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2026年7月16日木曜日

ケロカス

『しょせん他人事ですから』という漫画で、野球選手への誹謗中傷をテーマにしたエピソードがありました。今まで、本作の加害者は更生したり、救いがあったりしましたが、あのエピソードだけはネットの誹謗中傷者のリアルをかなり描けてたかと・・・当然、本人はわかっていないというだけで、罰は用意されていました・・・。

そこから、「ケロカス」というネットスラングについて話していきたいと思います。

「ケロカス」は、カープのファンを中傷する際に使われるものですが、その語源はかなり悍ましいので自分で検索して調べてください。まぁ・・・正直8月6日って、広島から遠くなるにつれて、知らん人の割合ってどんどん多くなる気がするんですよね・・・8月9日と同様に・・・。東日本大震災だったら、発生日時はいつかは誰でも瞬時にいえるというのに・・・。

この辺りで私もかなり罰当たりな事を書いちゃいますが、もし原爆投下に東京が選定されていれば、見方は違ってきたんじゃないかと思います。多分、誰でもその日を覚えてるかと・・・。だからこそ、3月11日や9月1日も、東京事として社会問題へと波及したので、日本国民全体の心理的外傷みたいに残り続けてるんじゃないでしょうか? 

話がずれましたね。で、ケロカスに話を戻しますが、誰でも酷い目に遭って見なきゃ相手の心理はわからん足りなさってあると思います。ですが、正直祖父も入市被爆している身(実際に被爆者手帳を持っていた)で、ケロカスとSNSに打ちこんだ人間にそうなれとは思いません。「ああ、そうなんね」で冷たく終わらせたいです。安里 アサト氏の『エイティシックス』でも、被差別者の一人であるライデンが報復について色々いってましたよね?何か、相手に同じ事やったら相手と同じになる・・・みたいな・・・。

ですが、私は気高く生きる事が報復だというような立場じゃ到底なく、その影響を制度的にどう最小限に留めるか?ケロカスみたいな言葉の使用、あるいは誹謗中傷に対してスティグマや恥の感覚を、小さい時から教えていくしかない・・・という地味で味気ない答えに縋るしかないんです・・・。 

まぁ・・・やっぱり色々考えとって、例えば中国大陸からの引き揚げやシベリア抑留の過酷さばかりが語られがちですが、自分全体が住んでた場所で中国人に何をやったかをあまり考えられん(&反省)のと同じで、同じ目にあってもわからん人はいっぱいいます。
だから報復や怒りという「投資」は確実性が乱れる(『コブラ』という漫画でも、「確実性の無い投資は嫌い」というようなセリフがありましたよね?)もので、パチンコや競艇みたいなもんかなと・・・そういう人を相手にした場合は・・・。

加えるなら、俺もプライベートじゃ(親とか知人とかと喧嘩になった時)センシティブな事に対して酷い事いってるし、必ずしも相手を責められんのだよなぁ・・・(泣)