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2025年11月30日日曜日

コミカライズ系の話

 まぁ・・・私の中ではバイブルとなっている川名 壮志氏の『謝るなら、いつでもおいで』(集英社のハードカバー版を持っています)なのですが、ちょっと気になる事がありまして・・・。

うーん、何ていうのか・・・かなりデリケートな話だし、他人の事情を知らずに「いっちょ噛み」してもいいのかという葛藤を抱えながらになりますが、川名氏が最近、新潮社をメインに活躍されているからか、同社の漫画ウェブサイトであるバンチKaiにて、『ひみつ―佐世保事件で妹を喪ったぼくの話』という作品が連載を開始するというニュースを目にしました。そう、川名氏の『僕とぼく:妹の命が奪われた「あの日」から』のコミカライズです。

・・・ここからは、もしかすれば、あの事件におけるすべての関係者を傷つけ、敵に回してしまうかもしれないという覚悟で書きますし、まだ配信開始もされていない時に・・・とは思いますが、私は今までスキャンダラスなノンフィクションをコミカライズ(で知名度を更にアップさせる)するような、新潮社関係の商法を見てきたので、あの事件のセンシティブさを考えれば、「そんな方法で商業展開するのか・・・」という思いが、正直拭えませんでした。勿論、『謝るなら、いつでもおいで』や『僕とぼく』が大衆受けの為に事件を面白おかしく暴露していくような内容ではないのは百も承知だし、多分作画担当の漫画家さんもそこはきちんと守っていかれるような表現で連載されると信じています。

ですが・・・やはり、事件の御遺族から許可は取っているのでしょうが、被害者遺族のお父様や二人のお兄様の事を考えれば、あんな商業的な形で明確に露出させてもいいのか・・・と正直感じます。だからこそ、『謝るなら、いつでもおいで』で事件に関わってしまった人々が、川名氏に対して全てを賭すような覚悟で話した事の重大さを、絶対に裏切るような事がないようにして欲しい・・・そう願っています。殺されたのは実際の事件における生身の人間(しかも子供)なので、単にキャラクターとして扱うような失礼が無いように・・・とも思います。

こんな事・・・ 誰かを殺された経験もない第3者がいう事の方が傲慢だという自覚は痛いほどありますし、自分だって表現者として人を傷つける力はかなり有していますが、やっぱり『ケーキの切れない非行少年』とか『でっちあげ』みたいな話を見ていて、ちょっとうっすらとした不信感があったので・・・。

2025年11月29日土曜日

今日は早めの更新です

 今日は早めの更新です。

何か予定が山積みしとる・・・。やってもやっても新たな課題が・・・という感じです・・・。まぁ・・・個展の方はあらかたやったんで、今度は来年の方を・・・というか・・・。急がねばならん・・・。 

2025年11月28日金曜日

◎盛大に失敗した・・・

 まあ・・・久々にデッサンの練習を・・・と思ってやったら・・・盛大に失敗しました・・・。そのままをアップするのはかなりの恥なので・・・モザイクで隠したやつを下にアップしようかと思います・・・。

はい・・・ロベルト・オスティ氏の『目で覚える 動きの美術解剖学』に収録されていたブライアン・ブース・クレイグ氏の「ジェス」という彫刻作品なんですが・・・。何を失敗したかというと、腕や脚の長さとか、ポーズが直立になってるとか、もうできたのは陰影ぐらいなものだったので・・・。スケッチブックにあわせて小さく描かないからこうなるんじゃ・・・。

またリベンジします・・・こういうのは・・・。

そういえば、最近藍沢 羽衣氏の『呪われても知りません#スマホ#怪異#Vtuber』という児童書を読みました。 いささかネタバレになるようで恐縮ながら、あれってリアルの人物に対する復讐かと思ったんですよ。でも続きという感じで・・・。何かラストは「トロン」という映画じゃん?と思いました。人間自体がデータになってしまうというか・・・。

2025年11月27日木曜日

お前んとこの偏差値は35か?

 以前もこの文章で町山氏のリンクを貼ってるので、裏切りになるかな・・・と思いますが、敢えて何か最近の騒動を書いていきたいと思います。

あの「偏差値は35」っていう話ですよ・・・。 ていうか拓殖大学って、こっちから見ればブランド中のブランドなんですが・・・。中退とはいえ、『ファイブスター物語』の永野 護先生がおられた大学じゃないですか・・・!あれ・・・中学校の時によく読んでましたよ・・・。

本題に戻りますが、大学にあまり詳しくないのに、こんなこと書くのは恐縮ですし、自分の大学の話ではありませんが、例え偏差値が低いかBFかつ定員割れでも(特に地元において)教育機関として成立している大学や学部はあるし、その逆があっても攻撃の材料として使うのは、それ関係の記事を読んだ限りでは批判の手段としては論外だと思います。

