水沢 悦子先生の漫画『ヤコとポコ』の 6巻を読みました。
個人的に、りんりん先生のエピソードがちょっとブラックかなと感じていたので、ああいう形に落ち着いてくれてよかったと感じています。これ以上キツくならなくてよかったです・・・。
「どういう覚悟で・・・人の子供殺してるの?」の所からからずっと展開を心配しとったんで・・・。
ですが、本作はネットが廃れた「ゆったりとした世界」で、癒しをメインとするカウンセラー的効果がよく宣伝されていると思いますが、やっぱり私がヤコとポコが好きなのは、そういう形を借りて、作家同士のシリアスな部分を容赦なく描きだしているところだと感じています。
そういえば話は変わりますが、某図書館の書架をめぐって炎上が起きていましたが、まずは(ネットで)自分が受けることを前提としない適当な暴言でリンチすることが、すっかり社会参画のトレンドとして根付いたような気がします。
なので、やっぱりヤコとポコの世界では、炎上とか草とかいう言葉が死語になってるんだろうなとか、色々と想像しちゃいました・・・。