この度は、皆様のおかげで「オリジナルポストカード展『+P Tokyo4』」(デザインフェスタギャラリー様)に拙作を出展させて頂くことができました。
会場にお越しくださり、拙作をお買い上げくださったお客様の方々に、ここにてお礼を申し上げます。今回は外国の方もおいでになられたので、これから私が何を描いているか、積極的に伝えられるようにしたいと思いました。
最後に、どうでもいいような話ですが、ホテル付近の地下道の階段に、なんと雑草がはえていました。それを見たとき、こちら(http://www.realtokyo.co.jp/docs/ja/column/40nen/bn/40nen_064/)を思い出しました。
画家、藤高昇太の公開日記(ブログ)です。主に出展のお知らせや、近況などを書いていきたいと思います。なお、整理のために一部の記事が削除される事がありますので、ご了承ください。 ◎本ブログの文章の一部引用および画像の無断転載を許可いたしますが、以下の注意を守ったうえで、自己責任でお使いください。1.営利目的・非営利目的(何らかの収入を伴わない)に関わらず、出典の明記は大体わかる形でもかまいません。そちらのご都合に任せます。 2.政治的・社会的な信条にかかわらず、いかなる表現も許可いたしますが、最低限のTPOとモラルを守ったうえでご使用お願いいたします。なお、タイトルに◎がついた作品は、版権ネタですので無断転載をご遠慮ください。
2017年12月29日金曜日
2017年12月25日月曜日
「オリジナルポストカード展『+PTokyo4』」報告。
最終日ギリギリになってしまいましたが、「オリジナルポストカード展『+P Tokyo4』」(デザインフェスタギャラリー様)の報告をいたします。
もう着いたのが夜だったので不明瞭で申し訳ないのですが、会場はこんな感じでした。
もう着いたのが夜だったので不明瞭で申し訳ないのですが、会場はこんな感じでした。
この下の写真が、今回出展させていただいたポストカードになります。
おなじみのプロフィールもどうぞ(笑)
まあ、拙作にはいろいろ含んでますが、結局ジョン・ソール氏につながっているということで・・・・・・。
なお、本展は26日までですので、お時間がございましたら、どうかお立ち寄りくださいませ。
2017年12月17日日曜日
ふつうのひと
私はいわゆる生まれたときから3つある「三眼症」だ。でも、私には友達もいたし、先生や両親も私のことを普通の子供として扱ってくれた。
状況が変わったのは、とあるイラストコンクールに入賞したときのことだった。その翌日、同級生が私の近くで小声でこう話していた。
「香川ってガイジだから便宜を図ったんじゃないの?」
「そうそう、ああいう子って特別だからさー」
すぐにこのことは問題になり、先生は一部の人間のいうことに惑わされるなといってくれたけど、私はあの日以降、善意だけではない他人の目を意識するようになってしまい、髪を伸ばして三眼症だということを目立たないようにし始めた。
状況が変わったのは、とあるイラストコンクールに入賞したときのことだった。その翌日、同級生が私の近くで小声でこう話していた。
「香川ってガイジだから便宜を図ったんじゃないの?」
「そうそう、ああいう子って特別だからさー」
すぐにこのことは問題になり、先生は一部の人間のいうことに惑わされるなといってくれたけど、私はあの日以降、善意だけではない他人の目を意識するようになってしまい、髪を伸ばして三眼症だということを目立たないようにし始めた。
2017年12月10日日曜日
Patriot act
3年前から、この国では重度障害者にサイボーグ手術を施し、兵役を科すようになった。
国民は政府に抗議する私たちの家族を「自業自得」と嘲った。私たちは義務を果たさずに福祉を享受してきたのでツケが回ってきたというのだ。
今、戦場で敵に銃を向ける時、本当に国民が必要としていることは戦争ではなく、私たちを残酷に扱う戦争自体を楽しむことではないかという思いがある。
国民は政府に抗議する私たちの家族を「自業自得」と嘲った。私たちは義務を果たさずに福祉を享受してきたのでツケが回ってきたというのだ。
今、戦場で敵に銃を向ける時、本当に国民が必要としていることは戦争ではなく、私たちを残酷に扱う戦争自体を楽しむことではないかという思いがある。
2017年12月6日水曜日
Game land。
最近、『クレイジーイワン』(シグノシス、1996年)というロボゲーの影響をすごく受けています。昔から、あのようなデザインのメカが好きだったわけですが・・・・・・。特に、OPでトレーラーを緊急停車させ、ロボットを射出するシーンは何度見ても感動します。涙活には最適です(笑)
(参考URL:https://www.youtube.com/watch?v=H1Yn6CWSJPo)
本作は個展『Dirty classroom』(横川創苑様)の開催中にちまちまと描いたもので、リビングで寝っ転がってゲームをしようとする少女を描きたかったのですが、パッケージの置き方の不自然だったり、こたつ敷きの模様が描き足りないなと思ったり、いろいろ自分を責めています(汗)
(参考URL:https://www.youtube.com/watch?v=H1Yn6CWSJPo)
本作は個展『Dirty classroom』(横川創苑様)の開催中にちまちまと描いたもので、リビングで寝っ転がってゲームをしようとする少女を描きたかったのですが、パッケージの置き方の不自然だったり、こたつ敷きの模様が描き足りないなと思ったり、いろいろ自分を責めています(汗)
2017年11月25日土曜日
「オリジナルポストカード展『+P Tokyo 4』」のお知らせ。
来る12月、「オリジナルポストカード展『+P Tokyo 4』」(デザインフェスタギャラリー様)に拙作を出展いたします。今回はポストカードのみの出展で、普段の価格と比べると、1枚160円とかなりの低価格です(笑)
機会がございましたらどうかご覧下さいませ。
尚、基本的に私は常駐はせず25日と最終日の26日に少しだけギャラリーにお邪魔させていただきます。どうかよろしくお願いいたします。
とき:平成29年12月21日(木)~12月26日(火)11:00~20:00(初日は16:00、最終日の19:00まででございます)
ところ:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-20-18 デザインフェスタギャラリー GALLERY WEST 1-B 1-C
参考URL:http://www.dorakue.com/event/plus-p/p-tokyo4-o/
機会がございましたらどうかご覧下さいませ。
尚、基本的に私は常駐はせず25日と最終日の26日に少しだけギャラリーにお邪魔させていただきます。どうかよろしくお願いいたします。
とき:平成29年12月21日(木)~12月26日(火)11:00~20:00(初日は16:00、最終日の19:00まででございます)
