音楽映画『君が生きた証』を観ました。
大学生の息子を銃乱射事件で失った、元広告マンのサムが遺品のギターと歌詞ノートなどを見つけ、ミュージシャンとして再起していくという内容なのですが、このお父さん、最初のシーンで仕事で成功を収めた祝杯を挙げるため、息子に「学費は俺が払ってるんだからサボっちゃいなよ」という趣旨のことを電話でいうんですが、すごい太っ腹だなと思いました。
で、ストーリーが進むにつれ、あるどんでん返しが待ち構えています。
ああ・・・・・・そういうことだったのね・・・・・・そりゃ苦しみは何十倍でしょうよ・・・・・・あの慰霊碑でお父さんが泣き崩れるシーンに、思わず同情しちゃいました。
まあ、最近は本作みたいにこういう生々しい事件性のある話を、冷静で優しいタッチで描いた作品が好きです。『ラブリーボーン』とか『デッドマン・ウォーキング』とか・・・・・・。