ずっと前に、『アイ・アム・サム』という映画を観たことがあります。
子役だったダコタ・ファニング氏が可愛いといわれがちですが、きちんと取材をした上で、知的障害者の父親を見事に演じきったショーン・ペン氏の演技がリアルすぎて、鬼気迫るものがあると感じました。
そして、物語中盤でサムの養育権を巡る裁判のシーンがあると思います。検事さんがサムに容赦ない追及をして、彼を泣かしてしまいますよね?
で、思ったんですよ。ここで「障害者をいじめる鼻持ちならないエリート検事」VS「純情な知的障害者と彼に味方する思いやりある人々」というわかりやすい構図だったら、この作品って一体どうなっていたのか?と・・・。
そういえば、インド映画の『神様がくれた娘』も観ました。
あれもよかったです。どちらかというと、コメディ要素が多くなっていましたね。