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2020年1月31日金曜日

◎トライアス氏とメカ。

USJシリーズでお馴染みの、ピーター・トライアス氏とメカを制作いたしました。
(まだまだペーペーの身で恐縮ながら)メカ・サムライ・エンパイアの文庫版の、ジョン・リベルト氏の表紙イラストで、下のほうに避難中の車から逃げているだろう人が描かれていたので、本作はそれをイメージしております(汗)しかも作者であるトライアス氏まで描いてしまいました。
なお、車の上の方にあるメカは、フォーアンサーに出てくるソブレロみたいな超高速実験機のようなものをイメージしています。顔つきもそうなんですが・・・・・・。
ちなみに、メカの名前は(胸の部分に書かれてあるとおり)「D-3」といい、フィロソマの主人公の名前からとっています。

2020年1月29日水曜日

ロボゲーCMの記憶とエロ広告

小学校卒業間近のことです。ある日の夕方、家でテレビを見ていたら、見るからに怪しげなおじさんがテレビモニターの前にあるコントローラーを、叩きつけるように操作し、絶叫しながらゲームをやっているのですが、てっきりホラーゲームかな?と思いました。
ですが、後にこのゲームは実際にロボットに乗って戦う臨場感を出すため、専用のコントローラー(そう、CMでおじさんが操作していたやつです)まで用意する必要があった伝説のロボゲー『鉄騎』だったことがわかりました。

ところで最近、ゲームにエロ要素がないのに、エロ要素があるような広告を出すのは、炎上マーケでよくないんじゃないかという記事を目にしました。自分が鉄騎のCMをホラーゲームだと勘違いしてしまった時より、もっと深いものを感じました。あの女の子が凌辱されてるような広告、自分もよく見ますし・・・・・・。

でも、鉄騎のCMは、よく見るとちゃんとVTで戦ってるよね・・・・・・。つまり、鬼の形相でその世界にのめりこめるようなゲームだったんだなと感じました。おじさんの怪演もすごかったですし。


2020年1月28日火曜日

アポカリプス・ナウ

この間、E県の障害者施設で起きた殺人事件は、21人もの死者と、犯人の障害者に対する優生思想まがいの発言が社会に衝撃を与えた。そして、障害者の生存権をめぐり、ネットやテレビ番組で何度も激しい議論が起きた。
だが、書店の漫画の新刊コーナーに行けばわかることだが、「サンガン」というネットスラングで、三眼症の人間を茶化してキャラクター化する、オタク向けのメディアにはそんな論争などほとんど起こらず、むしろ何の批判もなく大量消費されていく現実を目にする。
人々は、E県の事件に拳を上げる一方で、私たちのような人間を未だに何の疑いもなく、言葉で煽って殴り続けているというパラドックスを、一体どう考えればいいのかと今日も私は悩んでいる。

まだ続いています。

この度、『A4の世界X Happy』に拙作を出展させて頂いておりますが、私は会場であるSUNABAギャラリー様に、告知の通り1月25日から27日まで常駐させて頂いておりました。

なので、現在はもうすでに帰宅しておりますが、『A4の世界X Happy』は2月5日(水)まで続いておりますので、お時間がございましたらどうかお立ち寄りくださいませ。
なお、一応ということで、即席の三眼少女の絵を下にアップいたしました(汗)どうかご覧下さいませ。





ところで、新型肺炎のことが話題になっていますが、さっそくアレな意見をいくつか目にしました。文系ながら、惑わされないように頑張っていきたいです。



2020年1月25日土曜日

 この度、SUNABAギャラリー様にて開催中の、『A4の世界X Happy』にて拙作を出展中です。私は最近おなじみの三眼少女シリーズを出展させていただきました。
小冊子や絵葉書も販売中ですので、お時間がございましたら、どうかお立ち寄りくださいませ。下に、参考として拙作の画像をアップロードいたしました。


2020年1月19日日曜日

満たされぬ悪役

学生時代に、廣嶋玲子氏の『鬼が辻にあやかしあり』という児童書シリーズを買ったことがあります。
舞台は江戸時代で、強大な力を持つ猫の妖怪、白蜜姫が、悪人を成敗して結果として被害者が救われるという話なんですが、まあ、エグいんですよこれが。
白蜜姫は決して悪人退治を善意でやっているわけではありません。悪人の魂をコレクションするという利己的な理由があり、相手も外道ばかりです。
例えば、一巻では贅沢な暮らしをしていたために、それだけでは飽き足りずにゲーム感覚で放火を続ける金持ちのバカ息子、そしてその息子に賄賂を渡されて他の人間に濡れ衣を着せる奉行所の役人が登場します。
二巻では、金品を奪うだけではなく、押し入った先の人間を惨殺していく盗賊が登場し、みんな遊びで人を殺していくような、倫理観が壊れた人ばっかりなのです。
当然、こんな人たちにはサディスティックな制裁が下るわけですが、こうした残酷シーンや流血シーンは児童書らしく控えめに書かれているぶん、いっそう生々しさを感じさせました。
ですが、本作は陰惨で暴力的なだけではなく、きちんと被害にあった人への救いも用意されているので、後味は悪くありません。現在、本作は三巻までしか刊行されていませんが、もっと続きを読んでみたいシリーズです。

