やっと映画「バービー」を観られました。
まあ・・・みんながいってたことと同じ展開でしたね・・・個人的には・・・。
なんか女と男の生きづらさ・・・みたいな・・・。そこら辺でなんか予定調和みたいなものを正直感じていました。失礼なようですけど・・・。
ですが、凡百のおもちゃ系の映像が(相手に買わせる目的で)過剰に子供へ謙るようなものが多い中で、大人の映像作品として、女性蔑視や軽視、それからセクハラ等の問題を辛辣に風刺しているのがよかったです。なお 、ただ女性だけを被害者として描くのではなく、ケンを通じて男性も男性で、抑圧の犠牲者であることを表現しており、ただ(批評家受けする)男叩きに終始しておらず、絶妙な所でバランスをとっているなと感じました。
で、「バービー」が現実世界に出た時の、男性側からの性的な目線を浴びるシーンで思ったのが・・・とあるサイトの書き込みです。いったい何処のサイトだったのかは忘れたし、昔の話なのでうろ覚えなんですが、「今の少年誌はグラビアアイドルじゃなくて、昔のように宇宙船やロボットを表紙にしてほしい。そっちの方が夢があるから」という趣旨のことが書かれてあったと思うんですよ。
まあ・・・確かに・・・異性にドキドキしたり、セクシャルなものに興味を持ちたい年頃ですが、それに迎合するコンテンツの存在・・・というのもいささか考えられてしまいます。女性は性的な興味の対象ではなく、一人の人間として尊重しなければならない・・・というところから始めなければ・・・とは思いますが・・・(今日の)表現の自由とどう折り合いをつけていくかの問題だと思います・・・。すみません、話がズレてしまったようで・・・。