ところ:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-20-18 デザインフェスタギャラリー GALLERY WEST 1-B 1-C
参考URL:http://www.dorakue.com/event/plus-p/p-tokyo4-o/
『Dirty classroom』終了のお知らせ。
この度は、皆様のおかげで個展『Dirty classroom』を開催できました。
拙作を出展させていただくにあたり、数々のサポートを頂いた横川創苑/アンジュパーティのマネージャーの平石もも様と、本展にお越しくださり、拙作をお買い上げになった皆様にここにて深くお礼を申し上げます。
前回の個展『少女中毒』(ギャラリー交差611様)同様、お客様にサインをお願いされる機会がございましたので、またサインがふさわしい作品ができるといいなと思っております。
拙作を出展させていただくにあたり、数々のサポートを頂いた横川創苑/アンジュパーティのマネージャーの平石もも様と、本展にお越しくださり、拙作をお買い上げになった皆様にここにて深くお礼を申し上げます。
前回の個展『少女中毒』(ギャラリー交差611様)同様、お客様にサインをお願いされる機会がございましたので、またサインがふさわしい作品ができるといいなと思っております。
2017年11月20日月曜日
『Dirty classroom』報告。
もうほとんどギリギリの報告になってしまいましたが、個展『Dirty classroom』を横川創苑様にて、明日まで開催中です。詳細はこちらをご覧下さいませ。→http://souensouso.com/archives/1092
なお、拙作はこのように展示させて頂いておりますので、お時間がございましたらどうかご覧下さいませ。
なお、小冊子(一冊1000円/税込)も販売しておりますので、そちらもどうかよろしくお願いいたします・・・・・・。
なお、拙作はこのように展示させて頂いておりますので、お時間がございましたらどうかご覧下さいませ。
なお、小冊子(一冊1000円/税込)も販売しておりますので、そちらもどうかよろしくお願いいたします・・・・・・。
2017年11月8日水曜日
Weaponized justification
時折、殺人犯をヒーロー視または共感するような発言を目にします。そういう時、『女王の教室』(遊川和彦脚本、2005年日本テレビ)で「なぜ人を殺していけないのか」と阿久津先生が力説するシーンが蘇ってくるので、それもあわせて自分が感じたモヤモヤを表現いたしました。いつもながら、話下手ですみません・・・・・。
なお、今回アップした作品には不適切な表現がありますので、下に隠しておきました。
なお、今回アップした作品には不適切な表現がありますので、下に隠しておきました。
2017年11月5日日曜日
お詫びと訂正のお知らせ。
この度、個展『Dirty classroom』(横川創苑様)を開催させていただくにあたり、DMを制作、配布いたしましたが、横川創苑様の電話番号のご案内に誤記がございましたので、ここに訂正いたします。
誤:082-232-1327
今回の件で、拙DMをご覧いただいた皆様と、横川創苑のオーナーの平石もも様に大変なご迷惑をお掛けしたことを深くお詫び申し上げます。今後このようなことがないように努力いたしますので、どうかよろしくお願いします。
誤:082-232-1327
正:082-232-1337
今回の件で、拙DMをご覧いただいた皆様と、横川創苑のオーナーの平石もも様に大変なご迷惑をお掛けしたことを深くお詫び申し上げます。今後このようなことがないように努力いたしますので、どうかよろしくお願いします。
2017年10月30日月曜日
The evil that angels do
むかしむかし、ある国ではえらい人が悪いことばかりしていました。人々はそれをみてなんとかしてくれといつも怒ってばかりいました。そんなある日、この国に天使がやってきました。「私はみなさんの味方です。この国のもんだいを解決してあげましょう」と天使はほほ笑んでいいました。
人々は天使のことをすっかり信じこみ、天使に悪いことをしている人をほろぼすように願いました。そうすれば、何をしなくても英雄になれると思ったからです。
ですが、実はそれは、天使にばけた悪魔でした。
ことば一つで自分を天使だと信じこみ、それだけでいばり散らす人々を見て、悪魔は一人、冷たい笑いをうかべました。
人々は天使のことをすっかり信じこみ、天使に悪いことをしている人をほろぼすように願いました。そうすれば、何をしなくても英雄になれると思ったからです。
ですが、実はそれは、天使にばけた悪魔でした。
ことば一つで自分を天使だと信じこみ、それだけでいばり散らす人々を見て、悪魔は一人、冷たい笑いをうかべました。
2017年10月23日月曜日
2017年10月17日火曜日
2017年10月8日日曜日
2017年10月5日木曜日
2017年10月2日月曜日
個展のお知らせ2。
以前お知らせした個展のことですが、ある程度内容や日程などがまとまってきたので、ここでお知らせいたします。個展のタイトル『Dirty Classroom』で、横川創苑様にて開催させていただきます。本展ではキャンバス作品と合わせて、拙作の画像を収録した作品集も出展いたします。
色々真面目にやっておりますので、もしお時間がございましたら、どうかお立ちより下さいませ。なお、作者本人は全期間ギャラリーに在廊いたしますが、事情により席を外す場合がございますので、どうかご了承くださいませ。
とき:平成29年11月16日(木)~11月21日(火) 11:00~19:00
※最終日は17:00までです。
ところ:〒733ー0011 広島県広島市西区横川町3丁目11-12 横川創苑
色々真面目にやっておりますので、もしお時間がございましたら、どうかお立ちより下さいませ。なお、作者本人は全期間ギャラリーに在廊いたしますが、事情により席を外す場合がございますので、どうかご了承くださいませ。
とき:平成29年11月16日(木)~11月21日(火) 11:00~19:00
※最終日は17:00までです。
ところ:〒733ー0011 広島県広島市西区横川町3丁目11-12 横川創苑
リベリオンを観ました。
映画『リベリオン』(カート・ウィマー監督、2002年アメリカ)を観ました。
感情を持つことを禁じられた独裁国家で、オリジナル武術「ガン=カタ」を極めた特殊捜査官の主人公がバッタバッタと敵をなぎ倒していく様子はともかく、感情規制薬の服用や、ダッシュボードまでもが白一色で塗りつぶされた車など、感情が規制された社会ならではの不気味な演出も良かったと思いました。
本作品であまりにも有名なガン=カタですが、最後の黒幕との戦いはまるで銃を撃ちながらもみ合っているみたいにも見え、窮地に陥るとその黒幕が「殺さないでくれ」と命乞いを始め(ここにはとあるインチキが隠されています)、ちょっと黒幕にしては間抜けだな~と思いつつ、やっぱり人間だからこれが自然なんかなーとも思いました。
