―これまでのメディアによるチェックを腹だたしく思っていた作家たちがくりひろげた 今回の一連の批評は、彼らの意識が市民社会とほとんど変わらないこと、そこに完全に埋没していることを証してくれた。糾弾を恐怖のイメージとして宙づりにしたまま、その像の虚偽であることを指摘しようともしない。
塩見 鮮一郎『作家と差別語』より
ずっと前に、この公開日記で「創作物で時たま人を殺す医者が出てくるようね~」というような話を書いたと思います。
まあ、でもリアリティとか辻褄みたいな部分でスルー出来る作品ってあるんですよね・・・。例えば『きらきらひかる』で連続殺人者の開業医が登場するんですよ。なんか被害者の写真をコレクションして、それでマスをかくようなかなりアレな方なんですが・・・。
でもそれで不快にならないのは、半端な知識で医療にまつわる仕事を描いてないからだと思います。「メス=刺殺」「医療ミス=殺人」みたいな感じかな・・・?
まあこんな事を書いとるけど・・・自分もいい加減な知識で、下手な絵を描いて恥をさらしてるかもしれんしな・・・(汗)