現在、『日本凶悪犯罪大全217』という本を読んでいます。
主に平成におきた殺人事件をまとめた本ですが、仰々しいタイトルのわりに、一つ一つの事件の要点が、無駄な脚色がなく非常に丁寧にまとめられています。
こうした本にありがちな、犯罪者を面白おかしくモンスターに仕立て上げたり、「こうした〇〇な人の犯罪が急増しています!」みたいな、変な結論を持ち込んだりせず、むしろそうした俗説を否定しているところがよかったです。
帯広告には「これは『人間の過ち』の歴史である。」と書かれていますが、こうして見るとどこで人は道を踏み外してしまうのかと考えてしまいます。
昔から殺人事件にまつわるニュースは見ていますが、殺す人と殺さない人の違いって、一体どこにあるんでしょうか・・・?