一定以下の速度になると爆発する爆弾を仕掛けられたせいで、止まれなくなった路線バスと、それを止めようとするSWAT隊員の奮闘を描いた映画『スピード』の続編、『スピード2』のロードショーを中学生の時に観たんですけど、あれもかなり印象に残っています。
豪華客船に舞台を移した『スピード2』は前作みたいにあんまり派手なチェイス要素がないせいか、ゴールデンラズベリー賞を受賞してしまいましたが、私は大いに本作を楽しめました。
なぜなら、自分の体に大量のヒルをくっつけて血を吸わせるシーンや、飛行機の脱出に失敗して、笑いながらタンカーの爆発に巻き込まれて死ぬシーンなど、※シージャック犯ガイガーを演ずるウィレム・デフォー氏の怪演が強烈だったからです。
特にこの笑顔は、ずっと記憶に残るレベルです。
これこそ、スピード2を象徴するシーンだと思います。
何処か論点がずれた感想のようで、失礼なのを承知ですが、こういうデフォー氏のように、どこか狂気を孕んだ悪役を演ずる俳優さんが出てくる映画が、好きなもので・・・・・・。
※因みに、シージャックについてはこちらをご覧ください。