小学生が同級生を殺すという衝撃的な事件を扱ったノンフィクション『謝るなら、いつでもおいで』を読みました。事件の内容に反して、文章は事件に巻き込まれた人に対して、どこまでも冷静だったと感じました。
あの事件は自分が中学2年の時に起きたんですけど、自分が小学生の時に起きていたら、いったい自分はどうなってたんだろうと思いました。
で、その事件の発端が身近すぎるトラブルだったので、子供を持ってる大人が感じた恐怖はなおさらだったと思います。もしかしたらうちの子が、でも疑うなんてみたいな。すいませんね、独身の身でこんなこといってしまって・・・・・・。
なお、続編の『僕とぼく』も読みました。前半はお兄さんの視点で犠牲者の子が産まれてから育っていくまで描かれているんですが、殺されるとわかっている分、それが余計にしんどかったです。