カテゴリ

2021年1月7日木曜日

アニメと鉄道

 ネットでよく、アニメの中に出てくる鉄道が話題になっていますが、私はピクサー(ディズニー)の映画『インサイド・ヘッド』の中に出てくる貨物列車が印象に残っています。

なんか人間の頭の中の世界で、擬人化された感情や夢が活躍するユニークな作品で、列車は主人公の女の子の考えを、頭の司令部に運んでくる役割を持っているんです。その先頭で貨物列車を引くL型電気機関車が、一昔前の軽便鉄道みたいでなかなかいい味出してるなと・・・。しかもロッド駆動なのがまたツボにはまりました。

例えるなら、草軽電気鉄道のデキ12形がピンク色になったような感じでしょうか?

それに、架線が2本もある(三相交流でしょうか?)ので色々時になる車両でした。

あ、そうそう、この作品の感想なんですが、主人公の少女、ライリーが転校生活のストレスでどんどん荒んでいき、家出したあとに泣きながら両親にもといたミネソタの生活のことを告白し、家族との絆が戻るシーンはすごく感動しました。そして、かつての空想の友人ビンボンが、ヨロコビとカナシミを助けるために身を挺して助けて、消滅していくところは「成長するためには、いつまでも子供の世界に浸ってはいられない」という『トイ・ストーリー』シリーズと同じような冷徹なメッセージを感じました。まあ、自分がそういう部分があるので余計にそう感じてしまうんですが(汗)