初監督の「第9地区」でアカデミー賞やゴールデングローブ賞にノミネートされる等、華々しいデビューを飾り、その後も「エリジウム」や「チャッピー」等の(日本のオタク文化に影響を受けた部分が色々と見られる)個性的なSF作品を作り続けていたニール・ブロムカンプ氏の最新作、「デモニック」を観ました。「チャッピー」以降、まったく音沙汰がなかったのでこのままもう新作を観られないんかな・・・と思いましたが、そうじゃなかったので純粋に嬉しかったです。
でも、これまでドライな残酷描写やSF寄りの戦闘兵器などが登場することが特徴的だったブロムカンプ氏の作品に比べると、趣は「デジタル空間での悪魔祓い」と、かなり変化があったな・・・と感じました。このレビューが、一番自分の考えと近いかな?と思ったり・・・。
そういえば、最近話題になっていた某邦画も観ました。
事情があったとはいえ、あれは流石に擁護しきれないし、他のブログで「毒親」という指摘がありましたがまさにそうかと思います。だってあんなこと4回も連続でされて、みんな怒らないっていうのは、余りにもお人よしすぎでしょと・・・。自分だってあの人の行動には不快感を正直抱いていましたし・・・。
それに、血の繋がってない人たちで子供を助けようっていうんなら、「フルハウス」みたいにもっと相手を傷つけない形があるじゃないですか・・・と感じました。