最近、珍しくフランスの映画を観ました。
「デッド×リミット 絶体絶命」っていう作品なんですけど、ドローン操縦士を題材にした作品で・・・今までドローン爆撃を題材にした作品ってありますが、直接ドローンは出てこず、視点がPOV寄りなので、戦争の緊迫感がかなり出ていました。
まあ・・・ラストのシーンですが、ダニエルさん、エリックさんに対して殺意と怒気がMAXになってたと思います・・・。
それとですね・・・本作は「キレイ」な部分が一切なく、テロリストと戦争の惨たらしい共犯関係をダイレクトに描いています。犠牲者だからって、全員が清らかな存在だとは限らないわけです。
だからこそ、「ドローン・オブ・ウォー」とか、「ドローン・オブ・クライム」 みたいにある程度オブラートに包まれている部分を、情け容赦なく表現しているので、痛いシーンが嫌な人とか、残酷描写に耐性がない人、すぐ暴力描写の「悪影響」を受けやすい人は正直観ない方がいいかも・・・と思いました。