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2020年5月3日日曜日

死役所を観ました。

あずみきし先生の漫画が原作のドラマ『死役所』を観ました。
10完結なので全話が再現されているわけではないですが、抑制されたBGMや、どことなく無機質な役所の内部など、原作のドライな雰囲気が出ていて良かったです。
特に印象に残ったのは、初デートといじめ自殺の話です。特に形でもいいから彼氏とデートしてほしい(もうすでにほかの彼女がいた)という女の子の想いが、あんな形で終わってしまったことや、義理の父親への少年の想いは、すごく胸にくるものがありました。義理のお父さんって、どんな気持ちでいじめの加害者を殺したんでしょうか?そこをちょっと映像で見て見たかったなと感じました。

ところで、原作でシ村さんが犯行を自慢するような通り魔事件の犯人に対し、「屑が、永久に彷徨ってろ」とキレる有名なシーンがありますが、あれ、(失礼ながら)初めは「シ村さんも死刑になったんだから、同じ穴の狢じゃ・・・・・・?」と最初思ってたんですよ。
でも、後で娘さんを殺され、その冤罪をかぶせられて死刑になって、あんなこといわれたら誰だって怒るでしょうと思いました。