昨日、映画『マッドマックス』の感想を書いたと思うんですが、そこでマックスが復讐を果たした後の虚無感溢れるラストについて、色々書きました。
で、ちょっと『デッドマン・ウォーキング』という映画について思い出したんです。何度も話に出してしつこいな~と感じる人もいると思いますが、それだけ印象に残った作品だったもので・・・。
あの映画は死刑反対の立場で制作されていますが、だからといって被害者遺族に許しや和解を強要するような場面が一切ないのがいいと思いました。死刑反対である自分たちが絶対正義で、他の人間を自分を立てるための論破すべき敵として描かないあたりがね・・・。
かといって、そうした遺族の念を、ただ溜飲を下げるために使う作品もちらほら見かけましたが、ちょっとおかしいなと感じます。どういうものかは詳しくいいませんが・・・。