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2019年12月31日火曜日

1231。

12月31日ですね。
あまり大したキャリアも築けてないまま、20年代に突入しようとしています。このままだとどーしようとか、すごい不安があります。もし『げいじ
ちょっとマシな20年代になるといいけど・・・・・・いえ、みんなにとってといった方がよく聞こえますね。
でも、昔はあれ程楽しみだったクリスマスや正月が、ちょっとしたストレスになるとは・・・・・・。でも、どっかでめでたい気分もあるんで、複雑な気分です・・・・・・。




2019年12月29日日曜日

フィロソマ

中学生時代にプレイし、トラウマになったゲームに『フィロソマ』があります。
最新鋭の戦闘機で、救難信号が発信された植民惑星に降下、敵の攻撃をかいくぐる中、事態の真相に迫っていく・・・・・・という内容のSTGなのですが、まず、演出とか視点がかっこよくて斬新だと思いました。当たり判定が機体全体にある上、自機の速度が遅いので敵弾の回避がすごく難しいという難点はあるのですが、状況によって横スクロールや縦スクロール、しまいには3Dシューティングになって追いかけてくる敵を撃破するという所は凄く凝ってるなと感じました。多分スタッフの方々はシューティングだけではなく、演出の面白さをみんなに伝えたかったんだろうと思いました。そのせいか、自機であるストレガはSTG屈指のかっこよさですし、敵のデザインにもすごい美学がありました。
いや、美学がない自分がこんなこという資格があるんでしょうか(笑)

で、ストーリーなんですが、敵の苛烈な攻撃により、次々と死んでいく仲間、敵の「資源」として利用されていた生存者たちなど、本作をプレイした方々が指摘されている通り、『エイリアン2』の影響を非常に強く受けています。
そして、徐々に誤作動を起こして敵のコントロールに取り込まれていく戦闘機のAIとか、味方の死にざまとか、ラスボスを倒しても終わらない恐怖を示唆するエンディングとかが、そういう「恐怖」に対して練られたストーリーが当時すごく怖かったのです。
なので、フィロソマはSTGだけではなく、SFホラーの側面を持っていると思いました。

2019年12月28日土曜日

ダブルシューティング

ずっと前、プレイステーションで、『THE ダブルシューティング』というレイストームとレイクライシスが入ったお得なソフトを買ったことがありました。ちなみにレイクライシスはPC版も持っていました(汗)
で、レイストームをプレイしていて、本作品はかなりえぐいゲームだと思いました。
レイストームは人間が恒星間航行ができるようになり、遠い宇宙にある惑星に移住(つまり植民惑星です)できるようになった未来の世界が舞台です。ですが、それを統治するために作られた地球/太陽系連合軍は強大な軍事力を盾に高圧的な態度で臨んでいました。それに堪忍袋の緒が切れた植民惑星サイドは衛星セシリアを中心として反乱を起こし、地球を破壊してやると宣言します。そしてプレイヤーは地球政府の最新鋭戦闘機で、拠点であるセシリアを制圧する作戦に参加することになります。
で、めでたくラスボスを破壊した後、その衝撃でセシリアの全住民の70パーセントは死亡、衛星セシリアも大型惑星に落下しているため生き残りの住民30パーセントの生存も絶望的、しかもその全人口は70億人です。なので70億人を鏖殺するようなことを(少なくともゲームでは)単機でやるということに、このゲームの恐ろしさはあると思います。
そして、EXモードではもっと悲惨な展開が・・・・・・。
しかもこんな残酷な展開なのに、音楽はすごく明るくてリズミカルです。そんなギャップも、このゲームで行われる戦争の恐ろしさに、拍車をかけていると感じました。

レイストームの悲惨な部分ばかり見るような書き方ばかりしていましたが、4面の宇宙で行われる艦隊戦は視点が目まぐるしく変わる中、艦隊の間を縫っていき、荘厳なBGMにきりかわってボスである旗艦「ハンニバル」が現れる演出はいつみてもかっこいい以上の感情を抱いています。
戦闘機のR-GRAYのデザインもスタイリッシュで、中学生の時にはよくその模写をしていました。そのせいか美術部では孤立しとったなあ(汗)


