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2019年7月25日木曜日

バンブルビーを観ました。

ついに、実写版TFシリーズの前日譚『バンブルビー』を観ました。
本作の監督はこれまで実写版TFの監督を務められてきたマイケル・ベイ氏とは違い、『KUBO/二本の弦の秘密』のトラヴィス・ナイト氏になっており、(俗にベイヘムと称される)派手なアクションや爆発ではなく、父親を心臓発作で失った傷心の少女チャーリーと、オートボットのメンバー、バンブルビーとの人間ドラマがメインになっています。
バンブルビーだけではなく、残忍ながらも頭の切れる女性ディセプティコンのシャッターや、嗜虐的なドロップキック等の悪役も魅力がありました。何と彼らは車だけではなく、戦闘機やヘリにも変形できる、実写TF初のトリプルチェンジャーなのです。
ところで、本作品を観ているうち、少女と意思を持ったワーゲンビートルの交流、80年代洋楽のBGM、歌う主役などという点で、私はどこか『ハービー 機械仕掛けのキューピッド』思い出してしまいました。

ところで、本作の悪役はディセプティコン以外にも、ティナという嫌味なお金持ちの娘がおり、事あるごとにチャーリーのことを馬鹿にしてきます。そしてチャーリーのワーゲンを見て、彼女の父親が亡くなってることわかっていて「パパにもっといい車買ってもらえばよかったじゃない」というからかうのですが、後で仕返しとして自分のBMWを破壊されます。でも、そこでチャーリーと友人のメモに殴られなかっただけティナは本当に運がいいと思いました。本来ならティナはチャーリーの心身を深く傷つける言動を面白半分に発したので、チャーリーにぶん殴られても仕方ないと思ったのです。リアルでもぶん殴られないことを逆手に利用して、そういう発言をわざと行っている人をたくさん見ているので、ふと本筋とは関係ないことが思い浮かんでしまいました。
いや、暴力は絶対ダメなんですけど、ベタなドラマでは絶対そうなってるかもしれないと・・・・・・。