小学校の時に読んだ本で、ラジコンで操作するロボットの玩具がずっと印象に残っていたのですが、ラジコンと兵器というとどうしても軍事用ドローンが思い浮かぶので、その思いを形にしました。あの玩具はどう見ても「兵器」がコンセプトだと感じたので・・・・・・。
ところで、ドローンについて色々と本やネットの記事を読んでみると、オフィスワーカーのように普通に出勤と帰宅を繰り返しながらも、どこかで戦争をさせられているという「狂気」が「ゆるやかに」操縦者の精神を蝕んでいくという思いを抱いたので、こうしたタイトルになりました。
なお、タイトルは渡辺淳一氏の短編『恐怖はゆるやかに』からです。