アニメ映画「ぼくの名前はズッキーニ」を観ました。ストップモーションアニメなので、小学生の時によく観ていたプチプチアニメを思いだしました。
本作は作品の性質上、虐待が絡んできますが、殆どそれが直接的(暴力そのものを描く)ではなく、受け手の想像に任せて間接的に描かれているのがよかったです。ていうか、虐待ではなく、逆境を生きる子供の健気な姿勢を静かに書いている分、その切実さが胸に迫るものがありました。
昨日の記事でも書きましたが、日本のアニメの一部作品に感じている個人的にイヤ~な部分がないからこそ、作品のテーマが丁寧に伝わってくるし、本作も「観てよかったな」という結論が出ました。