2019年12月26日木曜日

日本子ども遊撃隊を読みました。

かなり昔の児童書『日本子ども遊撃隊』を読みました。
(本書が出版された当時から)近未来、沢山の怪獣が富士山に集結、このまま放置しておいたらどんなことになるのかわからないということで、日本子ども遊撃隊なるものが設立され、主人公の宙太くんも志願者の一人でした。
そして苛烈なしごきや、ターミネーターよろしく人間に化けて潜入してきた敵のロボットの排除、そして宙太くんの昇進を経て物語は進んでいきます。
ですが、子供相手とはいえども辞めれば死刑、日本子ども遊撃隊のために小学校は解体、生徒たちはその隊員になっているのです。
こういう所で、この戦いには色々裏があるみたいで・・・・・・?
物語は戦争反対、権力者を疑いなさいというストレートな内容でしたが、ハードな展開、濃密なミリタリー描写でスリリングさのある面白さもありました。

例えるなら、映画の『ゼイリブ』と『スターシップ・トゥルーパーズ』がいっしょになったような感じの児童書でした。



2019年12月22日日曜日

人生初のフリーゲーム

何事にも、人生初の経験というのはあると思いますが、人生初のフリーゲームはふみー氏の『魔女の家』でした。
ひょんなことから、大きな屋敷に閉じ込められてしまった主人公の少女が、トラップを回避しながら脱出を目指すフリーホラーゲームなのですが、トラップに引っかかった時の死に方が非常にエグイです。
なんか巨大な手に握りつぶされたり、縊死だったり、銃殺だったり、死に様は色々あるんですが、ただ内臓をまき散らしたり、血がそこらへんに飛び散るような描き方ではなく、相手の心に影を残すような奥ゆかしい演出で、悲惨さを感じさせるようになっています。
ところで、自分は残虐シーンは好きですが、行き過ぎたグロが嫌というだけです。
それと、ストーリーも、本当にダークファンタジーやホラーを愛する人にしか作れない、凄惨で陰湿な内容です。
本当のエンディングを見たときはもう・・・・・・。
これじゃないけどさ・・・・・・。


2019年12月20日金曜日

怒る少女

小学生の時、ほんの悪戯心で同級生のTが持っていた新刊の小説を盗んだことがあった。
本当は、子供なのに大人向けの本(一般書だ)を読んでいる自分は凄いという発言に苛立ったところもあるのだが。
そして、すぐに教室では犯人さがしが行われ、Yという女子生徒が疑われた。
「Yさんは、Tさんにめちゃくちゃいわれてるみたいよ」
と、夕食の後、リビングで母親が父親に、ため息をついた。
「あんな盗癖のある子供を同じ教室にいかせるな、もっと特別な教育が必要だって、先生にも電話でいったみたいで・・・・・」
「で、こっちにも電話が来たんだよね?Tさんから」
と、父親がいった。
「そうなの、でも、証拠もないのにYちゃんを犯人と決めつけるなんて、Yちゃんやそのお母さんへの悪意の賛同を強制されているような感じで、とうてい『うん』とはいえなかった」
Tが色々と自分の母親にいいつけていることは、同級生はおろか、保護者や教師の間でも有名だった。

それから数日後、お使いに行った時に偶然Tの母親とあった。
「あら、Rちゃん久しぶり!」
「こんにちは」
「あの、みんなにもいってるんだけど、Yちゃんと付き合わないほうがいいわよ」
「どうしてですか?」
「Yちゃんがもの盗んだことってしってるでしょ?あそこの家は色んな事情があって、Yちゃんもそういう影響を受けてるから、私たちの常識が通用してないの。世の中にはこういう家庭や学校で育って、大人になっても10桁の掛け算ができない人がいること、Rちゃん知らないでしょ?」

