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2025年3月25日火曜日

今日はちょっと○○に行ってきます

 そういえば、ちょっと公的なアレのことで役所・・・みたいな所へ行ってきます。お昼を食べてからね・・・。

そういえば、幼稚園の時に『ブルドーザーのガンバ』という絵本を読んで、しんみりしたことがありました。ですが、こういう意見もあるんだなと・・・。みんながああした美学にしんみりしているなかで、冷水を浴びせる必要もあると正直私も思ったし・・・特に記事の中の「頑張っても報われない」みたいな話と、そこら辺のストイックな美学は、最近のサンデル本や彼が主張する能力主義の弊害みたいな話がチヤホヤされてるのと同じかなと感じたり・・・。

私もリンク先の記事を読むまで(それと、※学生時代に児童書の評論とか書き方を論じた本を読むまで)は、ガンバの術中にハマってしまっている一人でした。

ですが、生まれてから小学校低学年の子供がメインに読むだろう絵本という媒体で、大人の目線から社会の辛苦や不条理を描いた作品ははっきりいって「七十害あって一利なし」だと思います。まだまだ責任能力や耐性のない子供をそういうことに晒すことは、大人の(子供を媒介にした)独りよがりに堕す確率がかなり高いからです。神宮 輝夫氏も自著『現代日本の児童文学』でそんなことをいっとったなぁ・・・。

だからといって、全く描かないというのも問題だし、そうした作品の表現や告発自体が、まっとうな芸術として機能している部分もあるので、結構なパラドックスだよなぁと感じていたりします・・・。


※勉強じゃないですよ・・・純然たる遊びの一環です・・・(泣)