カテゴリ

2024年4月6日土曜日

ヤコとジョージ

(思うことがあって、一部の文章を削除・追加しました)

今日はまた『ヤコとポコ』を読んでます。やっぱりインパクトがあるキャラはヤコさんの他に、オリーブ翠先生と、西安りんりん先生だな~と思います。

打ち切りを死産に例えるあのセリフはマジで強烈じゃ・・・。絵柄のギャップも併せてね・・・。 

そういえば、「素晴らしき哉、人生!」という映画で、不運続きで自暴自棄になった男ジョージが「自分なんか生まれなきゃよかった」と自分の守護天使であるクラレンスに(そんな大きい声じゃないですが)怒鳴るシーンがあるのですが、クラレンスは「じゃあ、お前が生まれてこなかった世界を見せてやる」といって、実際にジョージをその世界に導くんですね。すると、現実にはジョージの人助けで幸せになっている数多くの人間が、彼がいなかったせいで死んだり人生が破滅したりしてるんですよ。現実を突きつけられた※ジョージは「元の世界に戻してくれ」と願うのですが・・・。

で、よく救助活動で学生が表彰されるニュースを目にすると思います。かつて学生時代を過ごした場所でも、間一髪で踏切内に閉じ込められたおばあさんを助けた学生さんがいましたが、彼女がいなければおばあさんは線路を疾走してくる特急列車に・・・と考えています。こうやって、誰かがいないことで死んだり不幸になるケースって、フィクション上の綺麗事として片づけられないものって、あるんだなと思います・・・。

私は表彰なんかされたことも無いし、寧ろ関わった人が次々不幸になっているのでは・・・?と思ってしまいます(汗)そんな自信ないし・・・。

そして、クラレンスという名前ですが、どうしても「ロボコップ」の残忍なギャングを思いだして・・・(笑)「素晴らしき哉、人生!」では真逆の存在でしたが。神の使いですし。 


※その後、「情けは人の為ならず」を地でいくラストが待ちうけています。