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2021年5月9日日曜日

ハズレの先生

 ずっと前に、電車に乗ってた時、主婦と思しき方々が(自分の子供が通っている)学校の担任であろう先生のことを、「ハズレ」と呼んでいました。

私も小学3年生の時に、担任の先生に殴られたり蹴られたりした経験を持つわけですが、「ハズレ」という言葉にはちょっと違和感を感じるものがあります。

まあ、こちらの引用でもある通り、自分の経験したヤバい事態ならともかく、それ以前の問題で思い通りにならないから「ハズレ」というのは、なんか奴隷を使い捨てにするようで嫌な表現だな・・・。特に「ファミレスの窓際のテーブルに陣取って、幼稚園や学校をあしざまに言いつのる」というのがね・・・。

こういう担任教師を「アタリ」か「ハズレ」で選別するような風潮って、三田村信行氏の児童書『おとうさんがいっぱい』を思い出します・・・。人間を選別していた側が、ある日選別される側になる恐怖を描いたあれです。

そうそう、なんか理不尽な理由で減点された子供のテストが、親によってネットに(晒すために)アップされているのを見たことがありますが、同じものを感じるな・・・。

こういうのも、また書いてみたいと思います。