最近、とあるいじめに関するポストがバズってるのを目にしました。出席停止ねぇ・・・。ああいうの好きですよね、みなさんは・・・。で、ふと『ふたごチャレンジ!』という児童書を思いだしたんですよね・・・。
その2巻では、主人公の姉弟に(相手の琴線に触れるような)難癖をつけ、学芸会の準備にも非協力的な態度をとる子が登場します。で、ヒロインの友達がいった言葉が・・・まあ、本当に鋭すぎたというか・・・・。今は自分らの味方になってる子達が、今度はお前らを攻撃してくるかもしれないぞと・・・。
それから、『ハッピーバースデー 命輝く瞬間』という児童書も思い出しました、いじめが問題になった時、加害者達がそのリーダー格の少女を掌返しで裏切り、かつての被害者を正義のヒロインに仕立て上げて、いじめを始めるシーンが書かれています。
重要なのは、単純な2項対立で溜飲を下げることを、2つの作品が許していないことです。
私もいじめを受けたことがありますし、バイト先でも理不尽なハラスメントを受けたことがあります。だから敢えて書くのですが、こういう所から「共通の敵」を作ろうとする側と、そうした空気に乗っかる根無し草みたいな子にも、責任はあるんじゃないの・・・?と思います。まあ・・・太平洋戦争の時から変わっていないのかもしれませんね・・・。今までさんざん戦争に協力していた方が、敗戦を経て今度は居丈高に権力者を指弾し始めるという・・・。地元にも当てはまることだと思います・・・戦争で発展してきたことは忘れ、自分の被害ばかり強調するというやり方が・・・。