この度、個展『令和2年男』にて拙作『ワンクリックで、彼女の運命を決められるか?』をお客様にお買い上げいただきました。
普通は生活必需品ではない、(現状況によっては不要不急といわれる可能性もある)万単位の作品を買っていただけるということは非常にありがたいことです。大変ありがとうございます。
まだまだの力ながら、これからも頑張らなければならないなと感じています。
画家、藤高昇太の公開日記(ブログ)です。主に出展のお知らせや、近況などを書いていきたいと思います。なお、整理のために一部の記事が削除される事がありますので、ご了承ください。 ◎本ブログの文章の一部引用および画像の無断転載を許可いたしますが、以下の注意を守ったうえで、自己責任でお使いください。1.営利目的・非営利目的(何らかの収入を伴わない)に関わらず、出典の明記は大体わかる形でもかまいません。そちらのご都合に任せます。 2.政治的・社会的な信条にかかわらず、いかなる表現も許可いたしますが、最低限のTPOとモラルを守ったうえでご使用お願いいたします。なお、タイトルに◎がついた作品は、版権ネタですので無断転載をご遠慮ください。
いよいよ、今日も入れて個展があと二日を迎えました。はりきってやっていきたいです。
こういう状況になると、ルパンVS複製人間で、ルパンが次元の制止を振り切って一人で地下原子力発電所の後にいくシーンを思い出します。個展や企画展が終わりに近づくと、終わりにむかって一人で歩いていくみたいな感じがするので・・・。いや、断じて自分が主人公に重ねて酔っているわけじゃないですよ(汗)
なお、漫画家のうさくん先生がこちらで個展(という行為全般)を推してくれていました。猛プッシュです。
このような形で私たちの活動がご紹介されるのは、非常にうれしかったです。
なお、私はというと、エスパー魔美のお父さんには到底至らないレベルですが、ぼちぼち頑張ってゆきたいです・・・。
今日はある経験により、ちょっと気がめいっています。朝から消防車のサイレンの音がするんで外に出てみたら、案の定パトカーとか消防車がたくさんとまってました。
まあ、身近に起きない限りは他人事だったり、死なないでほしいなとか思ったりするわけですが、やっぱりそうなってしまったかと・・・。まあ、死因も交通事故と同じように、新型コロナウイルスの感染よりも忘れ去られやすいんだろうなとか、色々と考えてしまいます。
とりあえず、このことでなんかまた「大〇てる」あたりの事故物件紹介サイトが目をつけて、炎マークがつくんかと思うとやり切れない気持ちになります・・・。
今回は、ちょっと失礼な話になりそうです(汗)
中学生の時、映画で「ファック!」という言葉を初めて聞きました。
確か『エイリアン2』だったと思います。なんか悪だくみが発覚したバークがみんなに責められるシーンです。で、母が「これは下品な言葉だから使っちゃいけないよ」といわれた記憶があります。
で、最近「ライフハック」という言葉を知ったんですが、私は最初、それを検索するとき「ライフファック」と打ち込みそうになりました。
現在、ライフハックを発信している人や、それを実践しようとしている人に本当に申し訳ない思いです・・・。
久しぶりに、倉敷時代に描いていた作品を出展いたしました。
水性ホビーカラーで制作していた作品です(笑)
こうしてみると、キャンバスには少女だけしか描いてないなという思いがありますが、さらに少女を描いていきたいという思いがあります。
それと、ちょっとコンセプトなんですけど、よせばいいのにちょっと私小説よりなんです(汗)本当だったら社会派にシフトしなきゃいけないのに・・・ですが、やっぱり自分の原罪とか渦巻いているものを放出するということは、なんか必要だと感じるもので(汗)
ただ、それだけじゃなくて今のトレンドに合わせたものもちゃんと制作しています。
その結果がマスクと新型コロナウイルスとは・・・。もう少し捻った方がよかったかな?
