画家、藤高昇太の公開日記(ブログ)です。主に出展のお知らせや、近況などを書いていきたいと思います。なお、整理のために一部の記事が削除される事がありますので、ご了承ください。 ◎本ブログの文章の一部引用および画像の無断転載を許可いたしますが、以下の注意を守ったうえで、自己責任でお使いください。1.営利目的・非営利目的(何らかの収入を伴わない)に関わらず、出典の明記は大体わかる形でもかまいません。そちらのご都合に任せます。 2.政治的・社会的な信条にかかわらず、いかなる表現も許可いたしますが、最低限のTPOとモラルを守ったうえでご使用お願いいたします。なお、タイトルに◎がついた作品は、版権ネタですので無断転載をご遠慮ください。
2025年3月29日土曜日
「LivingDead*Magic」をプレイしました
薙沢 ムニン氏のフリーノベルゲーム「LivingDead*Magic」をプレイしました。でも・・・私はまだミーハーかもしれないです・・・これまで薙沢氏のフリーゲームは、「スライム娘は人間と友達になりたいようだ」(有料版DL済)と、「ままごとのショーティカ」くらいしかやってないもんなぁ・・・。
で、本作は終末ゾンビもの・・・ですが、凡百のゾンビものみたいに(ゾンビものにつきものの)グロシーンを敢えて暗喩で描いているからこそ、少女達の置かれている苛烈な状況がヒリヒリと伝わりました。それから、ラストですがここで作者の「魔法や夢想というのは逃避に基づく甘えではなく、本人の精神的自立を促すためのイマジネーションだ!」という確固たるメッセージが伝わってきました。それは「スライム娘は人間と友達になりたいようだ」でも感じられたことなのですが・・・。
で、終盤の鉄槌が(ネタばれ防止の為に伏せておきます)○○ちゃんの本音じゃなかったことに安心しました。あれが本音だったら、このゲームは安い露悪イヤミスの範囲に留まっていたかと・・・。
そうそう。始めに私はミーハーだと書きました。なので、そういう立場でこんなことをいうのは身の程知らずだと思います。ですが、敢えて本作でちょっと気になったことを書いておきたいな・・・と・・・。
これはいささかネタバレになりますが、ゲーム中では人間を解体して食料にするシーンがあります。これは文字だけなのですが、そこら辺がちょっと詳細に描かれていました。で・・・なんか佐藤 秀峰先生も同じことをニュースサイトでいわれてたと思いますが、ああいうのって・・・ほんと気をつけんと屠畜業者さんのお仕事までをも、ホラーやスプラッタの文脈で十把一絡げにしてしまう危険性があると思います。実際に、そういう文脈のホラー作品って、色々とあるじゃないですか・・・。
じゃあ、他の職業(主人公が軍人ということ等)はどーなんねーとか、色々頭の中に浮かんできて、そんなのケースバイケースだよなと処理しちゃいました(汗)