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2020年1月16日木曜日

シンジケートをやっていました。

昔、身内が大量のPCゲーム(Macです)を所持していました。その中でも、『サムライメック2 天』や『シンジケート』、『シムシティ』等が印象に残っているのですが、今回はそのシンジケートについて書いていきたいと思います。
シンジケートは、斜め見下ろし型のリアルタイムストラテジーで、軍をも手中に収めた大企業のシンジケートが、抗争を繰り返す世界が舞台です。
で、主人公は属する企業のエージェントを操作し、敵と戦わせるわけですが、SF映画※『ヴァイラス』のように、一般市民を洗脳した上で、拉致して生態改造を施すことができるというエグいものです。
しかも、死に様もエグいです。本作はかなり昔のゲームで、人物も小さなドット絵で表現されてるんですが、銃で撃たれると相手はまず引きつったように後ろに吹っ飛び、倒れます。それから地面にうずくまり、体から血がじわじわと出てくるのです。
それに、火炎放射器という武器もあり、それで攻撃すると相手は火だるまになり、悲鳴を上げながらしばらく生きており、灰になります。道を走っている車を攻撃すると車が爆発するのですが、破壊された車からもやっぱり火だるまになった人間が出てきます。
要するに、ただ死ぬことを倒れるだけで容赦していないのです。死体だって都合よく透明になって消えてくれません。

そして、こうしたことが小さなドット絵の世界で行われているからこそ、私はシンジケートが強烈な毒気を放つゲームだと思いました。あの死に様は今時のリアルなCGで血が飛び散ってスローモーションで殺されるところを演出されるよりも、違った生々しさを感じられます・・・・・・。

※衛生探査船を乗っ取った、宇宙からきた電磁波生命体と、偶然探査船を発見した貨物船クルーの死闘を描いた映画です。そして、電磁波生命体は殺した人間を戦闘サイボーグに改造していました。