弱小アーティストの身の程をわきまえない私見のようですが、世界が何かにオタオタした時に限って、初めて現代アートがそのビッグウェーブに乗り始めるような風潮には、あえて消極的な気持ちで乗っていきたいと思います。
私は強盗殺人とか、交通事故とか、みんなに「世界が変わった」とすら言われすに忘れさられていくような悲劇をメインに見ていきたい思いがあるので・・・。
映画化にもなった小説『グリーンマイル』がありますが、そこで印象に残ったキャラクターに、パーシーという人がいます。彼は刑務所の看守なんですが、相手が犯罪者であることにつけこみ、事あるごとに囚人をいじめるんです。しかも、個人的な恨みで死刑執行のある手間を省き、死刑囚を残酷な方法で死なせるんですが、パーシーがどれだけ嫌な人間かという執拗な描写を見るにあたり、これを書いたキング氏は相当その類の人に、嫌な思いをさせられてきたんじゃないかなと思うんです。
まあ、看守という「無敵の立場」から無邪気なサディズムを満たしたいというパーシーは、今のネットの加害者バッシングにつながるものがあるなと感じています・・・。上級国民とか無敵の人とか・・・。パーシー、実際ネットでちょくちょくヘイトされてるしな・・・。
そういえば、キレたポールたちがパーシーに制裁をする際、ポパイのエロ同人みたいなのが出てくるシーンは笑いました(笑)そういうのって戦前もあったんですかね?
過去はきれいなばかりではなく、苦みも甘みも合わさって現在の自分を形作っている。
そういう思いを込めたタイトルにいたしました。
なお、自分としては(本当に失礼ながら)苦みをかかえた過去を背負い、そこで葛藤している人の方が興味があります。
たぶん、さとうまきこ氏の児童書『ハーピーバースデイ!幽霊くん』とか、新堂冬樹氏の作品を読んできた影響があるからだろうなあ・・・。
『でろでろ』や『ミスミソウ』などで有名な漫画家の押切蓮介先生ですが、印象に残った作品に『真剣10代しゃべらね場』という短編があります。
タイトルを見ればわかる通り、某番組のパロディです・・・。
で、高校を中退し、俳優を目指すためにフリーターをしている少年、ヒロシ君が「フリーターはいけないの?」というお題を出します。ですがみんなにそのことを詰られ、ついにヒロシ君は泣きはじめてしまいます。それを妖怪みたいな存在がじっと観察し続けて、彼らの様子をコメントするんですが、それに思わず考えさせられるものがありました。
本作ではヒロシ君を除き、出演者の少年少女はおそらく学生。だからこそヒロシ君を泣くまで追い詰めることができたのでしょう。自分も現在就職していないので明日は我が身という恐ろしさを感じる作品でした(汗)
ずっと前に『インハビテッド』というホラー映画を観たことがあります。
なんか女の子が妖精がいるといい始め、その妖精が実は邪悪な存在で・・・という内容ですが、予告編も暴力的(当たり前でしょう)で、妖精たちも強面だったので、『パンズ・ラビリンス』みたいにけっこう残虐な作品なのかな?と思ったらけっこうオーソドックスでした。人が八つ裂きにされたり、陰険な暴力シーンは皆無で、雰囲気で怖がらせる作品でした。
ホラー映画は、意外とこういう作品とか、POV系が好みだったりします。
何かスプラッターというと、人体グチャグチャが先行しすぎて、すごい嘘っぽい感じがするんであまり好きではないんです・・・。
たったのワンクリックで、彼女を社会的に抹殺できると信じている人間がいた。
たったのワンクリックで、彼女を貧困から救えると信じている人間がいた。
たったのワンクリックで、彼女の信念に同調できると信じている人間がいた。
たったのワンクリックで、彼女は遊ぶためのオモチャを量産できると信じていた。
ドラえもんのエピソードで『りっぱなパパになるぞ!』というエピソードがあるのですが、その中で大人になったのび太が子供ののび太に、「なおったのは近眼だけ」とこぼすシーンがあるのですが、自分も昔もどしたわかめが苦手で食べられなかったのが、ようやく食べられるようになりました。これはちょっとした進歩かなと感じています(汗)
で、こちらをご覧ください。昆虫食がかなり情熱的に書かれています。
幼稚園の時、いたずらで蟻(かなり酸っぱかったです)を食べたことがありますが、やはり抵抗があります。ですが、いざとなると、虫も食べなければいけない状況が訪れるかもしれないので、そういう抵抗感を克服する覚悟が必要なんでしょうね・・・。今はまだ何とか持っていますけど、今の文明社会がすっと維持される保証なんかどこにもないわけですし・・・。
そういえば、この記事を書かれた方に、ムカデとかクモとかはお好きなのかと聞いてみたい気もします・・・。
自分もちょくちょくやっている以上、二次創作にはなんか色々意見があって、考えさせられるものがあります。まあ、何でもかんでも笑って許してなんてあり得ないと痛感するわけですが・・・。
そして、なんかキャラクターが難病になってしまう小説を読んだらちょっと・・・モヤモヤしてしまうというか・・・自分も実際に防護服を着て闘病中の身内にお見舞いに行ったことがあるので、あの恐ろしさを知ってるんかなーと思うことがよくあります。モラリストぶって晒すわけじゃないですが、こういうの見たらエロよりも深い闇があるな・・・と。
