小学生のころ、母が「ザ・カー」というホラー映画を観たというので、ずっとその存在が気になっていたのですが、今になってようやく観ました。やっぱりホラーというと、私はグロ描写を執拗に表現したものではなく、心理的な緊迫感を求めた作品と相性がいいのだなとつくづく思いました。
「クリスティーン」のように無人の自動車が人を襲う映画は度々ありますが、ザ・カーはその原点みたいな内容だといわれています。しかも、ただの実車ではなく、悪魔の化身として専用にデザインされた自動車という所がよかったなと思いました。筋道を立ててその正体を暗示しているのもよかったです。
で、ちょっと気になったところがあったんですが、あのDV夫は道徳上きちんと車に轢き殺される必要があったのではないかと・・・。
ていうか更生したんだろうかあの後・・・。