中学生の時、学校の図書館で借りたSFアンソロジーに、光化学スモッグの影響で登場人物たちが色を認識できなくなり(ものが白黒にしか見えなくなる)、気づいた時にはもう手遅れだったという短編がありました。その生々しさゆえに強烈に印象にのこってたんですが、ストーリー以外ほぼ詳しいことはど忘れしてしまっていました。
ですが最近、偶然図書館で見つかったんですよ。中尾明氏の『色盲の町』というタイトルで、SF作家の福島正実氏が編集を務めた『超世界の旅』というアンソロジーに収録されていました。
ところで、トラウマ本なるものがよくネットで話題になりますが、私にはあまりないんですよね・・・そのことに関しては、またちょくちょく書いていきたいと思います。