なので、オリキャラやエロはともかく、版権キャラを(医療知識なしの上に感覚で書いた)難病で殺すのはどうかなと思うわけです。
さんざん自分を棚上げするようなこと書いてすみませんが・・・。
ずっと前に、児童文学作家の山口理氏の怖い本をよく買っていたことがあります。
子供向けの怖い話は、児童書や漫画をメインとしてよくみますが、それを学級経営(山口氏は教職を経験されています)として使うことがアドバイスされている本というのはあまり見ないので、ユニークな本だなと感じたのです。特に、話の始まりに配慮や盛り上げ方が書かれている部分や、対象が子供ゆえに残虐シーンやグロテスクな表現を使わないという主張には「なるほど!」と思いました。特に車椅子を使った話の時はそうだなと・・・学校には特殊学級だってありますからね・・・。
そして、人脈自慢ではありませんが、私は山口氏に読者カードを送ったことがあります。すると、なんとご本人から自筆のお手紙が届いたのです!頂いたお手紙は今でも大事にとっています。貴重な経験をさせていただき、どうもありがとうございました。
今はだめですが、過去はよく東京のギャラリーに作品を出展していました。
で、その際よく地下鉄を使っていたのですが、直線的な大阪や名古屋の地下鉄と比べると、東京の地下鉄は沢山の路線が頻繁に曲がりくねっており、まるで人間の小腸のようだなと感じております。特に(当たり前のことですが)新しい路線ほど深いところにあり、そこをエスカレータでおりているとなおさらそう感じます。
写真は東京メトロ2000系です。さすが東京、新車がバンバン入っとると感じました・・・。02系を見られるのはあとどれくらいなんでしょうか?
そういえば、2000系を見るたびに、いつも明太子かうまい棒を思い出してしまします(汗)
私は逮捕されても、彼らに喧嘩を売ると。
となりの席の女子学生が、手を挙げて扇動するような言動をするのはどうかといった。
だが、その大学教授は事なかれ主義であるお前が悪い、国民である自覚がないと怒鳴った。女子生徒は涙を一筋流していた。講義が終わった後で私は、彼女に売店でお菓子をおごるといった。顔を赤くした彼女は恥ずかしそうに笑った。
今、あのロボットに乗って戦う子供たちは社会の共通の敵になっている。
街では子供たちの写真に、銃を突きつけたプラカードを持ったデモ隊が歩いていた。感じているのは大学教授の言葉のような激情ではない。そんな世界に対する恐怖と不安だ。
印象に残った漫画の一つに、間瀬元朗先生の『デモクラティア』という作品があります。
なんかネットの多数決で動くアンドロイドで実験をしていたら、どんどんとんでもない方向に事態が動き出し・・・というストーリーなんですが、軽い気持ちで世界の破滅を祈っているとどういうことになるのか、考えさせられる漫画でした。そして、とある存在がネット民に鉄槌を下す発言をするシーンも、その正体が分かった時はなかなか強烈な皮肉が効いていると思いました。
間瀬元朗先生の漫画は『キョウイチ』から読んだので、(本当にこんなこと書いてすみませんが)実はバイオレンス色が強いという先入観があります(汗)『イキガミ』や本作にはそんなシーンはないのですが・・・。
そういえば、こちらに間瀬先生のインタビューがあったので読んでみましたが、やっぱりネットは色々疲れるところがあるなと再確認した次第です・・・。
中学生の時、野外活動があったわけですが、みんなでスタンツをやることになったんですよ。あの時は本当に地獄のような暑さで、こんな時にスタンツ?という思いがありました。
そして、みんなのマナーが悪かったということで、スタンツは中止になってしまいましたが、不謹慎ながら、ほっとしている自分がいました。泣いてる人もいたのになんてやつなんだ・・・。先生のスタンス中止の発言は、頑張ってた人から見ると死刑宣告のようなものがあったんだろうな、やっぱり・・・。
野外活動が終わって家に帰ってきたとき、母が冬ソナを見ていたのをはっきりと覚えています。その時、ようやく現世に帰れたんだなと安堵しました(汗)そして、後でゲームショップに行って『キリーク・ザ・ブラッド』を買いました。
で、スタンツはそのあと学校の体育館で再開になりました。よかったですね。
およそ10年前に20歳になりましたが、成人式にはいきませんでした。
まあ、いっといたほうがよかったなという思いもちょっとは感じますけど、なんかあの時は「めんどくさい」という感情の方が先立っていたのです。
こんなんだから今の自分があるのかなーと思いますが、まあしゃーない。自分で選んだ道ですから・・・。
そういえば、ちょっと前に2分の1成人式というものがあるのを知ったんですが、色々なんか問題があるみたいで・・・。子供という立場上、強制的にこんなことをやらされたら色々辛いだろうなと思います。
ああそうそう、これを拒絶する子供がいたら「もしかすればA君は境界知能かもしれません」ということで、コグトレとかやらせるんですかね?