感情を持つことを禁じられた独裁国家で、オリジナル武術「ガン=カタ」を極めた特殊捜査官の主人公がバッタバッタと敵をなぎ倒していく様子はともかく、感情規制薬の服用や、ダッシュボードまでもが白一色で塗りつぶされた車など、感情が規制された社会ならではの不気味な演出も良かったと思いました。
本作品であまりにも有名なガン=カタですが、最後の黒幕との戦いはまるで銃を撃ちながらもみ合っているみたいにも見え、窮地に陥るとその黒幕が「殺さないでくれ」と命乞いを始め(ここにはとあるインチキが隠されています)、ちょっと黒幕にしては間抜けだな~と思いつつ、やっぱり人間だからこれが自然なんかなーとも思いました。
2017年9月28日木曜日
タイトルについて。
この度は、11月に個展を横川創苑様にてさせて頂くと書いたのですが、まだまだ1ミリ進んだくらいの感じです。
これから出展させていただくにあたり、名刺の印刷や出展させていただく作品の選択など、色々なことがありますので・・・・・。今は、タイトルだけが決まったという感じです。元々は『少女中毒 ふたたび』と決めていたのですが、本日、『Dirty classroom』に変更をお願いいたしました。この場を借りて、ご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。
さて、あまり暗い話にしていいのかなという思いもありますが、タイトルの『Dirty classroom』は、いじめの被害者として見た教室をイメージしています。加害者や傍観者にとっては何ともない教室の中ですが、当事者にとっては汚れた光景といった感じでしょうか。
今もそうしたモヤモヤがあるのはあるんですが、単なる恨みつらみではなく、きちんと前向きに昇華させながら表現しておりますので、どうかよろしくお願いいたします。
これから出展させていただくにあたり、名刺の印刷や出展させていただく作品の選択など、色々なことがありますので・・・・・。今は、タイトルだけが決まったという感じです。元々は『少女中毒 ふたたび』と決めていたのですが、本日、『Dirty classroom』に変更をお願いいたしました。この場を借りて、ご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。
さて、あまり暗い話にしていいのかなという思いもありますが、タイトルの『Dirty classroom』は、いじめの被害者として見た教室をイメージしています。加害者や傍観者にとっては何ともない教室の中ですが、当事者にとっては汚れた光景といった感じでしょうか。
今もそうしたモヤモヤがあるのはあるんですが、単なる恨みつらみではなく、きちんと前向きに昇華させながら表現しておりますので、どうかよろしくお願いいたします。
2017年9月27日水曜日
同じ名前のキャラがいました。
死後の世界を扱った漫画『HOTEL R.I.P』(西倉新久作、2017年秋田書店)を読んだのですが、その中に「昇太」という名前の登場人物が出てきました。え、これって俺じゃん!と思いながら読みました。
なんだか恐ろしい偶然だな、と思ったのですが、作品の方は救いのなさや暗さのない、明るい死役所といった感じで、楽しんで読ませていただきました。特にネット民の女性のエピソードはもう・・・・・・(苦笑)
話がそれていますが、K学園とか選挙とか、色んなことで炎上さしとる人が、牛田さんみたいに気がついてくれればええなーと思うこの頃ですが、無理じゃろーなあ・・・・・・。
なんだか恐ろしい偶然だな、と思ったのですが、作品の方は救いのなさや暗さのない、明るい死役所といった感じで、楽しんで読ませていただきました。特にネット民の女性のエピソードはもう・・・・・・(苦笑)
話がそれていますが、K学園とか選挙とか、色んなことで炎上さしとる人が、牛田さんみたいに気がついてくれればええなーと思うこの頃ですが、無理じゃろーなあ・・・・・・。
2017年9月24日日曜日
2017年9月13日水曜日
2017年9月12日火曜日
2017年9月4日月曜日
2017年8月27日日曜日
Patriot's toy。
地球のはるか遠くで起きた、知的節足動物との大戦が終わり、人類は決してこの過ちを繰り返さないようにと誓った。
だが、月日が進むにつれ、この大戦は正しかったのだという声が上がり始めた。そしてある学者は講演でこういった。
「人類はいい加減自虐的な史観を止めるべきです。史上初めての宇宙戦争にも拘わらず、彼の地で勇敢に戦った兵士のことや、人類がこの宇宙で屈指の強さを持っていることを認識すべき時が来ているのでは?」
だが私はこの戦争の当事者として、特に自分のことを英雄視はしていないし、彼らのようにあの大戦や虐殺に関して幻想は一切抱いていない。
だが、月日が進むにつれ、この大戦は正しかったのだという声が上がり始めた。そしてある学者は講演でこういった。
「人類はいい加減自虐的な史観を止めるべきです。史上初めての宇宙戦争にも拘わらず、彼の地で勇敢に戦った兵士のことや、人類がこの宇宙で屈指の強さを持っていることを認識すべき時が来ているのでは?」
だが私はこの戦争の当事者として、特に自分のことを英雄視はしていないし、彼らのようにあの大戦や虐殺に関して幻想は一切抱いていない。
2017年8月23日水曜日
Centipede summer。
この度、ミュージシャンとして活動されている久保モリソン様が主催されるライブ『ライブゼントタナンVol.7』において、ライブ中に私の完全新作を展示したいとのお話で、『Centipede summer』(コラージュ素材:Pixabay様)を制作いたしました。
制作前の打ち合わせにて、段ボールを使用し、「自分らしく生きる=ゼントタナンな人たちを集めたイベント」というライブの趣旨に合わせて、なんとか頑張って制作いたしました。
昔は段ボールを素材に、(恥ずかしながら)色々と過激な内容の作品を制作していましたが、もう現在は正直、見た目とか自制とか、そういうことを優先しておりますので、果たして完璧にご期待に添えるかなという思いもありましたが、今の少女画と、昔の無節操でグロテスクな感じが、ぎりぎりのバランスでハイブリッドされたような作品ができあがったように思います。
お客様からのご依頼の上で作品を描かせていただくことは、貴重な経験ですので、これからも恥ずかしい所のないように、きちんと制作を続けていきたいと思います。
なお、久保様の御活動に関しましては、下記のリンクをご覧ください。
秋本音楽事務所様のご紹介ページ https://akimotomo.jimdo.com/%E6%89%80%E5%B1%9E%E9%81%B8%E6%89%8B%E7%B4%B9%E4%BB%8B/%E4%B9%85%E4%BF%9D%E3%83%A2%E3%83%AA%E3%82%BD%E3%83%B3/
Facebook https://ja-jp.facebook.com/morrison.kubo
Twitter https://twitter.com/amorrisonk
