映画『エンダーのゲーム』(ギャヴィン・フッド監督、2013年アメリカ)を観ました。内容は、選ばれた子供が宇宙戦争に参加させらるといったもので、主人公のエンダー君は訓練のうちに、どんどんその才能を開花させていきます。
ですが、もう女王の教室みたいに兵士として育成される子供たちの人間関係がギスギスしていますし、周りの大人たちも容赦ないし、こういう殺伐とした環境での暴力とか妬みとか、悪意とか(喧嘩とかじゃなく)そういうものを子供で表現されるとすごいしんどいものがありました・・・・・・。
最後に、シミュレーションで敵の宇宙人を皆殺しにしたと思っていたのが、現実だと知った時エンダー君は、ショックで上官たちにブチ切れます。まあ年端もない子供に虐殺(&膨大すぎる味方の損失)を背負わせたのですから当然のことでしょうけど。そしてエンダー君は平和的な解決を図ろうとするのですが、これで彼が背負ったトラウマのことを考えると、やるせない気持ちになる映画でした・・・・・・。でも、出てきたアウディはかっこよかったです。