まぁ・・・あの手の議論の不快さならわかりますよ・・・2017年から首相とお友達という「クロ」が発生した時に、やっても罰せられる方じゃない、寧ろ(納税者意識や国民感情において)罰することができる方だとわかって味をしめたネット民から、そしてコメンテーターから、死体蹴りと悪魔化の限りを尽くされてきた身としては・・・。あの頃はOBだったけどね・・・。

でも、この手の議論が面白いのは、(ネットを中心とした)マスメディアに深く根付く「Fランク大学」に対する数々のヘイト発言と、こうした町山氏の発言が炎上し、学歴差別絶許みたいな言説が持て囃される事が比例するように成長し、行われている事です。

どうやら、(個人的な偏見になりますが)ネットにおける日本の学歴言説というのは、特定の教育機関やその関係者(特に学生)を蔑視する事と、※学歴厨及び高学歴者へのルサンチマンを解消する為に、必死で学歴社会批判を捲し立てる事がまるで時計の振り子のように行ったり来たりしているのかもしれません。

 

※なんかここにはサンデル氏の『実力も運のうち:能力主義は正義か?』が単なるリベラル攻撃に使われてるようなさもしさも感じています。お高く止まって社会を見ないリベラルという藁人形を(被害者意識で)叩くことにより、自身のネトウヨ的価値観を正当化する事例をXでかなり見ているもんで・・・。

2025年11月26日水曜日

替えの効く人

 ―相手がちゃんと向き合い始めると、こわがって逃げてしまうところがあるからね。その弱さが、人をひとり殺したよ。

                青木 和雄『ハードル:真実と勇気の間で』より 

 

まぁ・・・私も最近、読まんくなった漫画や本はある程度ブックオフに売ったり、それでも売れないものは資源ゴミとして・・・という事を始めています。でも、やっぱり思い入れが強いものもあり・・・という感じでしょうか・・・。

で、何か最近「断捨離」っていう言葉が流行っとるじゃないですか・・・。まぁ、要らんものを捨てたりする範囲なら大いにアリだと思うんですよ・・・。ですが、問題なのは人間関係までその理論を適用してコストカッターぶるような物言いも、断捨離ブームに比例してあらわれている事でしょうか・・・。

この文章と併せてみて、人間まで「It」と見做して排除する事でミニマリストを気取るような言説はSNSに蔓延っていますが、(現実に)替えの効きやすい非正規雇用の労働者や人命を消費する戦場で戦う兵士、そして無縁仏のホームレスにも、ある程度の人間扱いは保障されています。ペットや家畜ですら、その死や生に一定の憐憫は払われています。
そんな中で「人間関係の損切は必要」等と嘯く風潮に、グロテスクなものを感じるのは私だけでしょうか・・・?新井 けいこ氏の『やさしさバトン』という児童書における主張のように、相手への尊重や良心に基づく行為がいかに大事か・・・歪んだ個人主義の極北じゃ・・・。

Xを中心としたネットの世界では、(あればいいというものでは無いですが)大した覚悟も無しにそのぬるま湯から、自分にも保障されている人権や尊厳を腐す言動がホントに散見されますが、結構な贅沢だなぁ・・・と思うこの頃です・・・。 

2025年11月25日火曜日

『花に風』を読みました

 吉野 万理子氏の児童書『花に風』を読みました。今時、貧困とか闇バイトとか、本作のようにハラスメントとか・・・世知辛さの波にうまく乗る児童書はいつの世でもありますが、「想像の世界でくらい自由にさせてあげなよ・・・」とか思いますが、知らんぷりもどうかと思う次第です。

で、何か本作でテーマになっているのは、最初に書いた通り「ハラスメント」です。パワハラとかカスハラとかスクハラが出てくるんですけど、知らず知らずの内に主人公の家族もカスハラ認定される事により、ハラスメントというものを、自分とは関係ない異常な大人同士のイザコザで片さない誠実さを感じました。

そこで、主人公の少女が生け花教室の先輩から・・・そう、アドバイスのフリをした・・・アレを受けるわけですが・・・。アレとはもちろん、主人公が気づいたあの言葉、「スクハラ」ですよ・・・。で、相手の実力や立場の誇示の受け皿にされる主人公を見ながら、(結構場違いかつ極端な例えを持ってくるようですが)殺人事件という最悪な事例に至る事は滅多にないですが、川名 壮志氏のノンフィクション『謝るなら、いつでおいで』で被害者の少女が直面していたような、創作界隈のギスギスはどこにでも転がっている普遍性がある・・・そんな感じがしました。

