学生時代に『トイレの神様』という曲を聞いたことがあります。
自分の祖母をめぐるドラマを描いた曲で、最後は祖母が死ぬことといままでの感謝で締めくくられます。
で、数少ない友達が「あれを聞いて泣いた」といっていました。
自分としては、身内が死ぬという「その時が来る」日がいつなのかという恐怖が、いつも日常生活の影でちらついていました。で、結局大学卒業後にあっけなくその時はきたんですが・・・。あの原因は学生生活という大義名分のもと、身勝手な振る舞いもしてきた自分の原因なのではないかという自責の念もちょっとはあります。いや、まあ、最低限お見舞いは行っていたんですが・・・。
でも、正直あんましこういうこと書きたくないんです・・・あんまし身内が死んだとかで同情とか欲しくないし、されても嬉しくないというか・・・。
こういうことは「ふーん、そうなんだ」くらいで留めておいてほしいと思います。なんか、有名人が死んだとき、そのアカウントに大量のリプライが送られてくる(そしてRT)ような「お悔みバズ」は正直気持ち悪いと感じているので・・・。いいすぎなような気もしますが、新型コロナウイルスでもそういうお悔みバズがあると思いますが、例え身内が新型コロナウイルスに感染して亡くなっても、詳しいことは書かないと思います。後になって「まあ、色々あって亡くなりました」と簡潔に書くか、あまり書かないと思います。
個人的に本人にしかわからない苦しみに、長い付き合いでもないような人がネットで簡単に同情するようなコメントを送る風潮は、正直懐疑的です。ずっと前に、お気に入りの漫画家さんが病気で亡くなった時も感じたことなんですが・・・。