『ザ・スクエア 思いやりの聖域』という映画を観ました。自分も絵を描いているので以前から気になっていた作品でした。
まあ・・・コメディといえばコメディなんですが、ドタバタチックで分かりやすい作品と比べ、シニカルでブラックな笑いが、どんよりと漂っている感じでした。
なんか人権思想や差別の横暴を叫びながら、いざとなれば自分が憎んでいる概念を(当たり前のように)他人に使ってしまう滑稽さ。お高い場所から唱えられる博愛や平等という砂上の楼閣。
私はそこまで大したモノは作れてませんし、キャリアもありませんが、これから社会に対して何か批判的なアプローチする作品(もしくはパフォーマンス)を制作したいと思っている人は、一度は観ておいた方がいい作品かな?と感じました。
なお、また次くらいに人物のデッサンを公開したいと思います。