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2025年7月28日月曜日

セカンドレイプ

 昨日、かなり長めのお気持ち表明で「セカンドレイプ」という言葉を使いましたが、こないだバスで移動してる時に、正にそういう言葉がマッチするような事態に遭遇しました。

バスが八丁堀の交差点にさしかかった時です。歩道で、右派みたいな人がデモをやってました。まぁ、もうすぐ8月6日だから、色々とそういう人達が集まって来るなーと思いながら、窓の外を見てました。で・・・なんか幟に「日本は核武装を!」みたいな言葉が書かれてました。

・・・自分も人の事はいえませんけど、これで何かあったら責任とれるの?君達・・・みたいな感想が正直、腹の底から湧きあがりました。スタンスが違うからこっちの表現の方が正当、みたいな言い訳に逃げるつもりはありません。ただ、公の場所で安直にそんな主張を叫ぶ事が、今も存命されている被爆者の方(及びその子孫)へのセカンドレイプに大きく寄与してるなという感じがしました。ありていにいえば、無秩序に相手を包丁で刺してるという感じでしょうか。
例えるなら、福島で「原発に反対する祝島の奴らはバカ!」とか 「低線量被曝は寧ろ健康にいい!心配ない!」と拡声器で喚くのと同じ感じなんですよ・・・。思いうかべたイメージが・・・ね・・・。

 まぁ・・・上にも書いた通り、スタンスの違いで表現の自由が正当化されるなんて甘い話は無いと思います。でも、一般常識に基づくアプローチやTPOを選ばない表現は、ただの通り魔じゃん・・・みたいな考えもあるんですよね・・・。