制作前の打ち合わせにて、段ボールを使用し、「自分らしく生きる=ゼントタナンな人たちを集めたイベント」というライブの趣旨に合わせて、なんとか頑張って制作いたしました。
昔は段ボールを素材に、(恥ずかしながら)色々と過激な内容の作品を制作していましたが、もう現在は正直、見た目とか自制とか、そういうことを優先しておりますので、果たして完璧にご期待に添えるかなという思いもありましたが、今の少女画と、昔の無節操でグロテスクな感じが、ぎりぎりのバランスでハイブリッドされたような作品ができあがったように思います。
お客様からのご依頼の上で作品を描かせていただくことは、貴重な経験ですので、これからも恥ずかしい所のないように、きちんと制作を続けていきたいと思います。
なお、久保様の御活動に関しましては、下記のリンクをご覧ください。
秋本音楽事務所様のご紹介ページ https://akimotomo.jimdo.com/%E6%89%80%E5%B1%9E%E9%81%B8%E6%89%8B%E7%B4%B9%E4%BB%8B/%E4%B9%85%E4%BF%9D%E3%83%A2%E3%83%AA%E3%82%BD%E3%83%B3/
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2017年8月22日火曜日
2017年8月12日土曜日
小説の神様を読みました。
小説『小説の神様』(相沢沙呼作、2017年、講談社)を読みました。
話は作品の売れ行きが芳しくない上、ネットでは中傷まがいのレビューが書かれている高校生の作家、千谷一也が主人公で、ひょんなことから美少女作家、小余綾詩凪と共作をすることになり・・・・・・といった内容ですが、相手は逆にベストセラー作家なので、千谷一也はもとからあった劣等感や焦燥感をどんどん膨らませていきます。特に、作中で千谷一也が部活の後輩に語る「売れ筋商品」への毒吐きは、相沢氏自身の苛々なのかなと思ったり。
私自身は小説家ではありませんが、モノを作る人間のメンタリティの整え方や、作品の向き合い方については、非常に参考になるシーンが沢山あり、折れないためにも、何度も読ませて頂いております。
正直、こんなことをいうのもどうかとは思いますが、私も作品があまり売れておらず(それが自己責任だということは自覚しています)、イライラや無意味な嫉妬が募ることがありますが、やっぱりファンの方もおられるので、制作を続けるしかないんかなーと、『小説の神様』を読みながら思いました。
話は作品の売れ行きが芳しくない上、ネットでは中傷まがいのレビューが書かれている高校生の作家、千谷一也が主人公で、ひょんなことから美少女作家、小余綾詩凪と共作をすることになり・・・・・・といった内容ですが、相手は逆にベストセラー作家なので、千谷一也はもとからあった劣等感や焦燥感をどんどん膨らませていきます。特に、作中で千谷一也が部活の後輩に語る「売れ筋商品」への毒吐きは、相沢氏自身の苛々なのかなと思ったり。
私自身は小説家ではありませんが、モノを作る人間のメンタリティの整え方や、作品の向き合い方については、非常に参考になるシーンが沢山あり、折れないためにも、何度も読ませて頂いております。
正直、こんなことをいうのもどうかとは思いますが、私も作品があまり売れておらず(それが自己責任だということは自覚しています)、イライラや無意味な嫉妬が募ることがありますが、やっぱりファンの方もおられるので、制作を続けるしかないんかなーと、『小説の神様』を読みながら思いました。
2017年8月10日木曜日
ムシゴロシ
今回は、大変物騒なタイトルになりましたが(汗)、やっぱり虫の季節ということで。
僕は、昔からムカデが大嫌いでした。いえ、恐怖といった方が適切でしょう。そのせいか、調子の悪い時はよくムカデに追いかけられ、体にたかられる夢を見ます(笑)
春から夏はムカデが出やすいということで、今でもいつ奴と遭遇するのかという恐怖を抱えながら生きております。あの悪意のこもったような姿に慣れる時は、一生来ないでしょうから(笑)
この絵は自分の恐怖心と、虚勢を現しています。どんな時でも、自然の本気に人間は無力だと思っていますから。まあ、ムカデに出会ったときは頭を叩き潰すなり殺虫剤をかければいいだけの話なんですが・・・・・・。
なお、本作品には残酷な表現がありますので、下に隠しておきました。
僕は、昔からムカデが大嫌いでした。いえ、恐怖といった方が適切でしょう。そのせいか、調子の悪い時はよくムカデに追いかけられ、体にたかられる夢を見ます(笑)
春から夏はムカデが出やすいということで、今でもいつ奴と遭遇するのかという恐怖を抱えながら生きております。あの悪意のこもったような姿に慣れる時は、一生来ないでしょうから(笑)
この絵は自分の恐怖心と、虚勢を現しています。どんな時でも、自然の本気に人間は無力だと思っていますから。まあ、ムカデに出会ったときは頭を叩き潰すなり殺虫剤をかければいいだけの話なんですが・・・・・・。
なお、本作品には残酷な表現がありますので、下に隠しておきました。
2017年8月9日水曜日
『真夏のデザインフェスタ』終了のお知らせ。
この度は、皆様のおかげで『真夏のデザインフェスタ』(東京ビッグサイト様)に拙作を出展できました。拙作をご覧いただいたお客様に、ここに深くお礼を申し上げます。この経験を元に、もっとよりよい制作をしていけたらと思います。
デザインフェスタでは、見ず知らずの方から拙作を「女の子が腐ってる」といわれるなどしましたが、ここで経験したこと全てを糧に、更にベストを尽くしていきたいと思います。
デザインフェスタでは、見ず知らずの方から拙作を「女の子が腐ってる」といわれるなどしましたが、ここで経験したこと全てを糧に、更にベストを尽くしていきたいと思います。
2017年8月6日日曜日
『真夏のデザインフェスタ』報告。
平成29年8月5日(土)から8月6日(日)まで、『真夏のデザインフェスタ』(東京ビッグサイト様)にて拙作を展示しております。
なお、自分のブースはこのようになっており、冊子と拙作を販売しておりますので、お時間がございましたら、どうかお立ち寄りくださいませ。
下の画像の画質が粗いようで、恐縮ながら・・・・・。
なお、拙作を出展するにあたり、初めてフィギュア(3Dデータ制作代行:DMM.make様 3Dプリント:キンコーズ品川店様)も制作の上、出展いたしました。一応、(嫌らしいい方ですが)彼女は非常にデリケートで、簡単に修復できませんので、非売品で通したいと思っています。
なお、自分のブースはこのようになっており、冊子と拙作を販売しておりますので、お時間がございましたら、どうかお立ち寄りくださいませ。
下の画像の画質が粗いようで、恐縮ながら・・・・・。
なお、拙作を出展するにあたり、初めてフィギュア(3Dデータ制作代行:DMM.make様 3Dプリント:キンコーズ品川店様)も制作の上、出展いたしました。一応、(嫌らしいい方ですが)彼女は非常にデリケートで、簡単に修復できませんので、非売品で通したいと思っています。
2017年7月19日水曜日
NO WAR?
