まぁ・・・某本を読んでいて色々思ったんですが、2022年2月からロシアのウクライナ侵攻が始まったと思います。で、そういう時に急に反戦意識に目覚める人って、どーなんかねぇと思います。
今まで中東の対テロ戦争やアフリカの紛争などは他人事で済ませておいて、こういう時だけ・・・?と・・・。見るべきは、自分達が関係した時に初めて起こすインスタントな反戦アクションより、自分達とは無関係だと認識した時に、今まで世の中の不幸を無視してきた私達の無邪気な冷酷さだと思うのです。
同じようなことはここでも書きましたが、 同じようなことは関東大震災から100年がたった2023年や、東日本大震災でも繰り返されているわけです。東京が被災地として関わってきた時だけ、「あの日を忘れない」という言葉を繰り返している人達は、昭和東南海地震や明治三陸地震がいつ起きたか、どれくらいの被害や犠牲者が出たか、ちゃんと記憶しているのでしょうか・・・?
同情や伝承の努力自体は悪いことではありませんが、先進国目線みたいなものを基に、自分ごととして災害や戦争が関わってきた時だけ、 急に意識を変えたり大騒ぎするような風潮には、ある程度醒めた目で見る必要があるのではないか・・・そう感じています・・・。 最初に「自分達とは無関係だと認識した時に、今まで世の中の不幸を無視してきた」と書きましたが、そういう(無自覚な聖域化に基づく)デカい声が今まで通り、(意識を急に変えた人達により)他の被災地や紛争を無視・排除していくという無神経さはあるわけで・・・。