確か、Yの父親は失業中だったはずだ。そういうときだけ、この女は自分勝手なほど自信満々になることを、母親経由で私はよく知っていた。
「でも、私が犯人だろうって疑う子だっています」
私は嘘をついた。
「Tちゃんの本がなくなった日、私がTちゃんの机のそばにいたし、三眼症だからって・・・・・・」
「それはほんとに酷い人ね。だって三眼症の子を疑うなんて、立派な差別じゃない。許されることじゃないわ。もしこういうことでいじめられていたら、おばちゃんいつでも力になるわよ」
全く持って、予想通りの反応だった。

その時、私はこいつらの善意など、その程度でなんて都合がいいのかと感じていた。
それから、Tの母親を筆頭に、同じ育ちの保護者がYの家庭への抗議をくりかえし、それは殆ど相手を吊るしあげるような騒ぎになっていた。
私はその騒ぎを面白がり、後で何回も楽しむためにノートにくわしく書きためていた。

2019年12月18日水曜日

深いゲーム

自分の好きなゲームの一つに、SLAIというロボゲーがあります。
本作品は未来の世界で、SVというアーマードコアの要領で部品を組み替えたり武器を強化できるロボットに乗り、相棒であるチップというAIといっしょに戦闘競技「ランブリング」に参加して、世界一位を目指すという内容です。

本作品が好きな理由は、メカデザインをマシーネンクリーガーでお馴染みの横山宏氏が担当されていることもあるのですが、ストーリーが「深い」所もあるのです。
ゲームを進めるにつれ、仲間であり、ライバルであるはずの競技者が何者かに殺されていき、いったい犯人は誰なのか・・・・・・というサスペンス性がストーリーに加わってきます。
そして、殺人事件に便乗して被害者をネタにしたり、加害者とされた人物を歪んだ持ち上げ方をするネットメディアが現れたり、ネットいじめの被害者の自殺が事件の発端だったりと、こうしたネットに対する風刺があることで、本ゲームのストーリーが「深い」と感じた理由なのですが・・・・・・。

あと世界二位の座についているリンクスはナイスガイに見えますが、SLAIで一番最低のキャラだと思いました(汗)



2019年12月17日火曜日

ドント・ウォーリーを観ました。

今話題になっている映画『ドント・ウォーリー』を観ました。
内容は、実在した四肢麻痺の風刺漫画家、ジョン・キャラハン氏を題材にしたもので、作中にちょくちょく現れる漫画は、どことなく古川タク氏のイラストを思い出しました。いえ、風刺漫画からしく、エグイものもけっこうあるんですが・・・・・・。
で、キャラハン氏をホアキン・フェニックス氏が演じているんですが、四肢麻痺で車椅子生活を送る前、彼は色々な事情で酒浸りの生活を送っていました。で、友達の車に乗っていた時、お互い酒を飲んでいたので事故に遭い、キャラハンだけが胸から下がマヒしてしまい、車いす生活を余儀なくされます。
で、追い打ちのように友達は軽傷で済んだという事実を知り、なんでこういうことになるんじゃ~俺はすげえ不幸な人間じゃ~、酒をもってこんかいコノヤロ~と、介護人や病院のスタッフに当たり散らして荒れるキャラハンですが、持ち前の絵の才能と、禁酒会の主催者ドニーに「あること」を進められたことで前向きに生きていくことになります。
そして、事故を起こした友人に出会い、お互いの身の上の告白から、「あること」を実践し、それが受け入れられるシーンはすごくよかったです。