先輩から主人公が受ける、「アドバイス」という名前のそれですが、インターネット(特にX)を検索していて、そういうのってかなり見ます。よー清水氏も指摘していたと思いますが、厳しいアドバイスのフリをしながら、他者を自分の自己顕示欲や支配欲のはけ口にして、侮辱するような言動をする創作者みたいな・・・。その場合はターゲットが不特定多数なんで、マジで何ともしがたいよな・・・と感じています。自分の仕事にアート(或いは芸術)という冠がついた瞬間、そんな自分を特別視して排他的な選民思想を表明し、自分が勝てる相手に威張り散らすような画家やギャラリー経営者をXやBluesky上で見とるんでね・・・。 

そして、(いささかネタバレになってしまいますが)最後に主人公がスクハラの加害者に下した決断は、とても現実的だと思いました。そこで相手も反省して仲直り・・・になると、ハラスメントがなぜ悪であり、やってはいけない行為なのか・・・という教訓の効用が薄れてしまいますからね・・・。 

2025年11月24日月曜日

『やさしさバトン』を読みました

(一部を少し書き換えました) 
新井けいこ氏の児童書『やさしさバトン』を読みました。

まぁ、何というのか何でも損得勘定で考えがちな少女、有紗が主人公で、ひょんな事から視覚障害者の女性と交流した事から、果たして行為は損得、つまり自分のメリットだけで受けるものなのか・・・という考えを持ち始める有紗でしたが・・・。

基本的に、私は社会に能力や生産を提供する行動、つまり労働は金銭的なリワードが鉄則であり、それがない労働というのは詐欺師の常套手段か、偽善者の無自覚な搾取だと認識しています。 よくありますよね。「夢」とか「やりがい」みたいなもので人の善意につけ込み、タダ働きさせるような職場とか団体とか・・・。

ですが、社会というのは無償の善意や良識の応酬で運営されているのも事実です。災害のボランティアや、何かあった時に助けてくれる近所の人々、職を失い、金銭的に困窮している加害者家族を無償でサポートする弁護士、無料塾など・・・。私も色々と大勢の誰かに(正直ながら)無償の善意で助けられ、ここまで生きてこられたのでその価値は痛感しています。

『やさしさバトン』は、巷に横行している逆張りトリアージ言説へのアンチテーゼへの主張だと思いますが、私もその言説に反対する者として、いささか理論武装が・・・とは思いました。現代思想の長期主義特集でも木澤 佐登志氏がトリアージ思考を社会に強要するような言説に雷を落としていたと思いますが、他者への行為に善意や良識など、損得では割り切れない感情が何故重要なのかといえば、本書のように「やさしさ」が誰かと繋がっていくと幸せな気持ちになれる程度のことではないと思います。社会に損得や排他的功利主義を応用する事は、社会の根幹や理念、人間同士の基本的な信用を破壊する話であり、社会がそうならないために個人を尊重し、切り捨てる事に抵抗感を与える倫理的ブレーキは必須だと私は考えているわけです。

人を単なる(トロッコ問題的な)価値として扱わない、(必要もないのにわざわざ)排他的切り捨ての精神を持ち込むことが何故有害なのか、そこら辺の反論がいきわたらない限り、説得力は無いように思えます。はっきりいえば、(特にアマチュア界隈で)薄っぺらなエキセントリックと好き勝手な主張が児童書というフィールドで持て囃される風潮はありますが、それに勝つためにはもう少し無償労働のデメリットとか反論は詳しく・・・と感じました・・・。仮想敵として思いつくのは、ハ〇ブネ×ブック〇とか児〇書読〇日記とか、そういう所なんですが・・・。都合よく弱者をダシにして自民党一強政治を腐す癖に、似非文化左翼的な特権意識でその相手(貧困層とか生活保護受給者とか)を抑圧している事に無自覚なあの態度には、以前からかなり感じてました・・・。

2025年11月23日日曜日

◎『プライマルの装殻』発売開始しました

 先程はちょっとキツめの話を書いてしまいましたが・・・まぁ、(たまには味直し的な話も必要かと思い)先日からBOOTHにて『プライマルの装殻』(PDFファイル)を発売開始しました。詳細はこちらをどうぞ。一応紙版は作ったのは作ってたんですけど、メカデザインやストーリーが見直してアレだったので、2転3転してようやく商売として・・・といった感じです。ちなみに「装殻」は「そうかく」と読みます。

内容は、水沢 悦子先生の漫画『ヤコとポコ』において、オリキャラが時々ガンダムみたいなものに乗って戦いながら、推しキャラであるオリーブ翠先生と適度に交流する話です。