なんか、色々とめんどくさいことが起こっていますね。
まあ、わかりきってることをここでいろいろいっても無駄だと思います。
そういえば、個展なんですが、今度はDMを刷らなきゃいけないなと・・・本当に対応がおそくてすみません・・・。
ネットでよく、アニメの中に出てくる鉄道が話題になっていますが、私はピクサー(ディズニー)の映画『インサイド・ヘッド』の中に出てくる貨物列車が印象に残っています。
なんか人間の頭の中の世界で、擬人化された感情や夢が活躍するユニークな作品で、列車は主人公の女の子の考えを、頭の司令部に運んでくる役割を持っているんです。その先頭で貨物列車を引くL型電気機関車が、一昔前の軽便鉄道みたいでなかなかいい味出してるなと・・・。しかもロッド駆動なのがまたツボにはまりました。
例えるなら、草軽電気鉄道のデキ12形がピンク色になったような感じでしょうか?
それに、架線が2本もある(三相交流でしょうか?)ので色々時になる車両でした。
あ、そうそう、この作品の感想なんですが、主人公の少女、ライリーが転校生活のストレスでどんどん荒んでいき、家出したあとに泣きながら両親にもといたミネソタの生活のことを告白し、家族との絆が戻るシーンはすごく感動しました。そして、かつての空想の友人ビンボンが、ヨロコビとカナシミを助けるために身を挺して助けて、消滅していくところは「成長するためには、いつまでも子供の世界に浸ってはいられない」という『トイ・ストーリー』シリーズと同じような冷徹なメッセージを感じました。まあ、自分がそういう部分があるので余計にそう感じてしまうんですが(汗)
夜勤のバイトに通っているので、24時間営業のコンビニとか、マクドナルドに行くことが多いです。そんな時、24時間営業の有難さを身にしみて感じています。
本当にありがとうございますという気持ちでいっぱいです・・・。
なんか、正月に電車やバスに乗る時でも、同様の気持ちが浮かびました。
この正月でノーテンキに休んでいる中で、休日返上で働いてる人がいるから自分の生活は思い通りになってるんだなーと・・・。
あまり書きたくなかったことなんですけど、あえて書きます。
現在、こちらで小説を公開しておりますが、反社会的な表現及び暴力的な表現がありますので、18歳未満の方やそのような表現に耐性のない方は閲覧をご遠慮ください。多分、不幸になると思います。なお、リンク先の小説はこうした行為を賞賛したり推奨する意図は一切ありません。
どうしてそうなったのかといえば、普段描いている絵では表現しきれなかった部分へのはけ口という意味が大きいです。この程度の内容でしかはけ口にできない、自分のダメさ加減を思い知っています・・・。
明けましておめでとうございます。
ですがもう書くべきことは皆さんがもう何度も書いていると思うので、好きな漫画のことでも書こうかと思います。
自分の好きな漫画で、えんどコイチ先生の『死神くん』という漫画があります。
その中で、『母ちゃんなんかいなくなれ』というエピソードがあります。
なんか自分の母親にコンプレックスを持つ少年が、母親を殺そうとするんですが、死神くんに止められます。
本エピソードは、子供ゆえの純粋な悪意がすごく自然に描かれていて、それが説教臭くなく改心されるラストにむかっていく流れは、本当にすごいと感じています。
最初は人の生死をゴミのように扱っていた子供が死ぬほど痛い目にあって、母親に対して立派な作文を読み上げることで完結するラストは、本作の名シーンだと思いますよ・・・。