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2021年2月2日火曜日

暴君の本を読みました

 こないだ、コンビニに売っていた文庫本の帯広告に「世界一残虐な本」と書かれていたので、思わず買った本があります。それが、『教科書には載せられない暴君の素顔』という本でした。文字通り、歴史に名を遺した暴君のエピソードが簡潔にまとめられており、この手の政治家につきものの虐殺や弾圧が淡々と書かれているからこそ、その恐ろしさがひしひしと伝わってきました。特に強烈だったのはイディ・アミンとポル・ポトです。

もう、あまりのやりように絶句するしかなかったです。国家をコントロールする人間が「殺す」ことを手段にすると、こういうことになるんですね。

翻って、日本を見てみると、問題が色々あるとはいえ、まだまだ恵まれていると感じます。政治家を批判しても強制収容所に入れられたり、手足を切断されて広場に晒されることはないのですから。

いや、だからといって今がそれだけ平和だから、黙ってろというわけではないんですが・・・。