下に、参考までに表紙画像をアップします。

はい、「ガンダムみたいなもの」の全容です。正確には「アーマメント・フィギュア」、略してAFといいます。AFというのは、カズオ・イシグロ氏の小説『クララとお日さま』に出てくる子供型アンドロイド、アーティフィシャル・フレンドの同じ頭文字であるAFからです。キャンバス画に書いたメカをPhotoshop Elementsで切りとり、文字を合成しました。まぁ・・・プラモデルのパッケージをイメージして制作したんですが、某新書レーベルっぽくもあるなぁ・・・。

更に、下に無加工のものをアップします。


 ここから今、背景を足している途中ですが、それをやって表紙を・・・となると発狂しそうだったんで、ちょっと妥協しました(汗)個展の準備もあるし、来月の準備もあるし、バイトもあるし・・・ね・・・。

まぁ、色々書きましたが、もし何か思う事があったらリンク先で読んでみてください・・・という感じです・・・。500円なんで・・・。もし紙じゃったら、ちょっと価格上げるかもしれませんが・・・。 

 


 

許す事、許される事

最近、被爆者関連の本を読んでいると、被爆者が(当然ながら)アメリカを憎んでおり、ひょんなことからエノラ・ゲイのクルーが原爆投下について後悔している事を知り、相手への許しと共に悪いのは戦争そのものだ・・・という結論に至る話を見かけました。

こうした戦争被害についての許しについての「美談」はちょくちょくありますし、林 志弦氏の『犠牲者意識ナショナリズム』でも「赦し」について書かれていると思います。ですが・・・。 

私だって(子供の時に)許されない事をして許されたり、許されなかったりしながら成長してきました。責任を問われるべく当然の叱責や注意を、被害者意識として正当化するズルさは、今でもあります。

だからこそ敢えて書きますが、この「許し」についてのドラマに、結構ひっかかるものがあります。 ポスト8・6を歩む前の広島は、大本営の設置に数多くの兵士や弾薬を送り出していった宇品港、大久野島の毒ガス工場など、「軍都」、つまり戦争加害者としての側面を大いに持っていました。それを「戦争そのものが悪い」と転嫁し、無邪気に許しを与える姿勢は、海の向こうで侵略や虐殺の憂き目にあったアジア諸国の人達の怒りを矮小化し、なあなあのお互い様精神で、戦争責任を漂白する危険性がないですか?と、感じています。

確かに、被曝された方々の当時の年齢と、それから歩まれた道のりを考えれば心情は同情に値するものです。 私も祖父が入市被曝(被爆者手帳を持っていました)しているので、そこだけは痛いほどわかります。

ですが・・・やっぱり・・・自国中心の被害者意識だけで戦争を伝承する動きがメインな一方で、やはり海の向こうからはキツい目線を浴びせられている現実があり、そのギャップの深さについては考えさせられる・・・そう思うのです・・・。 

2025年11月22日土曜日

接触しそうになりました

 今日、仕事が終わった後にコンビニへ行こうとしたら、向こうから猛スピードで走ってきた自転車と接触しそうになって・・・もう、許されんぞこれは・・・!!接触しそうにっていっても・・・服が掠ったんだよ・・・!!なんでああ無自覚なんか、自転車にのってる奴の大半は・・・!!

はっきりいえば、外国人観光客の方が自転車のマナーがすごくいいです・・・。地元民と比べると・・・。

まぁ、来年の1月もまた東京のギャラリーさんで出展するつもりです・・・。よろしくお願いいたします・・・。 

2025年11月21日金曜日

◎二人展にお邪魔しました

 この間、しょうたダンボール君と島村 勇希君の二人展(会場:ギャラリーかのえ様)にお邪魔しました。下にその様子をアップいたします。




 
やっぱり何ていうのか・・・しょうたダンボール君の作品で惹かれるのはメカ・・・!ですよね・・・。確かに彼は対象としたものを、何でも細かく(ダンボールで)再現できる能力があるんですが、私がメカが好きなせいか、そっちの新作も楽しみにしてるというか・・・。

そして、彼の弟である島村 勇希君のキャンバス画(油絵・アクリル画)も、初めて見ました。 彼にモチーフや制作意図などを聞いた所、宇宙や気をテーマにした絵だそうです。確かに、芯の無い人がよくいう空虚な「自由」ではなく、きちんと物事を観察した上で、それを「自由」に昇華できている強さがかなりあるな・・・と感じさせられました。しょうたダンボール君の作品と併せて・・・。

こうして見ると、やはりゼロからの創作なんていうのは「できない人」がいう言い訳や美辞麗句で、やはりリアルやマテリアルな側面を大切に見ている人が、きちんといい作品を作れるのだ・・・という事をこの展覧会で痛感させられました。