2020年1月18日土曜日

◎またUSJ(MSE)関係のイラストを制作いたしました。


毎度おなじみ、ピーター・トライアス氏の、ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン(以下USJ)と、メカ・サムライ・エンパイア(以下MSE)から読書感想画を制作いたしました。
左から、USJの登場人物であるイーグルキラー、MSEからの久地樂、民間警備会社RAMDETの教官、先生を制作いたしました。なお、下のメカはオリジナルです(汗)陰影のつけかたとか、ポージングをもっと研究したいので、昨日リボルテックのフィギュアを購入しました。

ちなみに拙作は、映画『ディープインパクト』や『アルマゲドン』などのポスターをモデルにしています。なんか主要登場人物の顔が上にドーンとあって、下で何かが、派手に爆発しているような感じにしたかったのです・・・・・・。

2020年1月16日木曜日

シンジケートをやっていました。

昔、身内が大量のPCゲーム(Macです)を所持していました。その中でも、『サムライメック2 天』や『シンジケート』、『シムシティ』等が印象に残っているのですが、今回はそのシンジケートについて書いていきたいと思います。
シンジケートは、斜め見下ろし型のリアルタイムストラテジーで、軍をも手中に収めた大企業のシンジケートが、抗争を繰り返す世界が舞台です。
で、主人公は属する企業のエージェントを操作し、敵と戦わせるわけですが、SF映画※『ヴァイラス』のように、一般市民を洗脳した上で、拉致して生態改造を施すことができるというエグいものです。
しかも、死に様もエグいです。本作はかなり昔のゲームで、人物も小さなドット絵で表現されてるんですが、銃で撃たれると相手はまず引きつったように後ろに吹っ飛び、倒れます。それから地面にうずくまり、体から血がじわじわと出てくるのです。
それに、火炎放射器という武器もあり、それで攻撃すると相手は火だるまになり、悲鳴を上げながらしばらく生きており、灰になります。道を走っている車を攻撃すると車が爆発するのですが、破壊された車からもやっぱり火だるまになった人間が出てきます。
要するに、ただ死ぬことを倒れるだけで容赦していないのです。死体だって都合よく透明になって消えてくれません。

そして、こうしたことが小さなドット絵の世界で行われているからこそ、私はシンジケートが強烈な毒気を放つゲームだと思いました。あの死に様は今時のリアルなCGで血が飛び散ってスローモーションで殺されるところを演出されるよりも、違った生々しさを感じられます・・・・・・。

※衛生探査船を乗っ取った、宇宙からきた電磁波生命体と、偶然探査船を発見した貨物船クルーの死闘を描いた映画です。そして、電磁波生命体は殺した人間を戦闘サイボーグに改造していました。

2020年1月13日月曜日

ビデオデッキがないんです

高校1年生くらいまでは、書店などで映画のビデオテープが販売もしくはレンタルされている光景を、ちょくちょく見かけていました。ですが、今ではDVDが主流になり、その姿をほとんど見ることはありません。
ですが、現在いまだにDVD化されてない作品があり、私の家にはビデオデッキがないのでどうしようかと悩むことがあります。いえ、実家にはDVDプレーヤー一体型のビデオデッキもあるんですけど・・・・・・。例えるなら、聴きたいミュージシャンの楽曲が、未だにCD販売もダウンロード販売もされておらず、カセット販売のみだったという感じでしょうか。
いずれにせよ、DVD化してほしい映画が沢山あるなあ・・・。

2020年1月11日土曜日

『新聞記者はせいぎの味方?』を読みました。

この間、みうらかれん氏の『新聞記者はせいぎの味方?』という児童書を読みました。
本書は色々な作家の方が世の中の職業を、物語形式で紹介するシリーズ『おしごとのおはなし』の一つで、主人公の少年、誠の父親が新聞記者という所から始まります。

で、友人がいじめをテーマにした学級新聞を作りたいといった時、誠はやめておけといいます。その理由が凄い切ないんです。なぜなら、自分のお父さんの職業が、「マスゴミ」という言葉で、ネットで罵倒されている所を見てしまったのです。
子供がこうしたネットのダークサイドを垣間見てしまうショックとか、そのせいで傷ついて、その思いをお父さんにぶつける所は、なんか週刊ストーリーランドというアニメでも、私立中学の入試面接で、おでんの屋台を引いている母親が、教師たちに「屋台のおでん屋の子供が、名門を受験するとは傑作だ」と嘲笑されて子供がキレるエピソードを思い出しました・・・・・・。