そして、地球に帰ってきた私を、みんなは屑と罵り、殺人者と嘲った。最初は熱狂的に支持されていた政権と同じく、私も友人も、攻撃の標的になってしまった。
「罪もない生き物を殺して食らう飯の味はどーですかあ?」
「なんでアレだけの数を殺して反省しないんですか???武勇伝のおつもりですか?」
「お前は正しいつもりだろうが、このリンクを見れば、民衆がどれほどリテラシー能力があるかわかるだろう。バ カ め」
一人だけの部屋の中でそんなメールを見ながら、ペットの子猫を抱き上げて、私はつぶやいた。
「人はね、前線でトリガを引いたことがない分、楽ちんに敵の線引きをするのよ」
2017年7月7日金曜日
ほしのひめい
あの戦争が始まってから、ほぼ一か月が過ぎた。月面上に現れた未確認生命体を、合衆国宇宙軍はほぼ一方的に敵と断定、現在も新兵器を投入して虐殺ともいえる攻撃を行っている。仮想敵を求める現政権らしいやり方だ。
俺は地球から遠く離れた母艦の中で、彼女のことを思い出した。ハイスクール時代の彼女とはほぼ断絶状態にあった。
「なぜ、彼らを殺すの?」
と、彼女は聞いた。
「イレーヌ、『パンとサーカス』という言葉を知ってるか?」
「だったら、あなたも声を上げないと・・・・・・」
俺は自嘲気味に笑った。乾いた笑い声が、夏の空に虚しく吸収されていった。
「それは俺の役目じゃない。ただ、どんな状況であれトリガを引くのが兵士の使命だ」
俺は地球から遠く離れた母艦の中で、彼女のことを思い出した。ハイスクール時代の彼女とはほぼ断絶状態にあった。
「なぜ、彼らを殺すの?」
と、彼女は聞いた。
「イレーヌ、『パンとサーカス』という言葉を知ってるか?」
「だったら、あなたも声を上げないと・・・・・・」
俺は自嘲気味に笑った。乾いた笑い声が、夏の空に虚しく吸収されていった。
「それは俺の役目じゃない。ただ、どんな状況であれトリガを引くのが兵士の使命だ」
『真夏のデザインフェスタ』予告。
以前にもお知らせしたとおり、本年度の『真夏のデザインフェスタ』(東京ビッグサイト様)にて拙作を出展いたします。ブースはE-25になります。今回は小冊子を2種類と、機会が許せばフィギュアを展示する予定です。お時間がございましたら、是非とも拙作をご覧くださいませ。
参考URL:http://designfesta.com/
参考URL(出展者紹介):http://www.designfesta.com/exhibitors/introduction/jp/detail.php?id=E67Y3uOJ9z5TG8cI%2Fu2yVQ%3D%3D
とき:平成29年8月5日(土)~8月6日(日)
ところ:〒135-0063 東京都江東区有明3丁目 東京国際展示場(ビッグサイト) ブース番号:E-25
参考URL:http://designfesta.com/
参考URL(出展者紹介):http://www.designfesta.com/exhibitors/introduction/jp/detail.php?id=E67Y3uOJ9z5TG8cI%2Fu2yVQ%3D%3D
とき:平成29年8月5日(土)~8月6日(日)
ところ:〒135-0063 東京都江東区有明3丁目 東京国際展示場(ビッグサイト) ブース番号:E-25
2017年6月28日水曜日
『AAC Muse』終了のお知らせ。
この度は、おかげさまで、『AAC Muse』(The Artcomplex Center of Tokyo様)に拙作を出展させていただくことができました。この場を借りて、ギャラリーのスタッフの方々や、本店にお越し頂き、拙作をご覧いただいた方々に、心からのお礼を申し上げます。
これからも、本展にて経験させて頂いたことを力に、さらなるベストを尽くしていきたいと存じますので、どうかよろしくお願いいたします。
なお、本展に参加させていただいた時、バニーコルアート様のワークショップに参加させて頂いたので、拙作の画像をここにアップいたしました。これを合わせて、少女の作品もあるのですが、やっぱりこの機関車の作品のほうが気に入っておりましたので・・・・・。
これからも、本展にて経験させて頂いたことを力に、さらなるベストを尽くしていきたいと存じますので、どうかよろしくお願いいたします。
なお、本展に参加させていただいた時、バニーコルアート様のワークショップに参加させて頂いたので、拙作の画像をここにアップいたしました。これを合わせて、少女の作品もあるのですが、やっぱりこの機関車の作品のほうが気に入っておりましたので・・・・・。
2017年6月23日金曜日
『AAC Muse』報告。
現在、私は『AAC Muse』(The Artcomplex Center of Tokyo様)にて拙作を出展させていただいております。今回は、自分で配置をするつもりが、体調不良のためまたしてもスタッフの方々に、拙作の配置をお願いいたしました。たびたびご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、素敵な配置をしてくださったスタッフの方々に、心より感謝を申し上げます。
今回も、いろいろな方々の、いろいろな作品を見て、やっぱり目の保養になるものは大事だなと思いつつ、最終日の25日まで頑張っていこうと思います。お時間がございましたら、是非ともお立ち寄りくださいませ。
今回も、いろいろな方々の、いろいろな作品を見て、やっぱり目の保養になるものは大事だなと思いつつ、最終日の25日まで頑張っていこうと思います。お時間がございましたら、是非ともお立ち寄りくださいませ。
2017年6月20日火曜日
Tangled flower
最近読んだ、『ルインズ 廃墟の奥へ』(スコット・スミス作、扶桑社2008年)は、人肉を養分とする植物が登場しました。本作品は、その植物をモデルにしています。
その植物は花弁を震わせて声帯模写をして人をおびき寄せたり、相手の体内に侵入して成長したりと、かなり残酷で狡猾なやり方で人を殺していきます。
遠足やハイキングに行くと、その自然の美しさに僕たちは見とれがちですが、やっぱりそれは表面上のことで、『ルインズ 廃墟の奥へ』のように残酷な面があり、それが自然の本気であると思ったりします。
その植物は花弁を震わせて声帯模写をして人をおびき寄せたり、相手の体内に侵入して成長したりと、かなり残酷で狡猾なやり方で人を殺していきます。
遠足やハイキングに行くと、その自然の美しさに僕たちは見とれがちですが、やっぱりそれは表面上のことで、『ルインズ 廃墟の奥へ』のように残酷な面があり、それが自然の本気であると思ったりします。
2017年6月7日水曜日
あの島を取り戻せ!