なお、明日はちょっとした報告をしようか・・・と思います。BOOTHを始めたんですよ、BOOTHをね・・・。 

2025年11月20日木曜日

明日が楽しみです

 もしかすれば、「あるもの」が明日書店に入荷するかもしれないので・・・楽しみかな・・・と・・・。

もう今日は80%位(初めに)BOOTHあたりに出そうかというものを完成させました。後はエピローグ系のアレを描いてからです。明日・・・とはいってもキツい部分もあるよなー・・・。賃労働は不得手かも・・・。 

2025年11月19日水曜日

まぁ・・・完成しました。

 一応は・・・メカ自体の全体が完成しました。後は背景・・・海を描いていきたいです・・・。資料ももう揃えてるんで・・・こういう時に図書館って便利だなとか思ったりします・・・。

そういや・・・後ろめたさを感じてるとはいえ、やっぱり色々間違ってるのに自分が正しいマンに遭遇すると・・・やり切れなくなりますね・・・。そんなに私は法外なこといってるわけじゃないのに・・・。 

まぁ、気持ちを切り替えて前進・・・あるのみです・・・。 

2025年11月18日火曜日

ほとんどできました

 今、全力投球で一番面積の多い本体の色を塗り終わったので、あとはチマチマとサブカラーを・・・という感じです。

今から仕事に行かなければならないので、今日はこの辺で・・・。 

2025年11月17日月曜日

今、着色しています

  今、キャンバスの線画に着色しています。

で・・・今日、コンビニへと行った時に、老人同士の会話で「三八豪雪」という言葉を聞きました。何か久しぶりに聞く言葉でしたね・・・。

雪も人を殺すから怖いけど、雪の降らない温暖化も怖い・・・という事で・・・。

そういや、『黒魔女さんの小説教室:チョコといっしょに作家修行!』という本を前に読んでいて、伏線を張る事を痛感させられています・・・いきなりアレじゃ成立してないし、何とか自分なりに正当性は持たせたつもりだけど・・・(電子は)BOOTHとか文フリとかに放流してみたいもんです・・・。 

2025年11月16日日曜日

「Blue wash」を制作しました

 

中学生の時、美術の教科書でこんな作品を見た事があります。ああそれと、余計な事かもしれませんが、マグリット氏の「呪い」という作品も「s.l.a.i」というゲームで言及されてましたよね・・・エンディングで・・・。

で、本題に戻りますが、この「Blue wash」はリンク先における「大家族」という作品のパロディみたいなものを目指して制作しました。メインテーマは、こういう話こういう話をベースにしています。 阪神淡路大震災や熊本地震などの災害がすぐ忘れ去られるような風潮に対し、東京が被災地として関わってきた時だけあれ程(全国規模で長年)騒がれるのと同じで、ウクライナという先進国がロシアから攻撃を受けるやいなや、中東やアフリカの紛争を他人事で処理してきた人達が、急に※反戦意識を覚醒させ始めたと思います。恥ずかしながら、私もロシアのウクライナ侵攻に慌てふためくその一人だったのですが、やっぱりこういうのはいかんなーという自省で、拙作を描いていました。

そして、バックで青空が見えるように切り抜かれる形で表現されているのは、(原作のように)鳥ではなくMQ-9リーパーというアメリカの無人爆撃機です。これは、「ドローン・オブ・ウォー」とか、「ドローン・オブ・クライム」といった映画に私が多大な影響を受けている事、児童向けノンフィクションの「ナビラとマララ」が指摘しているように、ドローン爆撃で民間人の巻き添え被害が出ている事等を表現しています。背景の青空は、2つ目のリンク先の記事が象徴しているような「青い眼の人々」を表現しています。

まぁ・・・目の前の少女ですが、かなり結構な言い訳はしないといけません。ヒジャブという被り物から出ている前髪なんですが、結構悩みました。現実に照らしあわせて、出すべきか出さないべきなのか・・・結構あの話はデリケートな問題なので・・・。で、出すとすれば多数の人と同じように撫でつけるような表現にすべきか・・・と思いましたが、きたしま先生の『インプレゾンビの初恋』という漫画を読んでいると、ヒロインの前髪はそうじゃなかったので、それもアリか・・・と思って毛先が見えるようにしました。これで何かあったら・・・文句はいえんぞ・・・私は・・・。 

 

※これはかなりの偏見ですが、日本で外国や異世界を扱ったノンフィクションでも、白人がかなりの数を占めるか、有色人種が全く出てこない作品もあります。それも関係しているのかもしれません・・・。 

2025年11月15日土曜日

もう出すか・・・

 ある新作を、もうこの公開日記や公式サイトにアップするか・・・と考えています。

描き直していたら、ホンマキリが無いし絵具代がかさむんですよ・・・。

デリケートなネタだから、慎重に慎重を重ねた上で・・・と思います。

そういや正月に帰れるかな・・・個人的にはもうどっちでもいい感じです・・・。帰ったら帰ったで苦労はかけるだろうし、バイトの事もあるんで・・・。 

 

