はい、こないだは久しぶりに映画を観ました。『15年後のラブソング』という作品です。
大人になりきれない男たちに対しての、女性の目線がナイフのように突き刺さるラブコメでした。特に「オタク」という人種に対しての辛辣な書き方がもう・・・ね。
ヒロインのアニーは伝説のロッカー、タッカー・クロウにハマっているダンカンという男とずっと形だけの同居生活を送っています。そして、ダンカンはタッカーに熱中するあまり、口を開けばタッカーのことばかりで結果として自己中心的(相手を思いやらない、タッカー関連で、自分の思い通りにならなければすぐにキレる)な行動を繰り返す男として描かれています。
タッカーも色々とダメな部分がある人ですが、タッカー命でアニーを蔑ろにするダンカンと違い、どこか人間として優しい部分がちらほらと見えるのが対照的でした。
だからこそ、最後にアニーがダンカンを捨てるシーンはちょっとスカッとしたかなというか・・・。
私も色々と好きなことがありますが、場面場面で自制もしなければならないなと思わせる、そんな映画でした。