モリのアサガオという漫画では、冤罪を「司法制度の犯罪」と呼ぶシーンがあったと思いますが、この度、「グリーン・マイル」という映画を観てまさにそれだなと思いました。中学生の時にも本作を観たんですが、改めて今回観直しました。
まあ・・・いくらコーフィが生き疲れたといっても、無実の人間を電気椅子で処刑したわけですから、そのトラウマはいつまでも引きずって当然というか・・・。死を願ってもいつまでも死ねないという地獄・・・。
でも、グリーン・マイルは死刑制度を扱っているので全編が暗いというわけではなく、ミスター・ジングルスやパーシーにポールたちが復讐するシーン等、ユーモラスなシーンもあって、それが救いになっていました。
それにしても・・・当時はトム・ハンクス氏ってこんなシリアスな作品にも出るんだなって思ってました。まあ・・・最近も「ザ・サークル」を見たんだっけ・・・。