2025年11月14日金曜日

気になっている事

 まぁ・・・Xを覗くとまた、何か気になる展覧会があるんで・・・でも、金の事を考えれば・・・という感じです・・・。

コラージュ作品・・・結構好きなんですよね・・・。カオスラウンジの影響を一時受けていたせいで・・・。

高速バスとJRを使えば、何とかって感じなんですが・・・。

そういや最近、毎朝マフラーを改造していると思しきバイクが、神経を逆撫でするような排気音を出して通過するようになりました。無自覚なライダー自身の為にも、さっさと問題になれよ・・・!という感じです・・・。

2025年11月13日木曜日

何かズレます

 まぁ・・・一日、日付がズレてれば「13日の金曜日」になっていたんですが、それはいいとして・・・何か、こういうポストを見て、かなり考えさせられたというか・・・。

 一応、ポストに貼られたリンクがかなり残酷な内容なので注意してください。どれくらいのレベルかといえば、いつか自分がネットで見た、福島の避難区域に残されたペットが共食いした末の、死骸の画像を見た時のショックに匹敵します。

 で・・・やっぱりこんな事いいたくないが「かわいそう」って結構恣意的な言葉だから注意しなきゃなー・・・とかぼんやり思ってます。ポストでは「犬vsクマの構図になるとだいぶ話が違ってくる。動物愛護家たちの反応はどうなるか。」と書かれていましたが、まさにそうかと・・・。同じ「動物」が殺されたという事で・・・。かなり話はこじれそうです・・・。

まぁ・・・リンク先の記事もちょっと情に訴えすぎじゃ・・・?と感じました。第3者に向けてる分、もう少し事務的にできないものかと・・・。結局(クマに惨殺された犬が可哀想という「物語化」みたいな)は、そういうのも何か要らん対立を煽ってるような感じがしますよね・・・。で、何か母がインコが死んで慟哭していたのを思い出しました・・・。 

 

 

2025年11月12日水曜日

◎「TRAinART ~アートする世界の鉄道展」にお邪魔しました

 まぁ・・・言い訳として、ここで「明日くらい」と書いていたのですが、色々な事が積み重なって、ようやく京都鉄道博物館様にて開催されていた企画展「TRAinART ~アートする世界の鉄道展」にお邪魔させて頂く事ができました。鉄道系のアートが好きなのと、ただ(鉄道ファン的なものから)好きで描かれるのではなく、鉄道も含めて世の中の事象がアートと関わって、作品として成立していく事は運命といってもいい話だと思うので、是非とも行ってみねば・・・!という思いでした。下に会場の様子をアップしておきます。




このように、鉄道という「交通手段」が文化に影響を与え、アートとして昇華されていく様が、パネルや往年における名列車(TEEやマラード号等)の模型と共に展示されていました。

特に、やっぱり作品として映えるのはイギリスの鉄道、特に蒸気機関車ではないかと思いました。知っての通り、イギリスは世界で初めて鉄道が開通した国であり、その気概を示すかのように蒸気機関車はただの機械ではなく、一流の工業製品のようにカラフルで、流麗なデザインと装飾が施されています。(ちょっと失礼な表現で恐縮ながら)黒一色の喪服みたいな日本の蒸気機関車に比べると、その違いはかなりあると思います。

これも出羽守の意見になってしまいますが、最近でも一流のデザイナーへと鉄道車両や駅舎のデザインを依頼し、その作品が話題に上ることがありますが、やはりそうした※「点」ではなく、トータル、つまり「線」で考えないといくら形だけヨーロッパの後追いをしても・・・と考えています。現在、度々日本の都市景観の悪さが指摘されていますが、まだまだ先程書いた「点」だけを見ている結果かな・・・とも・・・。

ちょっと不平不満を書いてしまいましたが、やっぱり鉄道も含め、日本の景観がハードウェア頼りの現状で済まそうとしている部分はあると思うので・・・。


 

2025年11月11日火曜日

「ヤンキー」論的な

 何か自分から見て、粗暴だったり道理の合わない考え方をしている(表明している)人間を安直に「ヤンキー」というのは正直、あまり好きじゃないです・・・。まぁ、私もここで「ヤンキー」とかいっててアレな事は承知ですが・・・。

