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2023年8月16日水曜日

○○が憎いという話

 なんか、映画をレビューしているブログを時折見ることがあるんですけど、そこに教養人としての選民思想とか、反ポリコレとか反フェミニズムが乗っかとると、かなりの高確率で碌でもないものにぶち当たるな・・・と思います。そういう※人権思想が憎いみたいな層が、反差別とかジェンダーみたいなものを扱った映画に対して、何とかして理性派ぶりながら矮小化してやろうみたいなレビュー・・・本当に複雑な気分です・・・。自分だってつまらん感想をちょくちょく書いているので、人のこといえんのんですが(汗)

尚、批評とか評論とかいう行為については「まさにこんな感じだよな・・・」と思いました。

アマチュアであれプロであれ、(雑な例えだと、マイケル・ベイ的な)爆発とかアクションとか、刺激性ゆえに「何も知らない人」に支持されやすい作品や受け手を、高尚ぶって貶めて誹るイヤ~な風潮ってあると思いますし・・・。

確かに、リンク先の記事のように無内容に見える映画でも、私達よりはるかに労力とお金をかけられているわけです。前の文章でも書きましたが、そういう所から、ヤッさんという小説の「敬意を払えっ!」という一喝が頭に刺さるな・・・と感じるのです・・・。


※「傷つきやすい人間のせいで、表現の自由が侵害されている!」みたいな、被差別者に対する被害者意識ライクの怒りって、結構ネット上の反ポリコレ界隈で見るような気がします。