本作品は、イギリスにあるマンセル要塞をモデルとしています。正確にいえば、マンセル要塞を構成している海上砲台です。
マンセル要塞は第二次世界大戦にて沿岸防衛の拠点として造られ、海上要塞と多数の海上砲台で構成されていました。現在、要塞は放棄されており、その海上砲台の姿はどうしてもSF作品に登場するメカに見えてしまい、(不謹慎な表現ですが)どこかユーモラスな姿だとも感じます。
なお、海上要塞の一部は非承認の国家、シーランド公国の領土になっています。
参考URL
1.https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E5%85%AC%E5%9B%BD
2.http://haikyo.crap.jp/s/1986.html
マンセル要塞は第二次世界大戦にて沿岸防衛の拠点として造られ、海上要塞と多数の海上砲台で構成されていました。現在、要塞は放棄されており、その海上砲台の姿はどうしてもSF作品に登場するメカに見えてしまい、(不謹慎な表現ですが)どこかユーモラスな姿だとも感じます。
なお、海上要塞の一部は非承認の国家、シーランド公国の領土になっています。
参考URL
1.https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E5%85%AC%E5%9B%BD
2.http://haikyo.crap.jp/s/1986.html
2017年6月6日火曜日
2017年5月3日水曜日
出展のお知らせ。
出展のお知らせです。
来る平成29年6月22日(木)から『AAC Muse』(The Artcomplex Center of Tokyo様)にて、拙作を出展いたします。
お時間がございましたら、是非とも拙作をご覧頂きたいと存じます。
なお、作者は6月22日(木)から6月25日(日)まで在廊いたしますが、事情により席を外す場合がございますので、どうかご了承くださいませ。
参考URL:http://www.actartcom.com/2017/muse.html
とき:平成29年6月22日(木)~6月25日 11:00~20:00 ※初日は15:00、最終日は17:00まででございます。
ところ:〒160-0015 東京都新宿区大京町12ー9 The Artcomplex Center of Tokyo 2階
来る平成29年6月22日(木)から『AAC Muse』(The Artcomplex Center of Tokyo様)にて、拙作を出展いたします。
お時間がございましたら、是非とも拙作をご覧頂きたいと存じます。
なお、作者は6月22日(木)から6月25日(日)まで在廊いたしますが、事情により席を外す場合がございますので、どうかご了承くださいませ。
参考URL:http://www.actartcom.com/2017/muse.html
とき:平成29年6月22日(木)~6月25日 11:00~20:00 ※初日は15:00、最終日は17:00まででございます。
ところ:〒160-0015 東京都新宿区大京町12ー9 The Artcomplex Center of Tokyo 2階
2017年4月28日金曜日
もう何も見たくない
正直ながら、僕はこうした「現実の戦争」と「趣味においての戦争」の認識の間にモヤモヤがあるのですが、まだうまく言葉にはできていません・・・・・・。
(今回はアップした画像に残酷な内容が含まれているので、下のほうに隠しておきました)
2017年4月15日土曜日
雷が鳴っていました。
今日は一日、雨がふっており、その上雷が鳴っていました。さっきもコンビニに買い物に行ったのですが、ときおり暗い空に、フラッシュをたくように稲光が光っていました。
いい年をして、私は雷が苦手なのです。大学時代も、深夜に卒業制作(大学構内は24時間解放されていました)をしていた時、雷が鳴りはじめて部屋の中で震えていたことがあります。キャンパスは山の上にあったので、雷鳴も、稲光も存分に味わいました。
雷はただの自然現象だということも分かっているのですが、やはり死ぬときは死にますし、予測不能でバーンとくるところが恐いのです。自然の本気というのはそういうことだと思いますし、最悪、万単位の人間が死ぬことだってあるわけですしね・・・・・・。
いい年をして、私は雷が苦手なのです。大学時代も、深夜に卒業制作(大学構内は24時間解放されていました)をしていた時、雷が鳴りはじめて部屋の中で震えていたことがあります。キャンパスは山の上にあったので、雷鳴も、稲光も存分に味わいました。
雷はただの自然現象だということも分かっているのですが、やはり死ぬときは死にますし、予測不能でバーンとくるところが恐いのです。自然の本気というのはそういうことだと思いますし、最悪、万単位の人間が死ぬことだってあるわけですしね・・・・・・。
あの女、あの記憶
あの時、いとこは同級生に殺された。私は怒りと復讐の念に苛まれながらここまで生きてきた。加害者は児童自立支援施設に入れられて、更生教育を受けているという。
大学の授業がおわり、キャンパスを出て地下鉄の駅に行こうとしたとき、とある少女の姿を見つけた。ひょっとして人違いだったのだろうか?いや、もしかすると・・・・・。私はその時、体の力が抜けてがっくりと地面にひざをついた。
「大丈夫ですか?」
あわてて、近くを歩いていたサラリーマンが私を抱き起してくれた。彼の腕の中で私はずっとうわごとのようにくりかえしていた。
「あの女・・・・・・あの女がいたんです・・・・・・」
大学の授業がおわり、キャンパスを出て地下鉄の駅に行こうとしたとき、とある少女の姿を見つけた。ひょっとして人違いだったのだろうか?いや、もしかすると・・・・・。私はその時、体の力が抜けてがっくりと地面にひざをついた。
「大丈夫ですか?」
あわてて、近くを歩いていたサラリーマンが私を抱き起してくれた。彼の腕の中で私はずっとうわごとのようにくりかえしていた。
「あの女・・・・・・あの女がいたんです・・・・・・」
2017年4月14日金曜日
2017年4月4日火曜日
LANmaggedon
この作品は、「いいね!」に代表されるネットの承認欲求をモチーフにした作品ですが、現在のネット上の「フェイクニュース」や「ポスト真実」といった問題もジワジワ含まれつつあると感じております。まあ、後出しのようなものですが・・・・・・。
ですが、発信側のハードルが(自分を含めて)下がりすぎたことからでしょうか、受け取る側でも発信する側でも、過剰で出所不明な情報にがんじがらめになっているというテーマは共通しているように思います。
2017年4月1日土曜日
Simple life is dead
遺影では、よく本人が笑っていたりする写真が使われています。
この作品も、ネットいじめがエスカレートして自殺してしまった少女の遺影で、ニュースなどで使われているという設定です。