そこで、誠の本心に気がついたお父さんは新聞記者の仕事について、丁寧に説明してあげます。そして、メリットもデメリットも引き受けたうえで、自分の仕事を「ゴミなんかじゃない」という姿勢が凄くかっこよかったです。
誠はそれから、お父さんのことを見直して、友人と学級新聞を作ることに成功します。誠君、やっぱり覚悟を決めた上で記者になっていくんでしょうか?
まあ、自分のような男が今のレベルで保護者なんかになったら、ろくなことにならんなと感じさせられるんですが(汗)

2020年1月6日月曜日

僕の心のヤバいやつを読みました。

桜井のりお先生の、『僕の心のヤバいやつ』を読みました。
物語は、クラスで孤立しているうえに中二病真っただ中の14歳の少年、市川京太郎が自分とは逆に色々と人気者のクラスメート、山田杏奈の殺害を妄想する所から始まります。
ですが、ひょんなことから京太郎は杏奈と交流するようになるんですが、女子を性の対象として見ようとするスケベ男子たちに対しての、京太郎の良心的なフォローや眼差しが好きです。

そして、本作品はラブコメだけではなく、ちょっとシリアスなエピソードもあります。
例えば、体育の時間にバスケットボールをやることになり、杏奈ちゃんが鼻をケガしてしまうんですが、杏奈ちゃんは読モだったのです。そこでとぼけようとする加害者にキレる友人のシーンや、これまでのラブコメから一瞬にして雰囲気が凍りつく所が、すごく生々しかったです。

これから、陰キャである京太郎と陽キャである杏奈ちゃんの恋路がどうなるのか、3巻を楽しみにしながら待っています。




2020年1月4日土曜日

百万石ドリーム号

(言い方が非常に悪いことを承知ですが)正月ボケのせいでしょうか、今日は2度ブログを更新いたしました・・・・・・。
で、先日バスセンターからバスを使って家に帰ったんですけど、いつのまにか北陸方面の夜行バスが走りはじめていたことに気がつきました。家で調べてみたら、運行が開始されたのは、去年の12月でした。
今まで金沢や富山までは、いったん新幹線で新大阪まで出て、在来線の特急『サンダーバード』に乗り換えなければならなかったのですが、こっちのほうが交通費が安いし、直にいけるので便利そうです。なんかよさそうじゃないですか、これ?
もし北陸方面に用があったら乗ってみたいです。

ワンダーを観ました

障害児をテーマにした映画『ワンダー』を観ました。顔面に重度の遺伝疾患を持つ少年オギーことオーガストと、その友達や家族、障害に対するいじめなどを描いた同タイトルの児童書が原作ですが、ストーリーの展開が明るく、ハッピーエンドなのでそんなに重い気持ちにならずに観られますが、学校のいじめへの対応はかなりビシバシとしているので良かったです。
特に映画後半で、ロッカーにオギーを誹謗する内容の紙を、先生が見つけるんですが、いつは陽気な雰囲気の表情から一転、怖いほどの真面目な表情でオギーに、「これをいったい誰にやられたんだ?」と質問する所がよかったです。

で、いじめグループのリーダーだったジュリアンという子がいるんですけど、彼の両親はいじめによる停学をよしとせず、オギーに「忖度」ばかりしてるようなところにいられるかと、校長先生に抗議してジュリアンを無理やり退学させてしまいます。その時に、ジュリアンが「僕はここにいたい」と訴え、最後の最後に口にした謝罪の言葉と、その表情はすごく切なかったです。ところで、原作にはスピンオフがあり、彼の「その後」が書かれています。居場所をなくしたジュリアンが一体どうなるのか、それは読んでみてのお楽しみです(笑)

でも、中学校の時、丘修三氏の『僕のお姉さん』を読んだせいでしょうか、ちょっと本作の展開はきれいすぎるかなと感じました。相手の味方になりたいけど、行動できなかったために結果として加害者に加担してしまうとか、ほんのいたずら心で、障害者にやった遊びが、人生の傷になって残ってしまうような、そんな辛(から)さが欲しいと思いました。
でも、そういうのが趣旨じゃないことはわかってるんですけど・・・・・・。

2020年1月3日金曜日

0103。

はい。元日から3日目が経ちました。
昔は年末年始はそれなりに楽しかったんですが、いまはちょっとビミョー、です。
そこで時計が0時0分を示して日付が変わるとき、私は『モンスターズ・インク』という映画を思い出すのです。あの映画では、子供は有害で触れてはならないという設定になっており、最初の所でジョージというキャラが子供用の靴下をうっかり付けていたが故に、CDA(子供検疫局)という組織が主人公の職場の洗浄作業にあたるシーンがありました。
で、無事故記録カウンターがリセットされるんですけど、まさにそれを思い出してしまいます。
まあ、それをいってもどうにもならないのですが・・・。