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2024年11月12日火曜日

『デンキ街の本屋さん』をまた読んでいました

 『デンキ街の本屋さん』という漫画をまた読んでいました。あれで女の子のキャッキャウフフしかなかったら、堕落しかなかったと思います。そこに漫画道寄りの、先生がデビューするまでの苦悩だったり、恋愛関係におけるジレンマや破局があったり、「良薬口に苦し」的なシーンがあるからこそ、フラッパーにずっと君臨できていたんだと考えていて・・・。すんませんね、漫画家でもないのにこんなお気持ちを(汗)

でもね・・・ なんか『デンキ街の本屋さん』ってかなり三角関係が描かれてますけど、そこら辺を(一部のウェブ漫画がやってるように)下品でスキャンダラスに描いてないのがいいんです。すぐ何か類型的な女性同士の憎悪劇として、失恋とか恋のライバルみたいなものを面白おかしく下品に嗤ってるような作品って結構ありますが、カメ子を迎えたつもりんとか、腐ガールを見たエロ本Gメンみたいに、ネガティブなことでも前向きに、健全な形で昇華しているような作品(特に漫画・アニメ)が好きなんですよね、私は・・・。すぐ「女は怖い」みたいなステロタイプで収束させるんじゃなくて・・・。


そういえば、北野 武氏の『首』という小説を読んでいました。結構残虐な表現がドライに描かれていました。