オカルティックな発想はあまり好きではないのですが、こうした現実と、本人が生前(いじめを受ける前に)おくっていたであろう幸せな人生を想像するとき、のこされた写真から、加害者や事件に便乗する社会への、怒りや憎悪の念が込められているのではないか?と思うことが時々あります。
この作品も、ネットいじめがエスカレートして自殺してしまった少女の遺影で、ニュースなどで使われているという設定です。
オカルティックな発想はあまり好きではないのですが、こうした現実と、本人が生前(いじめを受ける前に)おくっていたであろう幸せな人生を想像するとき、のこされた写真から、加害者や事件に便乗する社会への、怒りや憎悪の念が込められているのではないか?と思うことが時々あります。
うねうねした髪
主に2次元の世界において、髪の毛の表現が(いい意味で)かなりオーバーに表現されているのを目にします。例えば、アニメの『氷菓』のヒロインの髪が伸びてくるシーンや、『GOSICK』のヴィクトリカの金髪の流れがそうであると思います。
やっぱり、そうした髪の毛が波うつ表現とか、ロングヘアとかを見るとどこか健全なエロさが宿っているように感じることがあります。自分がどうかといえば、まだまだなんですが・・・・・・。
おねえちゃんは、そこにいた
今回は、死者をあつかった作品をアップいたしました。
この作品は、ホラー短編小説『ハリー』(ローズマリー・ティンパリ作)がモチーフになっています。ストーリーは養子として引き取った少女がいつも見えない誰かと話しており、主人公の母親は心配するのですが、父親の方は空想の友人と遊ぶことなど、子供の時ならだれにでもあると一笑に付します。ですが、怪奇現象が母親の目にも見え始めて・・・・・・といったものです。
実は、その少女は一家心中に巻き込まれており、兄が少女をかばって死んでいたのです。そして、死んだ兄が会いにきていたのでした。そして、一抹の恐怖と悲しみがのこる結末がまっています。
本作品では、タイトル通り少女の死者をモデルにしていますが・・・・・・。
僕はよく学生時代に怪奇小説を読んでいたので、その読書感想画といった意味合いが、拙作にはあります。
2017年3月26日日曜日
人外とは?
ご覧の通り、今回は人外に挑戦してみました。目が三つあるせいで、色々悲しい思いをしている少女を表現いたしました。
(かなりデリケートな話になるようで恐縮ですが)人外を扱ったメディアはよく見ているのですが、時折実際の病気や障害が脳裏を掠めることもあり、どこか後ろめたい気持ちになってしまうことがあります。
僕自身、オタク的なカルチャーにおいて、身体的な異常や精神的な疾患などが、興味本位と偏見で扱われていることがあると思い、そうしたモヤモヤした感じを表現いたしました。
※それを言うならこの文章も偏見のようなものですが・・・・・・。
(かなりデリケートな話になるようで恐縮ですが)人外を扱ったメディアはよく見ているのですが、時折実際の病気や障害が脳裏を掠めることもあり、どこか後ろめたい気持ちになってしまうことがあります。
僕自身、オタク的なカルチャーにおいて、身体的な異常や精神的な疾患などが、興味本位と偏見で扱われていることがあると思い、そうしたモヤモヤした感じを表現いたしました。
※それを言うならこの文章も偏見のようなものですが・・・・・・。
2017年3月20日月曜日
真夏のデザインフェスタ 当選しました。
遅ればせながら、本年度の『真夏のデザインフェスタ』に当選したことを報告いたします。
日程は、2017年8月5日(土)~8月6日(日)でございます。
なお、会場のご案内や出展する作品の内容に関しては、7月上旬ごろにお知らせいたします。どうかよろしくお願いいたします。
日程は、2017年8月5日(土)~8月6日(日)でございます。
なお、会場のご案内や出展する作品の内容に関しては、7月上旬ごろにお知らせいたします。どうかよろしくお願いいたします。
2017年3月14日火曜日
2017年2月27日月曜日
『The sailor 8』終了のお知らせ。
この度は、皆様のおかげで『The sailor 8』(The Artcomplex Center of Tokyo様)に拙作を出展させていただくことができました。この場を借りて、The Artcomplex Center of Tokyo様の方々や、会場にお越しいただき、拙作をお買い上げくださった方々にこころからのお礼を申し上げます。
これからも、よりよい作品を作っていきたいと存じますので、どうかよろしくお願いたします。
これからも、よりよい作品を作っていきたいと存じますので、どうかよろしくお願いたします。
2017年2月24日金曜日
『Thesailor8』報告。
現在、私は『The sailor8』(The Artcomplex Center of Tokyo様)にて、拙作を出展させて頂いております。今回は、拙作の配置をギャラリーの方々にお任せいたしました。素敵な配置をしてくださったギャラリーの方々に、お礼を申し上げます。
今回は、人外(?)ものも入れてみました。中央の画像の、真ん中の下の女の子の作品です。こうしてお世話になる際、いろいろな作家様の作品も拝見させていただき、「この作品のように、視覚にもっと訴えるものが欲しい・・・・・・!!」と思っています。まあ、自分は少女で頑張るしかないのですが・・・・・・。
何はともあれ、本展は2月26日(日)までですので、お時間がございましたら、是非ともお立ち寄りくださいませ。
何はともあれ、本展は2月26日(日)までですので、お時間がございましたら、是非ともお立ち寄りくださいませ。
2017年2月16日木曜日
出展のお知らせ。
遅ればせながら、出展のお知らせをいたします。
来る平成29年2月21日(火)から『The sailor8』(The Artcomplex Center of Tokyo様)に拙作を出展いたします。
もしお時間がございましたら、是非とも拙作をご覧いただきたく存じます。
なお、私は2月23日(木)から26日(日)までギャラリーに在廊いたしますが、事情により席を外す場合がございますので、どうかご了承くださいませ。
とき:平成29年2月21日(火)-2月26日(日)
11:00ー20:00※最終日は17:00まででございます。
ところ:〒160-0015 東京都新宿区大京町12-9 The Artcomplex Center of Tokyo
参考URL:http://www.gallerycomplex.com/c/sailor8/
来る平成29年2月21日(火)から『The sailor8』(The Artcomplex Center of Tokyo様)に拙作を出展いたします。
もしお時間がございましたら、是非とも拙作をご覧いただきたく存じます。
なお、私は2月23日(木)から26日(日)までギャラリーに在廊いたしますが、事情により席を外す場合がございますので、どうかご了承くださいませ。
とき:平成29年2月21日(火)-2月26日(日)
