昨日の夕方、とある小学校の校庭の横を歩いていると、野球部の子供達が必死で練習をしていて、結構顧問らしき先生がパワハラチックな言葉をぶつけていました。聞いてる自分まで嫌な気分になって・・・衝動的に、『ラベンダーとソプラノ』という児童書を思い出しました。ああ、あと、この記事も・・・。
で、なんだか・・・勝利至上主義やお金の問題という点では同じなのに、フィクション上では(雑な比率ですが)どうしてスポーツやお絵描きはいつでも肯定的に描かれて、勉強や教育ばかりが批判的に取り上げられるのか・・・。と、攻撃的な言葉遣いをしている先生を見ながらぼんやりと思いました。あれじゃ子供が可哀想だ・・・。まだ発達段階上、そんな耐性ができてないのに、大人の立場から怒気に晒してたら、精神に悪影響が出るんじゃないのか・・・。
それから、本屋に立ち寄ったわけですが、新刊の漫画を漁っている中で、ちょっと衝撃を受けるものを見てしまって・・・だって、裏表紙の作品紹介で「チー牛」ですよ?ネットの日影でしか通用しない差別スラングが公共の場所で使われているという光景・・・。何かウェブ漫画に関するお気持ち表明系の動画と、そのコメント欄を見てて、やっぱりね・・・とか思ったわけです。いわんだけでみんなも思ってたじゃん・・・みたいな・・・。
単なる消費者でしかないのでもうずっと我慢していましたが、今までアレコレに関して腹の底から思っていたので敢えて書いてみます。まあ・・・「チー牛」という言葉が公共の場所で使用されていたというナーバスさも併せて・・・なんですが・・・。
あの動画と照らし合わせて、なんかネットで差別とか誹謗中傷を脊髄反射的に消費しているどうしようもない層と、そういう層に爆買いさせるために、 2ch寄りの動物的な刺激を「エサ」として提供する作り手がいて、あそこら界隈は本当に治安が悪いなー・・・とか感じたりするわけです。ウェブ漫画じゃなくとも、児童文庫も結構インフレーションは新書ブームよろしく起きてるし、さすがに一線は超えてはないものの、危なっかしーな・・・と思う所があったり・・・。だって、『推しの子』のノベライズだよ・・・?そして塗り絵コンテスト・・・。作画担当の横槍 メンゴ先生もX上で注意喚起はしてたし、それを裏切るようなことやってるじゃん・・・。