2019年12月11日水曜日

エンド・オブ・ザ・ワールドを観ました。

地球に接近している小惑星マチルダの迎撃に失敗し、その衝突は避けられず、3週間後に人類滅亡の日が迫った地球が舞台で、奥さんに逃げられた主人公のセールスマンがひょんなことから隣人の女性と出会い、彼女といっしょに高校時代の恋人を探すことになるのですが、主演がスティーブ・カレル氏なのでそうなんだろうな~という予感はしていましたが、やっぱりコメディタッチでした。
本作はこうした人類滅亡ものにありがちな暴動や、大都市破壊シーンが殆ど強調されてない所と、丁寧な人間ドラマ、そして、監督が女性であることから『ディープ・インパクト』とテイストが似てるなと感じましたが、やっぱり上に書いた通りコメディタッチであるということが大きな違いだと思いました。
それに、挿入曲もよかったです。特に中盤のレストランのシーンで流されるワン・チャンの『Everybody』は一番のお気に入りです。(恥ずかしながら)今までワン・チャンは知らなかったんですが、この映画でファンになりました。

ところで、個人的に、ディープインパクトはちょっと辛いシーンが多いと感じるのです。
シェルターへの生存権を子持ちの同僚に譲り、父親と和解するために結果として死を選ぶヒロイン、そしてシェルターの抽選に漏れたために自殺するヒロインの母親、ラストで核弾頭を搭載した宇宙船ごと彗星に突っ込む前に、幼い子供を前にして別れを告げるクルーたちなど、感動はしましたがやっぱり心のどこかで、陰りが出てしまう自分がいるのです・・・・・・。
まあ、自分の人間性が歪んでいる分コメディ映画が好きってこともあるのでしょうけど・・・・・・、。

2019年12月8日日曜日

◎伊東将軍



毎度おなじみ、ピーター・トライアス氏のUSJに登場するキャラクター、伊東将軍を制作いたしました。
伊東将軍は物語終盤に、数少ないメカ同士の戦闘シーンで敵のメカパイロットとして登場しますが、どうやらチームリーダーとして難があるようで・・・・・・。
もともと本作では彼女は銀髪にしようかと思ったのですが、後ろのメカのメインカラーが白だったので、区別をつける為に青にしました。メカの方は面倒が嫌いな人の搭乗機、ヴィクセン(どちらかというとネクサスでの再登場バージョン)っぽいものをイメージしています。
なお、メカの顔面はL0系をモデルにしています。

それと今ですが、足を組ませたうえで、そこに両手をのせるというポーズにした方がよかったかもという考えがあります・・・・・・。

2019年12月6日金曜日

模型兵器No.369


ロボットアニメなどのプラモデルで、キャラクターがバンと前に立っていて、背景にメカが描かれているボックスアートがありますが、本作はそういう作品をイメージして制作したかった・・・・・・のですが、まだまだ画力が足りないことを思い知らされました(汗)
こんなところにあんな名作を出してくるなといわれそうですが、一応こういうのとかこういうのを参考にしていました。やっぱり、もっと人物とかメカとか出さないとだめだったな・・・・・・。
因みに、タイトルにあるNo.369の由来は、スペースグリフォンVF-9というゲームに登場するウイルス「No.369」からです。あれは初めロボゲーかと思っていたけど、中盤から敵機をゾンビが操縦していることがわかってからは、雲行きがどんどん怪しくなってホラーな展開に、顔面崩壊した味方が襲ってくるところはもうトラウマでしたよ・・・・・・。
特にスマイリーのところは痛々しかったな・・・・・・。

ゲームの対象年齢

高校生の頃、『アーマードコア ネクサス』というゲームをやっていました。
市販のゲームソフト等のパッケージには、必ずCERO様のレーティングが表記されていると思うんですが、ネクサスには「15歳以上対象」と表記されていました。
アーマード・コアはずっと全年齢対象だったはずで、そんな※残酷なシーンなんてあったのかな・・・・・?と思いましたが、特典としてホラーゲームのOPが収録されていたことが理由だったと分かりました。
でも、そんなに怖くなかったような・・・・・・。

※実際に生身の人間こそ出てこないものの、アーマードコアシリーズでは市街地を襲撃したり、一般車両を踏みつぶしたり、一般市民の乗るモノレールを破壊したり、全年齢対象でもけっこうエグいミッションがありました。その極め付きがフォーアンサーにおけるクレイドル03破壊だと思います。