11:00ー20:00※最終日は17:00まででございます。
ところ:〒160-0015 東京都新宿区大京町12-9 The Artcomplex Center of Tokyo
参考URL:http://www.gallerycomplex.com/c/sailor8/
2017年2月12日日曜日
半透明勤務薄井さん
学生時代から、来瀬ナオ氏の『半透明勤務薄井さん』(芳文社、2012年)がお気に入りでした。
内容は、新しく入った会社の先輩が、実はオフィスの地縛霊で・・・・・・といった内容です。ですが、心霊現象が人に牙をむくといったような話ではありません。ゆるやかに、主人公の幽霊が、成仏までの間、みんな(社員)といっしょに平和に日常を過ごす話です。
特に薄井さんの髪の毛の表現はすごく綺麗で、髪の毛の表現が好きな自分としては、あんな表現をしたいなーといつも思っていました。
2巻は同人誌として出されたのですが、その際のコミティア105(2013年)にて、来瀬氏にお会いできたことは非常に光栄でした。大変貴重な経験をさせて頂いたと思います。
内容は、新しく入った会社の先輩が、実はオフィスの地縛霊で・・・・・・といった内容です。ですが、心霊現象が人に牙をむくといったような話ではありません。ゆるやかに、主人公の幽霊が、成仏までの間、みんな(社員)といっしょに平和に日常を過ごす話です。
特に薄井さんの髪の毛の表現はすごく綺麗で、髪の毛の表現が好きな自分としては、あんな表現をしたいなーといつも思っていました。
2巻は同人誌として出されたのですが、その際のコミティア105(2013年)にて、来瀬氏にお会いできたことは非常に光栄でした。大変貴重な経験をさせて頂いたと思います。
カプセル展2017 終了のお知らせ。
本日、皆様のおかげで、無事に『カプセル展2017』に拙作を出展させていただくことができました。
この場を借りて、お世話になったギャラリーの方々や、アートカプセルの方々、そして、ご親切なお言葉をかけてくださり、拙作をお買い上げくださったお客様に、心からのお礼を申し上げます。
これからも、よりよい作品を作っていきたいと思いますので、大変よろしくお願いいたします。
この場を借りて、お世話になったギャラリーの方々や、アートカプセルの方々、そして、ご親切なお言葉をかけてくださり、拙作をお買い上げくださったお客様に、心からのお礼を申し上げます。
これからも、よりよい作品を作っていきたいと思いますので、大変よろしくお願いいたします。
2017年2月5日日曜日
『カプセル展2017』報告。
現在、私は『カプセル展2017』(ギャラリー交差611様)にて、拙作を出展しております。こちらが、拙作になります。
今回は、髪の毛に艶を入れてみました。個人的に、(不適切な表現ですが)ちょっとエロさが増したかなと思います。
会場には、私とともに出展された作家様の素敵な作品も、多数ございますので、お時間がございましたら、どうかお立ち寄りの程をよろしくお願いいたします。
今回は、髪の毛に艶を入れてみました。個人的に、(不適切な表現ですが)ちょっとエロさが増したかなと思います。
会場には、私とともに出展された作家様の素敵な作品も、多数ございますので、お時間がございましたら、どうかお立ち寄りの程をよろしくお願いいたします。
2017年1月25日水曜日
出展のお知らせ。
出典のお知らせをいたします。
2017年2月4日(土)から、アートカプセル展2017(ギャラリー交差611様)にて、拙作を出展いたします。もし、お時間がございましたら、ぜひとも拙作をご覧いただきたく存じます。
なお、作者本人は全期間在廊いたしますが、事情により、席を外させていただくことがありますので、どうかご了承くださいませ。
藤高 昇太
とき 2017年2月4日(土)-2月14日(日) 11:00-20:00 ※最終日は18:00まで
ところ 〒730-0015 広島県広島市中区橋本町6-11 ギャラリー交差611
2017年2月4日(土)から、アートカプセル展2017(ギャラリー交差611様)にて、拙作を出展いたします。もし、お時間がございましたら、ぜひとも拙作をご覧いただきたく存じます。
なお、作者本人は全期間在廊いたしますが、事情により、席を外させていただくことがありますので、どうかご了承くださいませ。
藤高 昇太
とき 2017年2月4日(土)-2月14日(日) 11:00-20:00 ※最終日は18:00まで
ところ 〒730-0015 広島県広島市中区橋本町6-11 ギャラリー交差611
2017年1月24日火曜日
第9地区を観ました。
映画『第9地区』(ニール・ブロムカンプ監督、2009年アメリカ)を観ました。
評判通り、残虐性や暴力性が満載のSF映画でしたが、すんなりと見ることができました。
実は、僕は血しぶきとか人体損壊とかは大の苦手なのですが、それがメインじゃなければ大丈夫なので。
それと、後半のロボット無双がよかったです。社会性のあるシーンはある意味うわべで、あのシーンの必然性を出すために作り出されたようなものだと思いました。
評判通り、残虐性や暴力性が満載のSF映画でしたが、すんなりと見ることができました。
実は、僕は血しぶきとか人体損壊とかは大の苦手なのですが、それがメインじゃなければ大丈夫なので。
それと、後半のロボット無双がよかったです。社会性のあるシーンはある意味うわべで、あのシーンの必然性を出すために作り出されたようなものだと思いました。
2017年1月17日火曜日
2017年1月16日月曜日
ACTアート大賞展2017 終了いたしました。
この度は、皆様のおかげで、無事にACTアート大賞展(The Artcomplex Center of Tokyo様)にて拙作を出展させていただくことができました。会場にお越しいただき、ご親切なアドバイスと、ご意見をお送り下さった皆様と、拙作を出展させていただくにあたり、大変お世話になりましたギャラリーの皆様に、心よりお礼を申し上げます。
2017年1月13日金曜日
ロックインを読みました。
SF小説『ロック・イン―統合捜査―』(ジョン・スコルジー作、2017年ハヤカワ書房)を読みました。あらすじは、近未来、意識はあるのに体が動かせなくなるという病気、ヘイデン症候群が世界中に広がり、ヘイデン症候群の患者が義体のロボットや、VR空間を使って生活する社会が舞台で、患者の一人である新人のFBI捜査官が、とある殺人事件の解決にあたるというものです。
主人公が使うロボットやサイバー空間は惹かれるものがありましたが、やっぱり全身が動かなくなるというのはちときついと思ったりもしました。
主人公が使うロボットやサイバー空間は惹かれるものがありましたが、やっぱり全身が動かなくなるというのはちときついと思ったりもしました。
2017年1月7日土曜日
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