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2018年12月26日水曜日

ダイナミックフィギュア

お気に入りの小説のひとつに、『ダイナミックフィギュア』(三島浩司作、2011年早川書房)があるのですが、その読書感想画を書きました。
内容は、四国を舞台にしたロボットアクションです。

ある日、地球外からの飛来体が人間の精神にダメージを与えるリングを作ります。そして、リングの一部が四国に落下、そこからキッカイという化け物が現れて人を襲います。そこで日本政府がキッカイと戦うためにダイナミックフィギュアというロボット兵器を建造するのですが、本作品は舞台が香川県なので、すごく親近感がわきました。自分も学生時代を倉敷で過ごした身として、宮脇書店本店とかに何度かお邪魔いたしたので。
そして、本イラストは全体的にセブンガーがイメージになっていますが、頭部の方はACVの影響もちょっと入っていると思います。右下の方は八栗ケーブルの駅かお土産屋さんにしようか迷いましたが、最終的に車に落ち着きました。

2018年12月19日水曜日

メカ・サムライ・エンパイア

『メカ・サムライ・エンパイア』(ピーター・トライアス作、2018年早川書房)の読書感想画を書きました。前作のUSJでは、表紙に描かれた人型兵器のメカはあくまでも脇役で、第二次世界大戦の腫物を容赦なく刺激するブラックユーモアと、残虐描写が満載の歴史改変SFでした。ですが、本作はそのメカとパイロットが主役に描かれており、健全なロボットバトルSFとして楽しめました。特に多脚メカが登場するあたりは、トライアス氏が真の愛を持たれたオタクであることが感じられました。

実は、私はこちらでも本作品をアップしたのですが、なんとトライアス氏ご本人からリプライを頂きました。拙い英語力で何とか返信いたしたのですが、やっぱり失礼になったかなとか、やめといたほうがよかったなという後悔もあります・・・・・・。

2018年12月16日日曜日

鞆の浦に行きました。

 この間、たびたびご一緒させて頂いている島村翔太君が鞆の津ミュージアムに作品を出展されているとのことで、急遽行ってきました。
 果たしてギャラリーにお邪魔させていただくと、あのダンボールマンや精密なダンボール細工などがをはじめ、ほかにも色々と純粋なトゲのある作品が見られて良かったです。たとえ方が不器用なんですけど、人形とかトイレを再現した作品を見ていると、子供が無自覚に描いた残酷な絵を見るのと同じ感覚がありました。私も小学校の時の自由帳を見てドキッとすることがあったので。
 自分もメカを描くのが好きですが、やはり島村君のこだわりには正直負けてしまう感じが否めないのですが、これからも頑張っていきたいです。

 
 ちなみに、鞆の浦へは福山駅から路線バスでいったのですが、まだこんなタイプのバスが走っていたのでちょっとびっくりしました。広島市内では絶滅危惧種なもので・・・・・・。