もうこの公開日記で何度か取り上げたとは思うし、同じシーンの説明になってはいるんですが、「12人の怒れる男」という映画で、陪審員の一人がスラムとその住民に対する差別を捲し立て、そっぽを向かれるというシーンがありますが、批判の文脈に「ヤンキー」という言葉を持ち込むことに、そういう無邪気な暴力性を感じます。ヤンキーって・・・マイルドヤンキーとかいいますけど、地方やそこで生きる労働者みたいなものを、都市目線で都合よく矮小化してヘイトするマジックワードじゃねぇか・・・。まぁ、私だってガラの悪い人は好きじゃないですがね・・・。でも・・・自分だって社会に迷惑かけとる部分はかなりあるしなぁ(汗)

まぁ・・・特にネットを見ると、西成は怖いとか、メリトクラシーの成功者は冷酷だとか、クルド人は犯罪予備軍だとか、フォビアの文脈で優位に立つことにより、社会や人との関係性をチャチャッと済ます風潮(これは菅野 仁氏が『友だち幻想』で指摘していた「コミュニケーション阻害語」の親戚ともいえるかもしれません)はどんどん強まっているように感じます。
私の絵の制作においては、党派性みたいなものでは無く、寧ろそこら辺の闇にいっちょ噛みするような感じでやっていきたいのです・・・。だからあんまし気づかれんし売れんのだとは思いますが、高く評価されているような反戦アートとか震災アートとかとは、本当に相性が悪いので・・・。

2025年11月10日月曜日

線画をやっています

 今、HBの鉛筆で白く塗ったキャンバスに線画を描いています。

やっぱり・・・F30号では大きすぎる気も・・・でも背景を想定に入れれば・・・と思います・・・。今はF20号で、ギリギリ収まる感じです。

可能ならメカだけではなく、何かを添えたいな・・・と感じています。その何かが思いつかない状態で・・・(汗) 

そういえば、最近「フキハラ」という言葉を知りました。コンビニや駅においてカスハラの注意喚起ポスターが見られるようになり・・・フキハラもそうだよねーと思います。

まぁ、現場で切羽詰まってれば誰かにしわ寄せが来ちゃうのは仕方ないとしても、イライラしている自分を見せつけ、思い通りにならないとキレるのがスタンダードという職場もありますからね・・・。特に中小では・・・。何か『打ち切り漫画家(28歳)、パパになる。』という漫画で、身につまされる思いでしたよ・・・。いますよね・・・すぐに「仕事舐めてる」とかいうヤンキー的文脈に矮小化するか、付け焼刃の知識で(ADHDみたいな)病気として質問してくる人が・・・。 

なんかああいう系の人ほど、簡単にメンタルヘルスを乱用してくるので嫌になります・・・。

で、カスハラに関してはカスのハラスメントかと一瞬思いましたが、「カス」はカスタマーの略語という事らしくて・・・。客が店員をいじめよるのちょくちょく見てきたしなぁ・・・。勝手な妄想だけど、それこそ病気か八つ当たりかと思うんですよねぇ・・・。 

2025年11月9日日曜日

期日前の話

 まぁ・・・選挙の時は殆ど期日前投票で済ますんですが、今回はバイトとか政策、画材購入とかで投票会場に行ったのは当日になりました・・・近くの小学校の体育館で・・・。

今日も新作を描いています。主線のある絵は無い方より難しいです・・・。 

2025年11月8日土曜日

かなり微妙な話

(ちょっと色々加筆修正ました) 
昨日、見なきゃそれまでなんですが懲りずにまたあの某観賞魚の人のnoteを読んでしまいまして・・・。で、記事を読んでいく内に「ダメだこりゃ・・・」となりましたよ・・・。

これ系の話における焼き直しになっちゃうかもしれませんが、依頼は応援じゃないんですよ。某観賞魚の人は無邪気に応援目的の依頼をする事を推奨しているように見えますが、施しが目的化すると、逆に駆け出しの作家(ギャラが安い分)を金で使い捨てにするような悪循環が生まれると思うし、(私はまだまだの立場ですが)もともとフリーランサーとクライアントはプロ同士、対等な立場でやり取りしながら仕事をさせて頂くという(金銭的なものも含めて)責任関係で成り立っているはずです。そこに応援という「善意」を入れると、描き手に要らんプレッシャーを与える事に繋がる危険性だってあるでしょう。

私だって駆け出し状態ですが、知名度が高い人を選ぶのは単に権力とかファン集めだけじゃないです。私もプロ作家にゲスト原稿の依頼をさせて頂いた経験がある分「は?何いってんだお前?」みたいな精神状態になりました。

知名度の高いプロ作家が商業面で優遇されるのは、経験が長い分、駆け出しと違ってちゃんと絵の仕事が(こちら側の要望も併せて)柔軟に出来るという事、実務面も含めて何かあったらきちんとした対応と危機管理能力を有しているという事もあるので、そんな認識(見栄目的?)でプロ起用が行われていると思っているのなら、本当に認識が甘いし、わかっていないと思います。私もちょろっと企業案件でお仕事をさせて頂いたことがあるので、尚更なんですね・・・こういう話は・・・。

