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2022年7月25日月曜日

先生なんか消えちまえ

 印象に残っている児童書の一つに『先生なんか消えちまえ』という作品があります。浜 たかや氏って、けっこう好きだったんですよね・・・。『ぼくんちのゆうれい』とか・・・。でも、けっこう過激なタイトルですよね、これ・・・。

で、前にも同じ趣旨のことを書いたと思うんですけど、『アルジャーノンに花束を』って、ただの優しさがウリじゃなく、弱者への独善を風刺しているからそれがキモなんじゃないか?って思います。

『先生なんか消えちまえ』もそれと同じで、知的障害を持つ子供を一方的に「かわいそう」と断じた上で、一方的に相手を被害者として扱う先生が登場します。そこで先生に対して子供達が怒るわけですが・・・。

なんか、そういうことって自分もやってしまいがちだと思うんで、気をつけたいです・・・。