ずっと前に、『フローラとパウラと妖精の森』という児童書を読んだことがあります。
まあ、フローラという少女が、文才のある双子の姉のパウラに劣等感を抱き、中盤で口論になるシーンがあるんですが、なんか共感したんですよ。
自分にはないものを持っていると妬んでいた相手が、実は自分を妬んでいたという現実。
まあ、悪いところは公共の場じゃ見えにくいですからね~。なんかリアルでも、そういう所からお互いの現実を勘違いしてしまう所ってあるじゃないですか・・・。
なんか表紙だけ見ると優しそうなフェアリーテイルかな?と思いますけど、そこにリアルな辛味がある話って好きです。露悪厨ではないですが・・・。