そういう所でトータルすれば、某観賞魚の人は人の役に立ちたいという前に、ソースを自己啓発やスピリチュアリズムに頼るのではなく、ちゃんとビジネスリテラシーや実務の面をきちんと考えてから、絵描きの事に対して発信や提言をして下さい・・・というお気持ちです・・・。

私だってわからずに間違いを犯す事だってあるし、あの企業案件だって、クライアントさんと私の間に立ってくれる人がいたからこそやらせて頂いたわけなので、偉そうにいうのもなーとは思います。でも、こういう経験があってこそ、某観賞魚の人が依頼を応援としてやろうとしている事にかなり違和感を抱いていたので・・・。違和感ならいいですけど、何も考えずに金をあげる事ばかり考えて、需要と供給の事にズレた理念表明をしているのが、本当に自分の中で苛立ちとして燻っていました・・・。それに、絵描きさんは金を送れば描いてくれる存在ではなく、職業人としての尊厳と仕事を選ぶ自由意思がある事に気づかない限り、某観賞魚の人は益々意識だけが高く、現実と実態にそぐわん事を平気で・・・という思いです・・・。

(追記)そうそう、こんな所で依頼の話はするもんじゃなかったと・・・もっとポジティブな話題で宣伝すりゃいいのに(泣) 

 

 

2025年11月7日金曜日

一段落済みました

 今日はプライベートで一段落済みました。とりあえずは良かったです。

昼食でネパール料理店に行ったのですが、食べ残しがありました。許せないぞ・・・! 

2025年11月6日木曜日

書きたいことはありますが

 書きたいことはありますが・・・やるべき事が今、かなりあるんでそっちの方を優先したいです。ちょっと馬を描きました。動物には詳しくないので、種類は適当です・・・。

2025年11月5日水曜日

明日は調べものです

 明日は緊急の用事が入ったので、ちょっと調べものをします。まずは馬とフェラーリ・・・という感じで・・・と思っています。馬車鉄道も考えましたが、凡庸すぎると思うので・・・。

なんか動物が直立歩行するというのは、どうしても水沢 悦子先生の『ヤコとポコ』のイメージからだと思います。今日は危うく更新を忘れる所だった・・・。 

2025年11月4日火曜日

チタニウムホワイトを買いました

 ついに・・・念願のチタニウムホワイトを買いました・・・!

これである程度は背景のアレコレを描けました。次は波頭だね・・・。

まぁ・・・過去に画材屋で唖然とする事をやられまして・・・それはいうまあ・・・。

ただ・・・例えるなら本屋に行って、絵本というジャンルがわからないような対応をされる時の破壊力に似たものだったのですよ・・・それが・・・。絵本だっていうのに新書のコーナーに案内されるというか・・・。

不平はここまでにして、ちょっとコンビニに行ってきます。のり付け遊びが待っているので・・・。 

2025年11月3日月曜日

2作目に取り掛かっています

 今、2作目に取り掛かっています。チタニウムホワイトの一番大きい奴が・・・品切れだそうで・・・まあいいです、根性で買いに行きましょう・・・!

そういえば、今日は久しぶりに広島風お好み焼きを食べました。やっぱり胃が重くなるけど美味しいですね・・・。ちょっとこども図書館に資料集めに行っていたので・・・でも・・・一番肝心なものを借り忘れていた事に気づきました(汗)もう閉館だし、明日は祝日の振り替えで図書館は休みなのでしょうがないです・・・。 

2025年11月2日日曜日

もうキツいな・・・と・・・

 川名 壮志氏の『謝るなら、いつでもおいで』を読んでいて、やっぱり「うざったてー」で始まる自分のクラスへの罵倒は、いつ見ても・・・と感じています。

人を殺すまでに発展しなくとも、あれだけのキツさは今のネットに散乱するものだな・・・と・・・。明日くらいから現地レポを始めます。京都のやつです。 

今日は下塗りを済ませました。これからいろいろ描いていきます。 

2025年11月1日土曜日

根性で行きました

 行きつけの画材屋さんに、F12号キャンバスが無かったので根性で東急ハンズまで行って買いました。やっぱり稲荷町からショートカットする路線にしたのは良かったと思います。

で・・・ヒジャブなんですけど・・・前髪は出すのは正解なんでしょうか・・・?それともリアルに即して隠した方がいいのか・・・。きたしま先生の『インプレゾンビの初恋』という漫画では、みんなヒジャブから前髪を出しとったしな・・・それに倣った所はあるし・・・でもシリアスな話だから、どれほど・・・とも思うわけですが・・・。

まぁ、ちょっと調べてみます。これから・・・。