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2023年10月22日日曜日

「フウカと闇の魔女」を観ました

 最近、アニメ映画「らくだい魔女 フウカと闇の魔女」を観ました。

学生時代に(原作の)らくだい魔女シリーズはよく読んでいたので、こういう形で観れたのは楽しかったです。やっぱり、(かなり個人的な意見ですが) ファミリー向けの映画に外れは殆どないですね・・・。

で、フウカちゃんがメガイラを助けようとするラストなんですが、みんなが期待する安心感に楔を打つような「ずらし」があったからこそ、今まで悪に染まっていた人間の改心とか、それでも相手を信じるという良心みたいなものが強く感じられました。

喪失の痛みを味わったからこそ、 フウカちゃんは例え※社会から「救う価値がない」とみなされてる相手で、自分も巻き添えになる状況でも「理解して歩み寄る」ことの覚悟を悟ったと思います。それは単なるお人よしや弱者への甘やかしとは違いますし、人間に必要とされる強さの一つではないでしょうか?


※現実世界でいえば、死刑事件を担当する弁護士や、加害者家族を支援する団体の人々ではないでしょうか?