします。

とき:2019年5月16日(木)~5月21日(火) 
11:00~19:00※最終日は17:00まででございます。
ところ:〒733-0011 広島県広島市西区横川町3丁目11−12
横川創苑 参考URL:http://souensouso.com/

2019年4月14日日曜日

PMC少女

ある日、親友だった彼女から私宛に手紙が届いた。
「この手紙を読んでいるのなら、もう私は死んでいます。ですが世界をあのような方法で手に入れ、君臨している彼女の存在だけは許せなかった。周りの大人たちも彼女の存在を忌み嫌っていましたが、安全圏から文句を言うだけで果たして何かをしたのでしょうか?
だからこそ、彼女を消すチャンスを逃すわけにはいかなかったのです。それでは、さようなら」
私は思わず不安になってテレビをつけた。するととある企業のビルが崩壊したという臨時ニュースが流れていた。乾いた音を立てて、リモコンが床に落ちた。

2019年4月9日火曜日

デッド・シティ2055の記憶

ずっと前に、ブルース・ウィリス氏目当てに『デッド・シティ2055』というSF映画を見たのですが、その設定が個人的にはちょっと強烈に感じました。
ウィリス氏演じる大富豪が富裕層向けの巨大なリゾート都市を建造します。そこではレプリカント(人造人間)が生活しており、会員登録させすればそこでレプリカントと会話や食事を楽しむことができます。
ですが、レプリカントは人間ではないので殺人や暴行までも許されていました。なのでそれでは飽き足りない会員たちが現実社会でも犯罪を起こしていました。
閉じられた世界でやりたい放題をやっている人が、ついに現実世界まで牙をむき始める下りはネット炎上とか、そのせいで誰かが人生を破滅させられる暗喩なのかなー?とうっすら思ったりしました。

狂気はゆるやかに



小学校の時に読んだ本で、ラジコンで操作するロボットの玩具がずっと印象に残っていたのですが、ラジコンと兵器というとどうしても軍事用ドローンが思い浮かぶので、その思いを形にしました。あの玩具はどう見ても「兵器」がコンセプトだと感じたので・・・・・・。
ところで、ドローンについて色々と本やネットの記事を読んでみると、オフィスワーカーのように普通に出勤と帰宅を繰り返しながらも、どこかで戦争をさせられているという「狂気」が「ゆるやかに」操縦者の精神を蝕んでいくという思いを抱いたので、こうしたタイトルになりました。
なお、タイトルは渡辺淳一氏の短編『恐怖はゆるやかに』からです。